11月関東お茶会報告+α

先月は人数が集まらずに休会となりましたが、今月は11月16日に無事にいっちょう東松山店にて開催することができました。出席者はNaさん、Koさん、Noさん、Katさん、Tさんと私に加えて、ゲスト参加としてC5iiの2Lセダンに乗っておられるKakさんが参加されました。

これは同日日中にKakさんの呼びかけでC5iiの集まりが初開催され、CCQで同車種に乗っている3名が参加した流れで関東お茶会にもゲストとしてご参加いただいたものです。

お茶会ではパーツ入手が難しくなってきている中で、仮に次に乗り換えるとしたら何になるのか、ハイドロでなければC3とかC5Xなのかはたまた先祖帰りとしてハイドロ車取り扱いで有名な、京都や目黒のお店の話などがありました。ここにぐんま県さんがいらっしゃれば色々聞けるのにねえ、、と話ていました。

また、Kakさんからは、AL4のシフトショックはバルブボディ交換で直った、とのお話があり、同一の症状に悩まされているTさんは早速部品手配や整備工場が受けてくれるかなどを調査し始めているようです。

KoさんのC5の乗り心地への悩みは深刻な様で、初対面のKakさんにもこんこんと話されていて、さながらお悩み相談室の様相となっていました。乗り心地を評価できる定量的な指標がないこと、ハイドロについてのメカニックのスキル低下など、前途多難な感じではありました。私の車と比較して確かに乗り心地は違うものの、同じにしてください、というリクエストもできないのでしょうし。

お茶会の前のC5iiの集まりはかねてよりXで知り合いだったKakさんにより初めて行われたのですが、近頃はシトロエンとかフランス車のイベントでも1台ないしは居てももう1台位になっていることもあり、4台集まるのは本当に久しぶりでなかなかの光景となりました。私の経験ではccqのホームページの写真が出てくる2012年の福岡での集まり以来かも知れません。

↑お茶会会場への移動です。レアな光景でした。(撮影:Kakさん)

第2回をやりたいですね、とのことになりましたので楽しみにしています。

SMとの邂逅

SMとの最初の出会いは10年前、行きつけの車屋さんにSMが入庫したと聞き、見に行きました。今ほど高騰する前の、無理すれば手が届きそうな価格で、ガレージの奥にひっそりと置いてありました。

それは、シャンパンゴールドが美しい、丸目4灯・ATの個体でした。試乗もさせていただきましたが、その時は、知見もなく自分が所有するイメージは持てませんでした。
しばらくして無くなっていることに気随て、お店のオーナーに尋ねたら、関東の方が購入されたとのことでした。

今思うと、この時買っておけばよかったと心残りの一台になりました。

2度目の出会いは5年前、くじゅう花公園で開催されたトリコロール・デイでのことでした。会場で、それぞれのメーカーや車種ごとに集まって駐車していた時に、積載車に乗せられたSMが入ってきました。

未再生原型車のSMが積載車から降ろされると、黒山の人だかりが出来ましたが、そこは同じシトロエン、特権でXmをとなりに止めて写真をパチリ。造形も色も共通点があります。

一筋縄ではいかなそうな個体でしたが、今頃、どなたかの手で再生されていると嬉しいですね。

そして、一昨年、香川で出会ったSM達。ここは、若きカリスマを頼って、全国から、オールド・シトロエンが集まる工場です。SMのほか、DSやパナール等が整備の順番を待っていました。今は、XmやC6よりもSMの方が部品もあるので維持しやすいそうです。

彼曰く、「1年後なら、空きがあるのでやってもいいよ。」と。

箱根の想い出

先日箱根に湯湯治の為、4日程宿泊しました。途中で調べておいた美味しいパンと夜食も兼ねて色々と買い物を済ませて、宿泊地へ到着。お宿の駐車場で突然の警告灯の点灯とアラーム。エンジンオイルを確認しろ!の表示。。なんとか駐車スペースにとめてエンジンオイルの確認。なんとオイルレベルゲージにオイルがありません。。今年の秋もまたレッカーとなりました。去年辺りから毎年秋に故障するジンクスのようです。とはいえ故障したら直せは良いと考えているので、慌てず粛々とレッカーとレンタカーの手配をしまして箱根の旅を満喫しました。

軽傷で済めば良いなあと思う今日この頃。

トリノ

先月末に仕事でトリノに行ってきました。合い間にリンゴット、トリノ自動車博物館をのぞいてきました。街なかはフィアット、ルノー、シトロエンそして少しの日本車、ドイツ車たちが強烈な縦列駐車をしてました。市内は石畳でリズミカルなタッタッタッのタイヤの音が聞こえます。また、移動中はキョロキョロ見てました。

リンゴット、今はホテルやショッピングモールになっていてフィアットの工場の名残りは屋上のオーバールコースが見学できます。想像以上に急角度のバンクです。

トリノ博物館へ、展示がジオラマ風で手が込んでいるが、照明が暗く写真が取りにくい。シトロエンを中心にお届けします。

フィアットの歴史とレース絡みの展示が多いです。

機上ではタイムリなーことにパリタクシーを見ることができました。終わりでは号泣でした。機内照明が暗くて助かりました。

9月関東お茶会報告

ご報告が遅くなりました。関東お茶会は、会場が急遽変更となり、先月に引き続き練馬区のガスト谷原店にて、Noさん、Koさん、Kaさん、T夫人と私の合計5人での開催となりました。T夫人はC5ブレークがタイミングベルトの交換待ちで走行を自粛されていることもあり、わざわざ電車とバスで参加してくださいました。ありがとうございます。

ガストはいつものいっちょう東松山店と比較するとテーブルが狭かったり、周りがざわざわして落ち着かないのがネックですが、都内在住の方と落ち合うには良いロケーションなので、これからも使い分けていくことになりそうです。

話題としては偶々健康にかかることが多くあがりKさんウォーキングマニアだったことが発覚したこと、私が輸入した部品が不良品だったことなどがありました。

ロワアームボールジョイント左右をエストニアから輸入しましたが片方はゴムカバーがありませんでした。(代品が届いてます)

駐車場C6とC5iiのリアシート座り比べもしましたが、低く見えるC6でも後席からの見晴らしが良く、フラッグシップらしさたっぷりでした。たまには後席座り比べもいいものですね。/

8月関東お茶会報告

8月17日は練馬区のデニーズ谷原店にて、Noさん、Kaさん、私の3名での開催となりました。お盆休み週間の終わりということもあり、お店の混雑を危惧したのですが幸い待つこともなく入店できました。また、都内のファミレスはコインパーキング制のところが増えており、2時間まで無料などと時間制限が付くので落ち着きません。しかしながら、このお店はまだそういった機器は導入されていないことと駐車場に余裕があるので、安心して使用することができます。
 3人揃って色々話しましたが、関東のシトロエンが整備できる工場の情報交換(やはりどこも一杯ですぐには受けてもらえるお店が少なくなっているとのこと)、バッテリー交換頻度やカーオーディオやカーナビ取り付けのお話、このところの自然災害が多いことなどの話が展開されました。
 8月9日の神奈川中部を震源とした震度5弱の地震は直下型だったこともあり震源地に近いところにお住いのNさんによると物が棚から落ちるほど揺れたとのことでした。このところ関東地方でも地震が増えているのでいざという時の為に防災用品などの再チェックが必要な感じです。 
 お茶会は22:30頃に終了し、駐車場で車の見比べなどを少しして、23時頃解散となりました。

駐車場でボンネットを開けての見比べ。やっぱり気になります。

C6の速度可変式リアスポイラーのメンテナンスモード。こんなに上がるんですね。

6月関東お茶会@南魚沼ご報告

6月22日(土)に昨年秋に引き続き道の駅南魚沼(新潟県南魚沼市)にて関東お茶会を開催しましたのでご報告します。
参加者は新潟在住のOさんご夫妻、Noさん、Naさん、Kさん、Tさんと私と妻であり、参加車両はC6及びC5(ii,iii)と Oさんの代車のフィアット500Xでした。Oさんの車はメンテ中とのことで残念ながら代車での参加となりましたが、全参加者がハイドロ車所有という近年ではあまり例をみない事態となりました。

当日は関越自動車道の嵐山PAにて関東グループが事前集合し、途中休憩を挟みつつ会場へ向かいました。幸いなことに高速道路は渋滞もなく、スムーズに流れたため予定よりずいぶん早い現地到着となりました。


集合時間までの間に道の駅の食事処で南魚沼産コシヒカリを使った定食や魚沼名物のへぎそばなどを思い思いに頂きました。

13時頃にOさんご夫妻が合流され道の駅の休憩所にてお茶会スタート、各参加者が持ち寄ったお菓子やOさんから差し入れて頂いたアイスクリームを食べつつシトロエン談議が展開されました。話題はやはり乗り心地のことや部品調達のこと、ハイドロの新車が無い中で今後の乗り換えをどうするかや、中国の話など17時過ぎまで白熱した?会話が展開されました。

途中ではハイドロ乗り比べとして、C6,C5セダン3.0の2台を乗ったりして、個体差の違いや、Kさんの悩みである乗り心地が良くないことの共有などが行われました。

尚、Tさんは翌23日(日)に岩手県の八幡平市で開催されるフランス車のイベントに参加するため一足早くお茶会半ばで出発されました。昨年秋の開催時にはMさん親子は宮城県気仙沼経由で参加されるし、皆さん結構な長距離を普通に走行されるのが驚きです。

17時過ぎに道の駅の休憩室がクローズとなるのを合図に解散としましたが、Oさんとはまた秋の新潟開催を約束してきました。魚沼までは関東からですと日帰りも可能ですし、ちょうどいいドライブになるので継続的に開催できれば、と思っています。

私は帰りのルートを国道17号の三国峠経由とし、群馬県渋川市の永井食堂でもつ煮を買って帰りました。群馬県は畜産が盛んなのでもつ煮が一般的ですが、その中でもTV取材が入るような人気店です。当日はあいにく閉店後だったのでお土産用を購入しましたが私がお店のところにいる間にも買いに来る人が後を絶たず、改めて人気を感じました。
早速月曜日の夕飯にしましたが、とてもおいしくて、野菜をたくさん足してもつ鍋にしたらもっと良いだろうな、という感じでした。

C6が積載車に載った日

積載車にお世話になった話を少し。

C6を2020年暮れに引継ぎ3年弱、15,000km程の距離を過ぎ、意外と丈夫だなと思ったころ、怪しげな挙動が出てきました。

2023年5月 ラジオが瞬間的に切れる。同8月 乗るたびに時計がリセットされる。そして、9月に20km程移動後にイグニッションキーをOFFにすると全電源が切れ、ドアを開けるときに窓が少し下がる動作もしないことがおきた。なんとかドアを開けたが、今度はドアロックが出来ない。エンジンも再始動できずこの時点で積載車と思ったが、1時間ほどで電源がもとに戻ってました。

流石にこのままでは出先で不動が見えてきたので、積載車で入庫となりました。

140,208km,2023年9月9日。

このときはネットでも記事がでているBSMを交換すれば治るだろうと思って、中古品を海外より購入していただきました。2023年10月9日

電源が切れるなどの症状が出なくなったことを確認しているときに、エンジンがアイドリングはしますがアクセルに反応しない症状がでてきました。ここから対応に手間取りました。

年が開けて皆様に力をお借りし、不良箇所はECUらしいとのことから、不良品の修理と並行して中古品の入手をすることにしました。まず、不良品は基板修理業者に見てもらったところ手遅れとの連絡。ECU基板に実装されている電解コンデンサの液漏れでダメージが大きく、パターンも切れている。心が折れそうになる。

中古品のECUを使うときはセキュリティの関係でECU、BSI、キー(送信、受信部?)の3点セットが必要となります。これまた皆様のお力でショップより購入することが出来ました。

久しぶりにアクセルに反応が戻りました。2024年4月11日

その後、ライト点灯時にライト点灯のインジケータが点滅するなどがありメカニックと相談していましたが、走行に支障がないので一旦退院となりました。

2024年5月25日 距離計は163,814kmになってました。

久しぶりに乗ったC6のアスファルトの凸凹を覆い包む揺れ方に感動しました。

DS5

14年間という長きにわたって初期型C5-3Lを愛用してこられたSさんですが、A/Tの故障で一度はO/Hされたものの不調が再発、ついに修理を断念され、なんとDS5へと乗り換えられました。

ちなみに、引退となったC5は2004年型、走行約16万キロとのことで、入退院も多かったけれど寛大なオーナーに愛されて、大往生であったと云えそうです。
(一時期はご夫妻で同型C5の2台体制という時期までありました)

名義変更に同行したので、Sさんのご了解を得て、写真を交えながら私からお伝えすることになりました。

DS5は2015年型、走行わずか6500km(!)という驚きの個体で、DS生誕60年を記念して発売された限定車とのこと。
専用のデカールやシリアルナンバー、エンブレム/ホイールのセンターキャップは金色となり、ボデイはブルーアンクル(フランス語で青いインクの意)という、往年のDSに使われた色が再現されているそうです。

そのコンディションはとても中古車とは思えないもので、室内のボタン類には新車時のビニールの保護シールが付いたままであったりと、よくぞこんなクルマがあったものです。

DSブランドが立ち上がって以降のモデルゆえ、初期型のFグリルにあったダブルシェブロンは廃され、DSブランドとしてフェイスリフトされていますが、すっきりと迷いのない顔立ちになっていてます。
陸事に到着後、他県ナンバーを外して名義変更のスタートですが、クルマとしてはナンバーのない状態というのも悪くないと個人的に思います。

手続きは滞りなく進み、ついに新しい福岡ナンバーを与えられて封印が終わると完了です。
やはりこれをもって車は真の意味で所有者のものとなり、さらに土地にも根付いた感じが一気に強まってくるものですね。

思わず「どこのスポーツカーだろう?」かと言いたくなるような、スタイリッシュな運転席まわり。
各スイッチのデザインや配置、形状などが、隅々までこれでもかとデザインされており、このころからシトロエンが新たな挑戦にも打って出ていたらしいという印象。
レザーシートの編み方、ステッチの色、外観では特徴的なサーベルラインはもちろんアートな雰囲気なホイールの意匠まで、内外のありとあらゆるところがこだわり抜かれているのは呆れるばかり。

どうですか?このサイドビュー。
薄い屋根、短いリアのオーバーハングなど、シトロエンの造形言語が踏襲されていながら、新しい試みもふんだんに取り入れられて、それらが見事に調和しています。
飛行機のような三角窓、リアドア後端でキックアップするあたりはXMを髣髴とさせるものがあり、個人的にはXMのあの先はもうないと思っていたデザインですが、こういう姿へさらに変換されたんだという発見と解釈にも繋がりました。

DSを起点として、贅沢な2ドアクーペのSM、それを基に4ドア化したXM、そしてしばらく置いて突然現れたDS5、その名が暗示していたのか、これらはDSからひとつの造形の系譜として繋がっていることにようやく気いた…といえば、多少こじつけのように聞こえるかもしれませんが、そんなこじつけめいた話が作れるところもシトロエンの世界で遊ぶ楽しみの一つのような気がします。

※C5との付き合いは、一台目から通算すると19年!だそうです。

4月度CCQ関東お茶会/

先週の土曜日に関東お茶会がNaさん、Kさん、Noさんと私の4名により東松山のいっちょうで行われました。

話題は乗り心地の話が多くを占め、KさんのC5iiの悩みについて参加者で色々話している時間が長かったように思います。ハイドロの場合は経年もあって乗り心地に個体差が大きいので、これ、といったものが分かりにくくなっていることがあります。また、仮にディーラーで修理してもらおうにも経験者の減少もありその症状を把握して原因追及してもらえないのが歯がゆいところです。(馬力とかなら測定もできますが、乗り心地は測定できませんし)

その他、Naさんが普段乗りに使用するための車として三菱のiを購入されたそうなのですが、その車探しについてのお話などがあって21:30ごろにお店を後にしました。

お店に入る前と後でNaさんの2CVや、2台のC5iiの乗り比べをしました。2cvについてはNaさん秘伝の調整がされた様で1年ほど前に乗らせていただいた頃よりフラット感が増したように思いました。やはり2cvはいいですね。いつかは所有したいところです。

2台のC5の乗り比べではあれ?と思うほどに2台で違っていてなんとも不思議な感じでした。エンジンをかけた状態でバンパーを押すとKさんの車のほうが明らかに柔らかいのに試乗すると私の車のほうが柔らかく感じました。これから原因追及されるのでしょうが、なかなか頭が痛いところです。

お茶会の週末は埼玉北部でちょうど桜の散り始めに当たったので、当日の朝、急遽私からお花見を提案しました。当日告知でもあったのでご参加いただけたのはNoさんのみだったのですが、良い天気の下で見渡す限りの桜並木でのんびりとした花見は普段のお茶会とはまた違った雰囲気で良かったです。