シトロエンクラブ九州は1993年に創設された、九州山口地区のシトロエン愛好者のための交流親睦を目的としたクラブです。

正式名称は「シトロエンクラブ九州」で、アルファベット表記すれば、CITROEN CLUB KYUSYUでCCKとなりますが、誰からともなく九州をQとするようになり、自然に「CCQ（シーシーキュー）」が正式名称に準じたクラブ名となりました。

最盛期には150人を超えるクラブ員を擁した時期もありました。
しかし時代の変遷や執行部の交代など、さまざまな理由から下降線をたどり、会員数は20数名にまで落ち込んでいましたが、最近はポツポツと増加傾向にあり、九州以外からの入会希望もいただいて現在は約30名強といったところです。

昔のように、シトロエンに乗ることと故障や苦労は同義語ではなくなり、新世代のモデルは信頼性も大幅にアップした結果、オーナー同士が肩寄せ合って苦楽を共にし、知恵を出し合い、情報交換に相努める時代ではなくなったこともクラブ員減少の一因かと思います。
またクラブ構成員のメインが50代である点など、若い世代の車離れという世相とも関係がありそうです。

それでもシトロエンが好きな面々が集まり続け、現在は毎月一回、土曜の夜に「お茶会」と称する集まりを続けています。

世に高級車高性能車はあまたあれども、シトロエンだけが有する独創的かつ孤高の世界は他に例がなく、これほど乗る人を不思議な魅力と幸福感で包み込む車というのはそうはないでしょう。 入会資格は「シトロエンが好きなこと」であり、必ずしも現役オーナーであることが絶対条件ではありません。
シトロエンに魅せられた人達がCCQを通じて愉快なご縁を結ぶことができれば、この上もない喜びです。