GIRO DI CALDERASO 2026

今年3月のとある木曜の午後、突如、かつて聞いたことのない種類の、猛々しい、地響きのするような音が近づいてくるから「何事か!」と窓へ駆け寄って外へ目をやると、かつてカーグラなどで見た覚えのある、戦前のブガッティのような形をしたクラシックカーが自宅の前を走り抜けて行きました。

青いボディ、むき出しのタイヤ、ドライバーはゴーグルをはめ、昔のパイロットのような出で立ちで、強烈無比なバリバリとあたりの空気を引き裂くようなすさまじい爆音を撒き散らしていくのは、とっさに目の前の光景が信じられないようでした。
あっという間のことで、むろん写真を撮る余裕などありません。

すぐにカーグラはじめクルマに精通したHさんにLINEすると、しばらくして、それはブガッティではなくどこどこの何々だろうという情報が返ってきました。
その後のお茶会でもそのことが話題になり、その車は毎年5月に開催されているイベントの常連だそうで「今年もやりますよ!」とのこと、Hさんは当然行くようで、朝早いなら御免被りますが、18時からというのでSさんと連れ立って見に行ってみることになりました。

会場は福岡市のど真ん中の、リッツ・カールトン福岡の奥に隣接するスペースで、そこに1965年までに製造されたクラシックカーが集結しており、だれでも自由に見て回れるというわけで、歴史的な名車の数々を間近に詳細に眺めることができました。

会場の一角では、飲み物や軽食がふるまわれてオーナー&関係者の社交場のような様相を呈していましたが、それでいて一般の入場見学も可能というので、それなりの賑わいと熱気がありました。

普段目にすることのない貴重な車ばかりが居並び、この日は金曜、翌日から熊本県阿蘇に向けて市街・高速・山道を含む280km、さらに日曜日は105kmのコースを走るという3日間にわたるイベントだそうで、果たして全車完走できるのか、、。

普段この手のイベントにはあまり興味が無いけれど、今回はなんとなく上記のような流れもあり行ったわけでしたが、その甲斐あって戦前のブガッティの実車を数台同時に見られるなど、大変貴重な体験になりました。

ほぼすべての車にはナンバーが付いており、公道を走ることもできるらしいことも驚きでしたが、多くの車はオイル漏れの心配があるようで、会場の人工芝を汚さぬよう、各車の下には大きなシートやトレーが差し込まれているあたり、日頃の苦労や現実が偲ばれます。

Hさんが車に関してタダモノではないことは長年の交際からよく承知していますが、なんと、この日は独自の出場車リストのようなものを準備してきていて、写真と説明文に加えて、余白には直筆で特徴や自分なりの疑問点などまで書き込まれており、強いビル風の吹く中、その資料と相照らすように一台一台(パンフレットには64台と記載)入念に確認しつつ、我々にもあれこれと説明してくれて、まさに水を得た魚状態、さながら博物館の学芸員といったところでした。

あれだけ広範に車の詳細を捉えている人物は、あの会場でもそう容易くはいないのではないか?、、と思いました。
ご本人曰く、できることならオーナーに接してあれこれ質問を投げかけたいとのことでしたが、大半のオーナーは社交エリアに張り付いて歓談に興じており、あまり目的は果たされなかったようですが、その微に入り細を穿った問いに難なく答えられる御仁は、オーナーといえそう多くはないのでは?と推察されました。

そんなHさんに「この中から一台もらって帰るとしたらどれ?」と聞いたら、一見して地味なセダンであるランチア・フルヴィア(だったか?)という、これまた渋すぎるアンサーで、へぇぇ!と唸りました。
ちなみにこの車はシトロエンGS/CXよりも先にボビン式のスピードメーターを採用したとかで、室内を覗いたらなるほどそのようなものが確認できました。

私はというと、ベタな答えとは思いつつ、迷うことなくこの色この形のブガッティでした。

私の目には突出して斬新でカッコよく、これ以外にないという完成された美しさにホレボレするし、その色もふくめてコレ!でした。

全体を通じて感心したことは、上記のようにガンガン走ることを前提とした車達であるためか、いわゆる床の間に飾るように過度にピカピカのコンクールデレガンス風ではなく、ほどほどに走っている野生を保っているところが一層自動車臭く、その感じがいかにもカッコいいなぁ!と思いました。

シトロエンが一台もなかったのは残念でしたが、目の保養になりました。

5月お茶会の様子

関東は参加者7台すべてがハイドロという圧巻の光景!!!みなさんのこだわりと情熱にはただただ感動です。
さっそく試乗会が行われたようで、動画なども送っていただきましたが、とても楽しそうでした。やはりC6はカッコいいですね。

…対して福岡は5台中ハイドロはわずか1台、残る2名はハイドロ所有ではあるものの、、めったにその勇姿は見られません。
Kさんが「実は恥ずかしいから上を着てきたけど、、」といいながらシャツのボタンを外されると、中からこのようなTシャツが現れて一同歓声を上げました。Aliexpressにはシトロエン関連だけでもずいぶんたくさんのTシャツがあってびっくり、ぜひ買ってみる予定。
オマケ。お茶会に向かう19時30分ごろ、福岡は関東に比べて日が長い(約40分)ので、この時間でもうっすら明るさが残っています。2CVはリアガラス直前までオープンにもできるし、前だけかんたんにパタンと開けることもできて、この時期は爽快なのですが、それも今のうち。やがて最大の宿敵である夏が到来すればガレージにこもらざるを得ないので、散りゆく花を惜しむ(ではないけれど)お天気が良ければできるだけ乗っています。

蓼食う虫-6

C3に乗り始めて5ヶ月が過ぎましたが、感じたことなど思いつくまま。

[シトロエンらしさはあるか?]ハイドロにくらべるのは「めっそうもない」から、普通のコンパクトカーとしての印象でいうと、まずは価格相応というか「こんなものだろう」というところですが、強いてシトロエンらしさをいうとすれば…サラサラした「滑走感」がまず思いつくところで、仔馬のようにボディが揺すられて閉口することもあるけれど、そうかと思えば風に乗るような走行感覚に包まれることもあり、そういうときはつい欠点も水に流してやろう!というおおらかな気分になります。

エンジンは「ガ〜」という感じで美声ではないけれど、3気筒ということもあるのか、小気味よいビート感を伴いながら走るゴキゲンな感覚がこのクルマの中心にあり、必ずしもモーターのように回るばかりが最高ではないなぁ、、などと思ったり。
また、以前も書いて重複するかもしれませんが、低速域とか車庫の出し入れなどでは、かすかに水に浮いているような感覚があり、ハイドロが池に浮かぶボートなら、C3はせいぜい湯船に浮かべるアヒルのおもちゃぐらいですが、、路面のよい所(ザラザラしていない)ではサスペンションがほんの少しフワッとした動きをみせ、道路から駐車場への段差などを踏み越えるときも、意外に当たりが柔らかいのも嬉しかったりします。
ハンドルは常に軽くなめらかなのもC3の気持ちの良い所で、ツッコミどころもあるけれど良いところもあるとは思います。

[パワー]時代を感じるのは、こんな小型モデルでもパワーには余裕があり、アクセルを踏めば普通にガッと加速するあたり、アンダーパワーなことを「フランス車の味」だとかなんだとか抗弁していたものですが、やはり故障はしないほうがいいし、パワーもそれなりにあったほうがいい、、と私は思います。

2000年ごろまでのシトロエン基準でいうと、GTiとかスポールとか名乗ってもおかしくないぐらいで、世界的に車の加速性能は飛躍的に向上しており、さらに今は電力が加勢するに及んで、さらに強力かつスムーズなものになっているんだろうと思います。

ずいぶん前、、クルマの雑誌に「小さいことは、それ自体が性能である」とありましたが、まさに小さいゆえの身軽さ、気楽さ、使いやすさがあり、どんなところにも身構ず入っていけて駐車もかんたん!というのは、日常においてはかなりの強みであることは間違いありません。ただ、私は180cm近いこともあって乗り降りの際はいまだにAピラーに頭をぶつけそうになるし、シートも小ぶりで、全体にやや窮屈なことは否めませんが、海外でははるか大柄な人たちが手足を折り曲げるようにして小型車をカッ飛ばしているのだから、これも一興と思っています。

蛇足ながら、昔から感じていたことですが、自分の体格や用途にいかにも適したジャストサイズの車は、確かに良いことずくめではある反面、どこかハマりすぎてつまらないところがあり、過去を思い起こしてみても、ほどほどに大きいか小さいか、、のいずれかであるほうが(私は)なぜか愉快に付き合えた気がします。
ゴルフにはドイツの優等生の良さがあるけれど喜怒哀楽はないし、さらにそこにはサイズ故のつまらなさがあったかもしれませんが、じゃあC4などでも同じように感じるかどうか、、それはなんともわかりませんね。

[良いこと?]ちなみに、C3は各パネル間の隙間(チリ)がかなり狭くて均一で、工業製品としてはまずキレイな仕上がりです。

昔はこれがやけに広い上、各所でバラバラだったことを思うと驚きの進化であるし、塗装もまんべんなく危なげなくきれいで、他国他車と比べても遜色ないレベル、フランス車をここまで進化させたのはひとえに時代の力でしょうね。

時代といえば、今どきのクルマは暖気など必要ないとされ、実際そうなんだろうと思いますが、このC3は走り始めからしばらくは全体に眠たげで硬い感じが続き、いうなれば不機嫌、ほぐれるまでにはそれなりの時間を要します。5分や10分ではまるでダメで、忘れたころようやく全身に血が巡り出すように本調子になるあたりは低血圧風です。
で、完全に目が覚めた状態が到来すれば意外に楽しい面を見せてくるから「ちょっと遠回りをして帰ろうか、、」という気にさせてくれるあたり、そこはやっぱりシトロエンらしいというか、根本はやはりのんびりしている気がします。

このC3を受け取った日の佐賀からの帰り道、ゴルフとの違いに失敗だったのでは?と悲嘆し、絶望的な渋滞もあいまって疲労困憊の極みに達しながら帰り着き、そのままベッドに倒れ込んだことは書きましたが、その後は印象もかなり盛り返してきており、「ドイツ的優等生の世界じゃこの味はないよねぇ〜」などと思っているあたり、まさに「蓼食う虫」なのです。

黄ばんで冴えないナンバー灯は、哀愁はあれど、もう少しキリッとさせたくてLEDにしました。国内では結構なお値段ですが、AliExpressではなんと2個セットで衝撃の800円台であるからオー!と感激してこれに。付け替えると芸能人の歯のように真っ白になって、いささか気恥ずかしくもありますが、そのまま使っています。

交換後、メーター上にヘンな警告灯がついたり数日少しおかしかったのが、しばらくするとそれもなくなり、どんな小さな異変もコンピューターが逃さず見張っているらしいです。

↓どこかウルトラマンのようで愛嬌があります。

それから-10

2CVで最もつらいところは、一年の約1/3ほどが乗られないことです。
とくに最近の夏の厳しさときたら尋常ではないから、6月の半ばぐらいから9月いっぱいは長い夏休みです。
よって秋〜冬〜春が季節到来というところですが、かといってそう頻繁に乗るというわけでもありません。

エンジンは、ducaさんによるキャブ上部の分解掃除および入念なセッティングが功奏して快調を保っています。
冬場のセッティングにしましょうか?とも言われたけれど、特に問題ないからそのままにしていたら、ちょっとしたアクシデントがありました。

かなり寒い日のこと、エンジン始動後すぐにチョークを絞り気味にして、暖気もそこそこにゆっくり出発。
ゆるい上り坂の上で一旦停止して右折するのを、ついサボって2速のまま発進したら、勾配があるためあきらかにパワー不足に陥り、ほとんど止まるようなところからウンウン粘って動き出しはしたものの、直後にガクガクと咳き込んで少し機嫌が悪そうでした。
あとは下りだから、、と軽く考えて1kmほど行って幹線道路に出てすぐ、3車線の真ん中で信号待ちをしていると、エンジンが突然止まってしまいました。

あわててセルを回すけれど、掛かる気配はまったくなく何度もトライしますが、セルモーターが虚しい空咳のように回り続けるばかりでエンジンは頑として応答せず、そうこするうちに信号が青になり、左右の車は動き始めてうわぁ~!となりました。
後ろの車が一度だけ「プッ」と鳴らしたけものの、すぐにあきらめてかわしてくれて、交差点前の信号でポツンと一台取り残される事態に!

このとき横には友人が同乗していましたが、幸い左側に銀行の駐車場があり、自分が押すからとりあえずそこに入ろう、わかった、ということになりました。
2CVは軽いから押せばスルスルと動くのですが、それでも友人は迫り来る後続車の恐怖と、人目に晒される恥ずかしさの中で必死に押してくれました。

〜で、これが私の悪いところなんですが、ハァハァ息を切らして戻ってきた友人に、いきなり「どこを押した?」と質問。
「は?」「トランクの面を押したら凹む場合があるから、押すときは押していい場所と悪い場所があって、、」というと「知らんよ、そんなこと!!」とえらく憤慨され、ま、そりゃそうですよね。
というわけで、一息ついてエンジンをかけ続けると、ブ、ブ、ブと反応があり、やがて再始動に成功。

要するに私の操作ミスでカブらせてしまい、その後しばらく走ると元に戻りましたが、ducaさんに報告するとやはり少し調整したほうがいいだろうという事になり、後日微調整をやっていただきました。ガレージの壁には、以前の記録に加えて、冬はどれだけ変更したのかが図入りのメモで細かく書き留められてペタペタ貼られています。

夏の辛さとは対照的に、2CVの冬には独特な心地よさがあります。
ヒーターはエンジンの暖気が足元から入ってくるのがオイルヒーターのようで、これは普通のエアコンでは得られない優しみがあります。

ところがある日、ふと足元を見ると、床に黒い汚いものがゴロゴロ転がっていてびっくり仰天!スポンジのクズらしいのが盛大に撒き散らされており、すぐに掃除機をかけますが、これが数回続きました。

後日わかったところでは、2CVのエンジンルームには紙で蛇腹のダクトが何本もあり、内側には黒いスポンジが貼られていますが、そのうちの古いのが経年でぼろぼろになり、ヒーターの季節になったことで、出口が開いて車内になだれこんできたようです。


意外なこと。
1月のお茶会は、天気予報では「曇り、夜半には回復」というので2CVで出かけたところ、帰りに店のドアを開くと外は横なぐりの雨でした。
寒さにガタガタ震えながら、意を決して真夜中の雨風の中を走り出すと、車体は突風に煽られて怖いのなんの、、ちょっとした台風を突っ切るようで、緊張しながらなんとか無事に帰り着きした。

また別の日には、やはり予報が外れて、出先で突然の激しい雨に叩きつけられ、ほうほうの体で戻ったことがありましたが、いずれも雨漏りは確認できる範囲ではまったくなく、あんなペラペラの簡素なボディと屋根は簡易な幌を被せただけであることを考えると、これはけっこうすごい事じゃないかと思いました。
とはいえ雨の日に2CVは乗りたくないですが、小さなオモチャみたいなワイパーが懸命に動く様子はMr.ビーン風で笑えます。

これらのパーツは、CCQの古いメンバーであるMさんにいただいたものですが、スペイン製のショックアブソーバー、ブレーキパッド2組など。線のついた方のパッドは「ディアーヌのものではないか?」とのこと。

Mさんについては、[CCQ小史]→[コラム]に「Mさんと2CV」という拙文を掲載しているので、よかったらどうぞ。

左側の「F」は、C3にステッカーを自作したとき、F部分を切り抜いたものを、捨てる前に試しに2CVに貼ってみたら、これはこれでいいかな?と思ってそのままに。FはFRANCEとFUKUOKAの両方の意味を勝手にイメージしています、、はい。

蓼食う虫-5

[ATと燃費について]C3とゴルフ7のエンジンは、3気筒/4気筒という違いはあるものの、ともにガソリンの1.2Lターボ。しかしボディはC3がひと回り小さいにもかかわらず、燃費ではあきらかにゴルフに及びません。その理由は、エンジン効率のようなことはわからないけれど、素人目にもこれだろうと思うのがミッションです。

ゴルフはDSGというダブルクラッチの7速で、60〜70km/hでも5速〜7速をたえず使い分けながら低回転を保って走るのに対し、C3はアイシンの6速ATというのはいいけれど、問題はそのシフトプログラム。
エンジンパワーは充分余裕があるにもかかわらず、5速には概ね70km/h以上、6速に至っては90km/h以上でないと入らないため、市街地などの常用速度域では事実上の4速ATといってよく、常に2000rpm前後で回っている印象です。

C3は低速でのATのマナーがややギクシャクするというのが定説のようですが、私はその点はそんなに感じませんが、昔のどこかのんびりしたZFのATのようで、エコのため「働いて、働いて、働いて」というような気配はありません。
感覚的に60km/h前後で5速に入って欲しいところを、エンジンをムダに回して平然と4速で走り続けるナマケモノで、アイドリングストップなぞ付けるよりこっちじゃない?といいたいし、少なくとも日本の道路事情には合致しているとは言い難い。

動き出しに1〜2速、あとの大半は3速か4速となり、それを反映して燃費は市街地ではせいぜい10〜11km/L前後、しかもガソリンタンクは42Lほどだから、どうしても足が短くなることは否めません。

マニュアル操作をすれば、多少マシなのかもしれませんが、個人的に「ATは何もしないからこそのAT」と思ってきたから、専らDレンジだけで走っていました。
…と、ここまで書いて、とはいえ一度もマニュアル操作を試みないというのもレポートとしてあまりに怠慢ではないかと反省し、これを試してみることに。

すると50km/h+ぐらいでも5速はもちろん、その気になれば6速にも入ることがわかり、そのほうがエンジンも回転が抑えられ、スルスル軽やかに転がるようでクルマ全体の印象も良くなるのがわかりました。
AT車のマニュアル操作は慣れていないから、つい忘れて発進で5000rpmぐらい回してしまうような場面も何度かありましたが、慣れるにしたがい、まあそれなりに走れるようになりました。

操作というのは頭ではなく、体が覚えなくてはダメですね。何速で走るかを状況により任意に決めるのは、ほどよい集中を要して「意外と楽しい」ことがわかったから、まあこれでもいいけれど、本来はDが低回転を保って燃料を節約して走ることに努め、マニュアル操作で積極的に回して走るというような設定であるべきではなかったか?と思います。

その結果、燃費はなんと1割以上も向上し、約13km/Lほどになったのは嬉しいというより呆れました。こういうマヌケなところが、あいからわずシトロエンなのかもしれません。

ATのマニュアル操作については、いまどきはパドルシフトが付いていることが多いけれど、私はその感触がまったく楽しくなかったこともマニュアルシフトをしない一因でした。
しかしC3にはこれがないから必然的にシフトレバーでの操作になるわけですが、これを上下させるのは存外MTの運転に通じるリズムがあり、個人的にはこのほうが好ましいことがわかりました。

パドルはハンドルから手を離すことなく、左右の指先でパチパチやるだけですが、この操作感がゲーム的でどうもしっくりせず、やはりギアチェンジはギアの場所でレバーを動かすほうが、私のような昔気質のドライバーには運転の生理に敵っているようです。

というわけで、純粋な街中ではDレンジ、少し巡航できる場面ではマニュアル操作を行っていますが、けっして負け惜しみではなく、ATのワンパターンな運転より、少しこういう変化や判断を必要とするのは案外楽しい(場合もある)という新発見になりました。
ATでわざわざマニュアル操作するなど「酔狂ではないか」と思ってきたのは、どうやら間違いだったようです。

[給油口]C3の給油口は左側。
あまり意識したことはなかったのですが、私の経験範囲ではかなり珍しいことです。

ゴルフもC5エアクロスも2CVもC6もすべて右側、昔の車のことは忘れてしまっていたからアルバムで確認すると、XmもXantiaもBXもCXもやはり右。
だからスタンドに行くと無意識に給油機の左へ車を寄せるのが身についており、何度か「あっ」と気づいて反対側へ移動するなどしていたのですが、最近ようやく意識するようになりました。
調べてみると、C3は初代から最新の4代目まですべて左、プジョーも208や308も左で、なにか理由がありそうですが、私にはちょっと思いつきませんでした。

そうか!こういう時こそと思いついてAIに聞いてみたけれど、マフラーの位置とか、燃料タンクの位置とか、歩行者との距離をとるとか、日産は利便性から右であるとか、要するにバラバラ、これという首尾一貫したアンサーは見つかりませんでした。トヨタは左に統一しているそうですが、新旧ドイツ車は圧倒的に右で、とにかくナゾですね。

[給油口で思い出したこと]

↑写真は使わないシーツをただ捨てるのはもったいないから、おしぼりぐらいのサイズに切ったもの。一度に何十枚もとれるから、オイルの点検や細部の掃除など、気軽に使えるから便利ですよ。
ガレージ内では、ティッシュや使い捨てペーパーではちょっと違う、、でもウェスを汚すほどでもない、、ということが意外に多いから思った以上に役に立ちます。
そのひとつ、タオル地と違って嵩張らないので、給油ハッチの片隅に押し込んでおくと、給油後ノズルを引きあげる際の液ダレ防止などにも便利です。ペーパーが置いてあるスタンドもあるけれど、コストコにはないから今では必需品です。

それではまた。

自己紹介、ajitamaです。

はじめまして。この度CCQに入会させていただいたajitamaでございます。よろしくお願いいたします。

代官山の旧山手通りにて

こちらのブルーのC6に乗っております。昨年の6月に納車しまして自分にとって初の愛車です。テールランプ周りの造形がお気に入りです。

私自身の自己紹介としましては車趣味以外には、バイオリンを弾いていたりします。自転車も好きでしてピストバイクとロードバイクに乗っております。タイヤがついているものは基本好きなのでバイクや電動キックボードなんかも所有して乗っております。最近はカメラ趣味を始めようと企んでおります。カメラ買ったら車の写真も撮りたいですね。

ヤフオクでC6のホイールを購入したご縁でzewsさんにCCQにお誘いいただいて入会させていただきました。

zewsさんのC6との一枚

ホイールの受け渡しの後には初めてお会いしたにも関わらずファミレスでたくさんお話しさせていただき楽しい時間を過ごさせていただきました。ブラックのC6も良いですね。zewsさんは素晴らしいオーディオシステムをインストールされていて憧れてしまいました。

お互いのC6にも乗り合って色々と教えていただきありがとうございました。CCQ関東支部のお茶会にも参加させていただきたいと思っているので皆様よろしくお願いします。

いつもあまり車の写真撮らないのですが数少ない写真を紹介させてください。

タイムスTNS四番町にて

こちらは本日のC6です。市ヶ谷で仕事関係の試験を受けるために駆り出しました。紹介用にと撮ってみましたが中々良いですね。麹町番町の超高級住宅街ともC6はよく似合っていました。

清澄のババグーリ前にて
定番の外苑の銀杏並木にて。納車の日の写真です。
着地状態。滅多に車高落としませんがこれもカッコいい。

自由気ままにシトロエンライフを楽しんでおります。仲良くしていただければ嬉しいです。

改めましてこれからよろしくお願いいたします ajitama

彼女はご機嫌ななめ 2

「プレッシャーレギュレーター」も以前からじわじわ漏れていたので、この際取り外してオーバーホールすることにしました。ハイドロ車はいつもどこかが漏れているイメージがありますが、LHMオイルも高くなった昨今、完璧を目指しましよう。

ハイドロ車はBXから始めて、CX→Xantia→Xm→GSと乗っていますが、いずれもこの部品が付いていて、中身はほぼ同じ。こちらはGSの「プレッシャーレギュレーター」で、この時代のものは緑色に塗られています。

「プレッシャーレギュレーター」には「スフィア」が取り付けられていて、一定以上の圧力になると、オイル通路が切り替えられて、LHMタンクに戻す仕組みになっています。(citroenet.org.ukより引用)

オイル漏れの改善には、「プレッシャーレギュレーター」を分解してOリングを交換する必要があります。この作業の最大の難関がおしりのCクリップ外しでしょう。本来ならプレス機を使いたい作業ですが、持っていないので工夫と根性で外します。
Cクリップが無事に外れたら、内部を清掃し、Oリングを3か所交換して元に戻すだけです。

付いていた「メインアキューム」もチェック。圧力を測ったら10bar程しかありませんでした。リチャージしても良かったのですが、65barの対策玉があったのでそれを取り付けてみました。

このところ、毎朝の始動時にSTOPランプが消えるまで随分時間がかかっていましたが、待ち時間が短縮され快適になりました。