湿式タイミングベルト

タイミングベルトの交換は、一般的にも軽くはない課題ですが、C3にはさらに固有の問題がありました。

搭載されるのは1.2L−3気筒ターボ PureTechエンジン、プジョーやDSなど幅広く使われるエンジンですが、タイミングベルトは湿式というエンジンオイルの中で動作する構造で、その耐久性は当初10年12万km(一説には20万km)などと謳われていたのが、徐々に下方修正され現在ディーラーでは5年9万kmの交換を推奨しているとか。
日本車だったら大失態でしょうが、シトロエンでは特に珍しくもない話です。

固有の問題とはベルトがオイルで膨張し、そのクズがエンジン内部を回ってストレーナー等を詰まらせる場合があるとかで、早めの交換が推奨されているようですが、乾式タイミングベルトより交換作業の難易度が高いとのこと。

我がC3は現在9年目、走行46000キロを超えていますが、記録簿にも交換された記述はなく、古いベルトが今もエンジンオイルの中でぐりぐり回っていると思うと、5年のところがおよそ2倍だから、普通に切れる心配もあるし切迫感が増してきます。

入梅の頃だったか、Sさんがご自身のパーツ類を海外発注されるというので、夏に向けてエアコンフィルターを交換すべきだろうし、その他オイルフィルター類も必要だから、相乗りさせていただく相談をしていると、「タイミングベルトも注文しなくていいんですか?」「そうですねぇ、、じゃあ」「だっらたVベルトも交換したほうがよくないか?」「そうですねぇ、、じゃあ」となって、これらが注文リストに加わりました。

タイミングベルト交換セット/Vベルト/エアコンフィルター/オイルフィルターなど

いっぽう、ducaさんによると交換には専用工具が必要とのことで、こちらはducaさんに探していただくことになり「安いが、ちゃんと使えるもの」というのをAmazonから購入。

部品も揃い、専用工具もゲット、というわけで主治医殿へ交換作業の話を持ちかけると、少し調べてみますねとなり、その後、湿式ベルトの交換は経験がないから今回は難しい、、とのこと。
この主治医殿は、昔はシトロエンディーラーのメカニックだった人で技術面の不安はないものの、シトロエンを離れて年月も経っているし、作業環境および時間的な制約などを考え合わせて、やむを得ない次第となりました。
というわけで、工場の目処が立つまでひとまず棚上げにするところですが、タイミングベルトばかりは「切れる=ご臨終」だから、ゆったり構えるわけにもいきません。

タイミングベルト交換用の専用工具

その他の工場も、湿式ベルトの交換はあまりやりたくないようで、最後の最後はディーラーに依頼するしかないのでは?という意見も聞こえはじめますが、そうなると揃えた部品類はムダになるし、純正部品+工賃となれば安くはないだろう、、、そのあたりをAIに聞いてみたら、やはりそれなりのまとまった額になりそうで悩みは深まるばかり。
そんな折、Sさんから「あのエンジンはリコールがあったはず、、」と教えられ、翌日ディーラーへ問い合わせることに。

果たして「該当している」とのことで、まずは状態を確認させて欲しい、交換するか否かはその結果しだいとのこと。
例によって、ディーラーは何をするにも予約制だから、すぐに予約をして一週間後に赴きました。
フロント担当者によると、ベルトのチェックに要するのは約10〜15分、交換の場合は部品を発注するため日を改めての入庫となるが、異常なしの場合はこのまま引き続いてコンピューターの書き換え(約一時間)となります、よろしいでしょうか、とのことで車は工場に連れて行かれました。

それから15分経ち、30分が過ぎていったから「さては、異常はナシで、コンピューターの書き換え中なんだろう、、」と思いつつ、たまたま仕事の帰りということでSさんも来られて、お茶を呑んだりDS No8を見たり、プジョーのショールームを眺めたりして過ごしましたが、そろそろ1時間になるという頃、担当者が戻ってきて「ベルトを交換させていただくことになりました!」というのを聞いて、思わず目がパチクリなりました。

なんでも、ベルトの状態そのものは異常はなかったけれども、年式からいっても交換のほうがご安心かと思いますので、、という口上で、さらにその場で作業日の予約まで促されて、8月に入ってからの作業に決定。
ひとまず安堵のはこびとなりました。

それは結構だったけれど、作業効率からいっても、Vベルトやウォーターポンプの交換は併せて依頼したいところだけれど、ま、最大の懸案であったタイミングベルト交換をリコールでやってもらえるだけでも、大いにラッキーだと思わねばなりません。

ちなみに、湿式ベルトの状態を見るには、専用ゲージを用いて厚み(幅?)などから判断するようで、7月お茶会の席でducaさんが徐ろに取り出されたものは、その器具を2種自作!?されたというもので、いつもながらびっくりです。
「ベルトの幅が16mmだから、1.62mmに仕上げました」とのことですが、「リコールで必要なくなったから、これは差し上げます」と云われるので、せっかくなのでありがたく頂戴して帰りました。それにしても、金属を切ったり曲げたりして0.2mmの精度を出す技術とはどういうものか、まったくナゾです。

左;市販の専用工具 右;ducaさん手製の工具2種

ところで、そんな湿式ベルトの技術的意義は何なのかAIに聞いてみると、乾式より摩擦が少なく、燃費や静粛性を向上させるから静かで滑らか、オイルが潤滑・冷却を兼ねるため摩耗を抑え効率を高める、ベルトが伸びないからタイミング精度が高い、軽量で慣性が小さい、、等々とのこと。

たしかにこのPureTechエンジン、回転が非常に軽やかでパワーもあるのが特徴で、そこは納得できるけれど、燃費は特に優れているとは思えないし(ゴルフ7の1.2ターボのほうが明らかに上)、一長一短でなく一長二短というぐらい?
では湿式ベルトはよほどの欠陥か?というと、そう目くじら立てて非難するほどでもないだろう、、というのが正直なところでしょうか。

探せば交換できる工場もなくはないようだし、いわゆるオーナーの覚悟と忍耐を問われるような重大深刻なものではないし、意外に魅力的なエンジンフィールの代償としては、まあ許せる範囲じゃないかと思います。
交換が済んだら、またご報告します。

↓オマケ

DS No8 大胆な姿が目を引かずにおかない高級車 床一面バッテリーが占めるEVであるため、かなり床が高いようです。
ホイールは21インチで、相対的にタイヤが大きく室内が薄いような印象
パッと見るとエアクロスかと見紛うほどボリュームのある現行C3
ベルランゴはマイナーチェンジ後、リアのダブルシェブロンが無くなったんですね!
同型異車がいるのだから、とくに必要なのでは?という気がしますが、、なぜだろう?

パーツの選び方

6月も残り数日というある日、C3で買い物に行くため走り出したところ、ん?なにかヘン!、、と思ったら、エアコンの風がまったく出ていませんでした。
赤信号で、あれこれやってみるものの、吹き出し口はしんと押し黙ったようで、止まっているものはどうやったって止まっており、このままではとても耐えられないから、ひとまず自宅に引き返すことに。

ガレージに戻り、エンジンを再始動したり、エアコンスイッチを切ったり入れたり、風量を最大最小に変えてみたり、いろいろやりましたが全部ダメ。ducaさんに電話してみたものの、すぐに打つ手は無いらしい気配で、「では、バッテリーのターミナルを外してみましょうか?ほとんど変化はないとは思いますが、、」といわれて、それを実行する事に。
ちなみにバッテリーターミナルを外す際の注意点は、エンジン停止から5分以上おくことなど、注意点がいくつもありました。

しかし、結果はまったく変わらず、頑として風は出てきません。液晶パネルの操作はできるし、音と振動からコンプレッサーがON/OFF作動していることもわかり、シンプルに風が出ていないという事のようです。
AIに状況を伝えてみると、ブロワーモーターの故障だろうという見解が有力で、あとはヒューズ切れなどの可能性もあるとのことですが、まず主犯はブロワーモーターだろうと思われました。

で、さっそくネットで部品検索してみると、あることはあるし、エアコン無しは人一倍ガマンできないから一日でもはやく欲しく(このとき少しパニクってもいて)勢いでポチッとやりそうになりましたが、、、MAYLEやNRFの新品、純正の中古などがあり、どれにしたものか迷ってしまい、せめて夜まで考えるべきと自分に言い聞かせました。
こういうときはSさんに聞くのが一番と思うけれど、連絡が来たのは夕方になってからでした。

これと並行して、主治医さんにも連絡を取った結果、退社時に寄っていただくことになり、その間も数回ガレージに行ってはエンジンを回してみたりしたけれど、まったく変化はなく、いよいよ故障は確定といったところでした。
その後、19時過ぎに主治医さんが到着されて、とりあえずちょっと見てみましょうというわけで、この方が運転席に座ってエンジンを始動、私は助手席に回って乗り込んだところ、なんたることか冷風がサーッと出てきて、エエエ!となりました。

まだ何ひとつやったわけでもなく、ただエンジンを掛けただけで、これぞ主治医の神通力!、、かどうか、ともかく風は復旧し、それから数日経過しましたが、今のところ何事もなかったかのように動き続けています。
10日近く雨が降り続いたあとでもあり、梅雨独特の高湿度が電気的になんらかの不具合を発生させたのか、、わかりませんが、ブロワーモーター自体も問題を抱えているのかもしれないから、これで解決とは考えずに、Sさんのご協力を得て海外へ部品発注していただくことになりました。


ここからが本題ですが、
Sさんの部品検索の実力はというと、そこらのプロでもなかなか及ばないほど正確を期していて、適合や部品番号の一致はもちろん、オーガニゼーションナンバーだなんだと、あらゆる角度から裏を取り、その上で比較検討、送料を含む最良最安であろう結論を探し出されます。

最安というのは、Sさんの場合ただ安いものを探すのではなく、メーカーの評価を調べられ、店舗の信頼性まで考慮に入れた総合的な判断であり、その上でこのあたりならというものを提案していただけるのは毎回驚かされます。
こちらとしては有り難いやら申し訳ないやらですが、およそ自分でできることではないから、どうしても頼りにしてしまいます。

ちなみに、今回発注したのはKAMOKAというブランドで、二転三転してこれに決したものですが、ポーランドのメーカーとのこと。
Sさんの部品選びで感服するところは、有名ブランドと言っても過度な信頼はしない、かといって安さだけを求めて「安物買いの銭失い」にもならぬよう、双方程よいところを狙って、ご自身の経験もふまえて慎重に吟味されるところです。

C3のブロワーモーターといっても、いくつものメーカーがあるようで、中にはロロという可愛い名前のメーカーがあったり、ミート&ドリアという、およそ車の部品とは思えぬ美味しそうな名前であったり、実にさまざまです。
最近はメーカー選びで迷うとき、AIも活用されているようで、私も見せてもらいましたが入力したメーカー品からAIのオススメ度などを表示、寸評まで添えられており、すごい時代になったものです。

Sさんは、純正にこだわってむやみに信頼することは、少なくともフランス車においてはほとんど意味をなさないという考えで、その豊富な経験によれば純正より品質や耐久性に優れる製品は珍しくない由、裏を返せば純正の品質があまりアテにならないということのようです。
よって、純正をあまり信頼せず、ブランドの有名度にも頼らず、それでいてむやみな最安志向でもなく、費用対効果の最も妥当なところを狙うのがSさんの部品購入の絶妙ポイントで、ご自身でも様々なメーカーのパーツを使っての失敗と成功、純正を含むパーツの真実が経験値として積み上がっており、その肩に力の入らない、柔軟な判断は恐れ入るばかりです。

さらには送料についてのチェックをかなり入念にされるから、モノは良くても、「送料が高すぎるからこの店はやめた」ということが度々あり、また、場合によっては国内で注文したほうが良策であるなど、適宜、変幻自在かつ合理的な判断を示されます。

さて、このブロワーモーター、純正品(VALEO)を普通に買えばだいたい10万円ぐらいするらしく、中古品は有名な解体ショップで走行10万キロ近い車体から外したものが2つありましたが、価格はどちらも26,000円強(送料別)で、そんなに走った車から外してこの値段で売るのか!とも思いますが、新品の1/4と思えば買う人もいるのかもしれません。

国内のネットショップにあったマイレ製は22,000円(送料無料)ほどで、純正とは比較にならないほど安いのですが、今回注文してもらったKAMOKAはなんと7,000円ちょっと(新品・送料込み!)という信じられないものでした。
場合によっては関税が掛かる可能性があるなど、そのあたりもすべて細かく手許の情報をクリアに伝えていただけるから、そこまでされなくてもと思うほど。
Sさんの部品に関してはまだまだあるのですが、長くなるのでこれくらいにします。

その後、C3のエアコンはごく普通に動いており、再発の不安はあるけれど、そのうち部品も届くだろうと思うといくらか安心です。

蓼食う虫-3

昨年末の押し詰まったころ、再びタイヤ探しとなりました。
205/55R16の外径は632mm、それに最も近いのは185/60R16の628mmであるようで併せてわかったことは、205/55R16の実幅は214mmということで、これでは215といったほうが良いくらいであるし、はるか大型のC5Xでさえ205であることを思えば、C3のボディサイズに対して大きすぎる印象は否めませんでした。

で、結局選んだのは、韓国のクムホ・エコウイングES31の185/60R16で、こちらの実幅は189mmとのこと。

履き替えた結果からいうと、気になっていたところはそれぞれマイルドになり、好転の結果を得たことは確かですが、では激変したか?というと、さすがにそこまでのものではないのですが、とはいえ些細な改善は結構大事なのでとりあえず意味はあったと思います。

具体的には乗り心地も一段ソフトになったし、それ以上に重要なことは路面状況にハンドルが取られるというあの忌まわしい症状の大部分が消えて、まずこの点ではホッとしました。

空気圧を高低試すのがクセになり、クムホでもいろいろやりましたが、やはり指定の2.3barがタイヤの姿勢が伸びるようで、かつ柔軟性も損なわないギリギリのところがあり、フンワリ感も自然に感じられることも判明。

微低速での段差の乗り越えとか、歩道の出入りなどで、とろりとした柔らかさがある反面、速度のある凹凸の衝撃吸収というかいなしは苦手で、ユサユサヒョコヒョコとなるのは、お値段相応を最も感じさせられるところ。

同クラス他車の平均的な乗り心地は知らないのでわからないけれど、C3のYouTube動画を見ていると「さすがはフランス車、乗り心地が柔らかい!」などと簡単に言われているのが首をひねってしまうところもあり、少なくともシトロエンという車名から期待されるようなものではない、、というのが正直なところです。

現代の車はおしなべて乗り心地はキツめで乗員への優しさが乏しく、それでも高級車になれば質感は上がり、高度な電子制御など、別の技術によっていかようにも味付けされるのかもしれないけれど、根底には同じ問題が横たわっているような気がして、そのあたりは旧い世代のクルマはよかったと思います(すべてとは言いませんが)。

たとえば昔のZXクラブのような、ハイドロでなくても思わず唸るようなふくよかな乗り心地の車があったし、ルノーやプジョーにも侮れない乗り味の車があって、下手をするとハイドロの優位性が脅かされるのでは?と思ったこともあるけれど、今や状況は一変、、、各社が巨大組織に統合され、チェーン店のように支給された共通の食材を使って、目先の作り分けするのがせいぜいだから、昔の車好きが胸を躍らすような車はもう出てこないのでしょうね、、


アジアンタイヤには、拒絶感をお持ちの方はまだまだおいでだろうと思います。
私もはじめはそうで、なんだかいかがわしいもののようなイメージだったのですが、履いてみると、従来品に遜色ない品質であり、それでいて考えられない低価格に衝撃を受けたものでした。
今どきはメジャーブランドでも生産拠点はアジアというのは少なくないし、アジアブランドでもアッと驚く近代的な大規模工場で生産されており、その生産設備の所在がどの国であるかは大した意味を成さなくなっており、その区分もしだいに曖昧になってきているのかも。

これはクルマ本体も同様で、そもそも現代のクルマはまず例外なくコストと最新技術と割り切りの産物なのだから、ほとんどすべてがそういう時代だの中にあることだと感じているこのごろです。


今回のCOOPERは走行わずか300km強だから、もちろん交換後は持ち帰りましたが、嫁ぎ先もなくガレージに重ねているだけなのでどなたかいらっしゃればお譲りします。
道路にサーッときれいな線を引いてゆくような、上質感のあるとても良いタイヤですよ。

C3の話のつもりが、だんだん脇道に逸れてきたようですが、とりあえず今回はこのへんで。

トホホ

C5エアクロスに乗りはじめて5年目を迎え、時の流れの早いのに驚きます。
今回は、最近のクルマで当たり前のCarPlay/AndroidAutoに関するトホホなお話。

車両を購入したのは2020年、楽天モバイルが急拡大をはじめた頃だったのか「今ならタダでスマホが使えるらしい」という話を聞き、ならばクルマ専用にしよう!と契約したのがコトの始まりでした。

スマホはシャープのAQUOS、まず私はこの種の理解や扱いが「超苦手」で、自慢ではありませんが自分でもイヤになるほど低レベル。さらに自宅はiMacとiPad、スマホはiPhoneとApple一色だったのが、Androidはまるで勝手が違い、ちょっとした画面の出し方ひとつからわからないし、iPhoneで覚えたことのほとんどが役に立ちません。
とはいえ、入手した以上はどうにかしてクルマに繋ぎ、音楽を鳴らし地図アプリをモニターに映すところまで漕ぎ着けないと!という一念で、そのため神経はすり減らし、脂汗が出る思いでした。

なんとか繋がるところまで到達したものの接続状況は信じがたいほど気まぐれで不安定、ちょっとした振動や何かの拍子にスマホに手が少し触れただけでも、パッと通信が切れてしまうなど腫れ物に触るよう感じです。
エンジン始動後かなり走っても、待てど暮らせど繋がらないこともしばしばで、そのたびに接続コードを挿し直す、スマホを再起動する、赤信号でクルマのエンジンを再始動してみる、はては接続コードが悪いのかもとこれを何度も買い直したりしたけれど変化はなく、いつの間にかこれが日常になりました。

Androidも使っているうちに慣れてくるだろう…と思ったのは(少なくとも私の場合)大間違いで少しも馴染めず、ついには操作するだけで気が滅入り頭痛がするようになり、ゆっくり触ってみることもしませんでした。

楽天モバイルは電波状況が芳しくないといううわさもあり、なにしろ基本はタダなんだから多少のことは仕方がないとしても一向に改善の気配もなく、どうかすると繋がる→切れる→繋がる→切れるを数秒ごとに繰り返すこともあり、AQUOSがそこまでデタラメな製品とも思えないから「これはもしやクルマ側の問題なのでは…」という考えが頭をかすめるようにもなりました。
信頼性はむかしとは雲泥の差とはいえ、そこはやっぱりダブルシェブロンであることを思うと自信はなくなり、、、やはり車両側の問題ではないか!?

ディーラーに持ち込むことも考えたけれど、こんな電気的な再現性のないことにすぐ集中してとりかかってくれるとも思えないし、なにかと後回しにされ、長期入院となればその間ずっと野ざらし、本国発注の部品交換になったり、それがもとで他に電子的な不都合や悪影響が及ぶ可能性だってあるかも、、、
そうこうするうち保証期間の3年は過ぎ、延長保証はしていなかったから、以降は高額な自己負担になるかも…などと考え出すといよいよ足は遠のき、ついにこの件でディーラーに相談はしませんでした。

また、楽天モバイルの無料期間もとっくの昔に終了しており、お安いながら料金が発生していることなど、あれこれと考えるだけでも憂鬱になって、早い話が現実から目を背けるようにしてまた使い続けることに。


さらに時は流れ、今年の5月、KunnyさんがC3エアクロスを購入されました。
お茶会で乗せていただいたとき、センターコンソール奥のUSB差込口で小さく光るものが目に止まり、何だろう?と思って尋ねると、スマホとクルマを結ぶ発信機のようなもので、Bluetoothで繋がってコードレスになるから大変便利とのこと、そういうことにからきし疎い私は、へえー!というわけでさっそく購入してみることに。

いわれるままAliExpressを見ると、似たような製品がズラリと出てきて、値段は概ね3000円前後といったところ。

注文から一週間も経たないころ、シワくちゃの汚い封筒に入れられて「それ」が届きました。
さっそくクルマに差し込みますが、それにもペアリングとやらのちょっとした設定があり、まごついているのをKunnyさんが助けに来てくださったのですが、繋がったのはiPhoneだけでAndroidはどうしても反応しませんでした。

それで仕方なくiPhoneを数日使ってみたら(実はこのとき初めて!)、あっけないほど快調なことに唖然となりました。車に乗ってエンジンを掛けると、はやくもカバンの中のiPhoneとやり取りしてパッと繋がっているし、長年悩まされた途中で切れるといった悪夢のような症状もゼロ、結局クルマ側の問題ではなかったようで…そのこと自体は良かったけれど、Androidもしくは端末が原因だったことはもはや疑いようもない。
これまでの時間があまりに馬鹿みたいで、せめて一度でもiPhoneに繋いでみれば…と思うと、それさえしなかった自分の怠慢と無策と愚かさに腹が立ったというか、呆れたというか、、、

そうだとわかればAndroidなんぞ一日でも早く厄介払いしないではいられなくなり、調べると解約の手続きはネットから自分でするのがルールとのこと。こうなった反省もあって、今度ばかりは手続きに全力投球することに。ところが、これがどう足掻いてもダメでログインさえできず最後の格闘、しかし私の手に負えることではないことを察し、その勢いで店舗へ乗り込みました。

なんと、そこでもこの端末は頑として反抗姿勢を崩さず、店員さんも一時間近くも真顔でがんばってくれたけれどついにお手上げ、やむなく店舗からセンターのようなところとやり取りをして、最後は大元から強制終了するかたちで解約と相成りました。
この端末がどうしようもない「外れ」だったようですが、とはいえ4年半も延々と放置し続けたのは自分の責任です。

解約からひと月ほど、電源の切れたスマホが机の脇に放られてうっすら埃を被っているのが、すべてが終わったホラー映画のラストシーンみたいですが、ふと「楽天」という字義を調べると「自分の境遇を天の与えたものとして受け入れ、くよくよしないで人生を楽観すること」とのこと!!!


iPhoneに変えて落ち着いてみると、地図が選択できることも(今ごろ!)わかりました。以前はカーナビを単体で購入し取付を頼んで、それだけでも嬉しかったのが、今では携帯をつなぐだけ。面倒な地図の更新も必要ないし、さらに数種から選べるなんて思いもよらなかったこと。でも、昔のどこか不自由でガマンを伴っていたころのほうが、ずっと楽しくてワクワクできたことも事実。すごいばかりで、カサカサしたつまらない時代。

※なぜかうまくキャプションが入らないからこちらから。
(上)iPhoneにあるAppleのMap。道筋が太くてわかりやすいが、昼間は色調の関係で見づらく、画質がやや荒い。
(中)Yahoo!Map。まあ無難な感じで、こちらも画面がやや荒い。自車の向きがなぜか下向きになっているけれど、動き出せば直る。
(下)Googleマップ、画質は最も繊細で色調も良いけれど、雰囲気はやや無機質で、道幅の表示などは変化に乏しい。
ナビ機能を比較するまでには至っていません。

それから-6

2CVのトランクの開き方には、個体により2種が存在します。
A. ハッチバック風にリアガラスごと一体となって大きく開くタイプ。
B. リアガラスは固定され、その下のみが通常のトランクとして開くタイプ。

左→A 右→B

過去に乗った2CVは1986年フランス製と1990年ポルトガル製で、いずれもトランクタイプだったから製造国による違いでもないし、チャールストンやスペシアルなど其々両タイプを見たことがあり、よくわからないままでした。

そして、現在の巨匠号は最終期の1987年フランス製ですが、これはリアガラスごと開閉するタイプでした。
実用上はどちらも大差ないけれど、強いていうなら開閉するたび幌が少し折れ曲がるよりトランクタイプのほうがいいかな?というぐらい。
あるときYouTube動画を見ていると、2CVに詳しいメカニックという人が出てきて、これはどちらでもお好み次第というのを初めて知って「そうなんだー!」と驚きました。

あらためて実車を見てみると、たしかに根本的な違いがあるわけではなく、どちらにも成り得ることが判明。ducaさんにいうと、その眼力はすぐさま構造を穿って、「あ、できますよ、やってみましょうか?」と言われましたが、そのためにはトランク式にした時の金属の支え棒(ステー)が見当たらないから、まずそれを準備するのが先決となりました。

すぐネットで調べられたらしく「あれぐらいなら、私が作りましょう!」と言われ、後日その材料購入のためホームセンターまでの往復したときにC5に乗せていただき、それが2つ前の投稿に。

ネット上に2CVの画像はあまたあるも、トランクを開けてその構造を示す写真というのは少なく、ducaさんはわずかな手がかりから、それが直径6mmの鉄の棒であることまで看破され、ありふれたS字型のロングフックから、ステーをつくり出す構想が出来上がったようでした。支点側にはゴムワッシャーみたいなものがあったというと、すぐにそれも理解されグロメットというゴム部品も合わせて購入。

数日を経て、LINEに「いちおう出来ましたが、しょせんはシロウトの手作りなので…」とあったものの、さて現物を見せられたとき、その見事な出来栄えにのけぞりました。

ただのフックがご覧のとおり変身。

写真のとおりの純正品と見まごうばかりの仕上がりで、きれいなアール、グロメットなるゴムパーツのその奥には、さらに隙間を埋めるべく小さな輪がピチッと埋め込まれており、車体側への差し込み部分には、ずり落ちないための溝があったという私の証言から、そこもしっかりと切り込みが入れてあるなど、太さ、長さ、曲がり具合まで驚きを超えてゾワッとくるものがありました。

(1)グロメット〜ワッシャー〜Eクリップ。(2)内側にはバイク用のフューエルパイプが隙間なく嵌めこまれています。(3)固定のための溝。(4)取り付けた状態。

こんな会話が…
「なにか機械があるんですか?」「いいえ」「どうやって切るんですか?」「金ノコですよ」「どうしたらこんなにきれいに曲がるんですか?」「いやあ、小さなホビー用の万力に挟んで叩いて曲げただけです。それ以外にやりようが無いでしょう?」「、、、」といった具合。

寸法などを紙片にササッとメモしてポケットに突っ込んで行かれたけれど、それで実際に取り付けてみると、なにもかもあまりにバッチリなのにはちょっと怖くなりました。

この完璧なぴったり感、ヤバすぎませんか?


ご当人は「よかったよかった!」と軽やかに笑っておられますが、見本もなければ実車もナシ、どうしてそんなことができるものか今もってナゾです。

補足;ひとつ思ったことは、(A)のほうがリアガラスごと一体のハッチにするため金属パイプがかなり使われており、コスト面ではトランクタイプのほうが安価な仕様だったのかもしれません。

「トランク式になったおかげで、僕のベッドができたよ〜!」

純正スフィアのマーキングと主な社外品スフィアの一覧

新潟のcongです。CCQの皆様、残暑厳しい中いかがお過ごしでしょうか。南魚沼ミーティングでは本当にお世話になりました。感謝のみです。さて、私事ですが、標記のタイトルで記事をまとめてみました。ご高覧いただけますと幸いです。下にアドレスがありますので、コピペしてご覧ください。

「https://ameblo.jp/hobbyandlife/entry-12863147367.html」

私のことですので、不確かな情報や認識違いがあると思いますので、見つけたらご指摘ください。また、「こんな社外品もあるよ」というような情報がございましたら、お教えください。よろしくお願いいたします。

オイルなど

クリーンディーゼル用のオイルは規格がやけに複雑で、ガソリン用とは比べものにならないほど選択肢が限られます。

そんな中、比較的新しいブランドで評判も上々ということで、TAKUMIのクリーンディーゼル用がこれに該当し、価格も割安なので試しに購入しました。
ペール缶での購入ははじめてですが、慣れないせいで小分けするにも腰を痛めそうになりながらの悪戦苦闘で、安く済ませるのも楽じゃありません。

写真のペットボトルは1.5L用で、すでに交換で4本弱使用した後ですが、ペットボトルの容量が正しいなら正味21L入っていたことになり、お安い上に+1L得した気分。

粘度は純正指定と同じ0W-30の一択で、それまで5W-35を使っていたため軽快感やレスポンスは明らかに向上し燃費にも多少貢献するかもしれませんが、しっとり感では5W-35のほうが上で、一長一短というところでしょうか。
ちなみに空になったペール缶は、使い道もいろいろありそうで、妙にそそられます。

クリーンディーゼルは、排出ガス浄化のため尿素水と反応させてクリーン化するらしく、およそ10000kmごとに10L継ぎ足す必要があるようです。
給油口の横にアドブルーの注入口があり、9700km走ったところで補充のお知らせが出ました。少し前に購入していたのでそれを入れるだけですが。

ブレーキパッドは純正で27ヶ月/1万キロ近くガマンして乗りましたが、やはりダストの汚れがひどく、ついにDIXCEL-Mに交換しました。

DIXCEL-Mはすでに定評あるパッドで私も経験済みですが、YouTubeにある某ショップの動画によれば、お客さんのポルシェ・マカンに使ったところ、汚れないだけでなく消耗が純正とは比較にならないほど軽微、加えてディスクへの攻撃性も殆どないためディスク交換(ドイツ車はディスクも消耗品と考えられている)も不要となり、それがポルシェともなると10万km走ると、パーツ代+工賃あわせて約100万円近い減収になったとかで、いささか大げさな気もしますが、まったくのホラ話でもないでしょう。
まさに良い事ずくめ、DIXCEL-Mはユーザーの強い味方です。

愛車近影。SUVといえどもシトロエンはやはり街中が似合うような…。

やっとスフィアが来ます!

4月に教えていただき、初めて個人輸入というものをつたない英語を駆使しスフィアを7つ注文しました。待てど在庫切れ待ちの状態から変化がなく一度キャンセルのお伺いをたてたところ、とても丁寧な日本語でお詫びと再度フランスに問い合わせるので、信頼して待って欲しいとの連絡がありました。ここのお店はイギリスなんですが、フランスは商売をやる気がないとしか思えない、頭にくる的なコメントもありました。今日久しぶりに状態をみたら完了になっていたのでやがて来ることでしょう。中々面白い担当の方でまたお世話になると思います。ご教授いただきまして重ねて御礼申し上げます。

さて余談ですが、お茶会の帰りに突然C6のメーターが真っ暗になりました。購入したお店に問い合わせたところ、C6ではよくある故障とのことで、新品交換は20万ほどで日本在庫は不明・・修理したら6~7万程度。しかし工場が一杯でいつ修理できるかわからないと言われました。ここ最近いつ電話しても日時不明の待ちです。。これもまた電装屋さんに直接送れば3万で修理してくれるとの情報をいただき。なんとか壊さずにパネルを開け修理にだしました。

今まであまり手がかからなかったのですが、できる事はなるべく自分でやってみようと思います。手をかけた分答えてくれるでしょう。