無事に拙宅の車庫に収まったGSですが、登録に向けては課題がいくつか出てきました。
最初の問題は、右側のフロント・サスペンションからの異音とガタつきがひどく、車庫から動かすことができません。

原因特定のために分解してみると、ロアアーム・ブッシュが完全に崩壊していました。
ここはGSの弱点の一つだそうですが、引き取り時に、近年交換してあるとのことで安心していました。左側は異音もガタつきも無く、同時に交換してあるでしょうから不思議です。


ドライブシャフトを外して観察してみると、ケースが僅かに変形しています。中でジョイントが外れて暴れたのでしょうか。だとすると、ロアアームが通常よりも無理な動きを強いられ、ブッシュが崩壊したことも理解できなくはないです。

貼り合わせのインナージョイント・ケース、鉄板が薄くて華奢な造りです。こちらも要交換ですね。

修理すべきところが判ったので、部品をさがしてみましたが・・・、在庫切れでした。
前期型のロアアーム・ブッシュは世界的に欠品のようです。1個105ユーロ、4個必要なので420ユーロ、なかなかの値段ですね。

このまま、部品が出てくるのを待っていても仕方が無いので、思いついたことを試してみたいと思います。サイズぴったりのゴムホースを圧入したところ、ガタつきも異音もありません。これで、走行テストしてみます。

atsucx25さん
パーツ状況が厳しい中、色々なアイデアで創意工夫されてますね~、脱帽です!
ハイドロ高圧ホース等には油圧機器系のゴムホースを転用出来る様ですが、
サス系のゴムブッシュには、この手が有りましたか!アイデアですね。
ビニールホースでも厚みや長さが有ると結構耐えられるのかも知れませんね!
一般的ゴムホースでは内部が合成繊維で補強されているようで、捩じりには不利なのかも知れませんが、柔軟なビニールホースでは特に夏季はサス・テイストなどにも イケてるかも知れませんね?
リアル武闘派へ リスペクトと共に ご奮闘を期待しています。
まだ敷地内を移動しただけですが、もしかすると、良い方法かもしれません。ボクの場合だと、年に何万kmと走ることはないと思いますし、車検ごとの交換でも苦になりません。走行テストで問題が無ければ、意外と早く登録できるかもしれませんね。