昨夜NHKで放送されたドキュメント『時をかけるテレビ 池上彰 プロフェッショナル 一徹に直す、兄弟の工場』が面白かったのでご紹介。
広島県の福山市に、神の手を持つといわれる自動車整備士のベテラン兄弟の修理工場があります。
2015年に放送されたもので、取材当時、兄弟は60〜70代ですが、現在も現役の由。
車種を問わず必ず直せる工場で、長州人特有の真面目で、仕事に深い矜持があり、手慣れた仕事に安住せず、常に新しいことへの勉強も怠りません。
業界専門誌を毎月13冊も楽しみに読んでいるとか!
外観は至って地味だけど、リフトは何台もあるし、地下も掘ってあるし、なによりあらゆる機材が所狭しと整っているのは驚くばかりで、おそらく出来ないことはないのでしょう。
儲けの多くを設備や道具にまわしているのだそうで、この兄弟にとってまさに天職。
あんな工場があればなぁ…と羨ましい限りです。
車種も内外新旧一切不問、軽自動車からフェラーリ、ダンプカーまで、なんでもござれ。
シトロエンもチラッと数秒間画面に映りました。
NHKプラスで見られますので、よかったらどうぞ。
ボクも見ました。2015年にも見ているので2回目でした。昭和の日本車のから最新の輸入車まで、守備範囲の広さに驚きます。もう一度、人生がやり直せるなら、こんな仕事がしたかったなと思いながら見ていました(笑)
2015年にも見られていたとはさすがですね。
私は昨晩、初めて見て驚嘆しましたが、若い頃から一つの道で叩き上げた一流人の世界はすごいもんだとしみじみ思いました。
休日いかがお過ごしでしょうか?
件の番組をたまたま僕も観ました。
去年の終わりにシトロエンを乗るまで15年以上修理をお願いしていた都内のアルファロメオ専門の工場が廃業したとの情報を見てとても寂しく感じておりました。
テレビにあったような古き良い昔カタギの工場長となんでもフランクに話せる整備士達。
高額な修理料金に2つ返事で支払いを分割してくれた事。
修理が上がって翌日に故障レッカーされた際にその後の修理代金を無償で直してくれた事。
スタッフの皆様には昔カタギなプライドを感じたもので、それ故に大きな信頼を感じて永い付き合いを重ねました。今の時勢、こういう工場は生き残れないんですかね。。寂しく感じております。
もとい、番組の中でc3?c4?が出てましたけど入り口にc6のような車種が居ませんでした?
久しぶりに良き番組を観ましたので、まだまだ捨てたものでは無いなぁと感じた次第です。
昔は個人経営の工場がそこそこありましたが、近年は激減しましたね。
番組で感心したのは、仕事への真摯な取り組みと、個人経営とは思えぬ設備や機器の充実ぶりでした。
大病院並みの設備をもった、街の開業医みたいな感じですね。
常に多様な車に接している幅広い視野と経験の中から一台の車を見つめて作業するのは、専門ショップとは違った新鮮な結果が出るようにも感じました。
それと、いくら専門知識や技術があっても、仕事への姿勢が傲慢になったら(なりやすい)依頼者の信頼には繋がらないので、最終的には人柄がものをいう世界だと思います。
同業者も多く学びに来ているようで、業界でも有名なんでしょうね。
少し写り込んだのは初代C4でしたが、C6は私は気がつきませんでした。
僕もchiracさんの文を読みすぐにNHKプラスを見てみました。素晴らしい修理工場ですね。遠くにC4らしきシトロエンは確認できましたがC6 は僕にも分かりませんでした。勉強家らしいからC6の修理も出来るかもですね。
ずいぶん前に放映された番組ですから、今はお孫さんの代に変わったのかな。
今もネットには修理工場が載ってますね。
お知らせがきっかけで見ていただけたとは嬉しいです。
真っ先に思ったのは、ハイドロに対する理解があるかなぁ?という点でしたが、あの様子ならまずその心配はないでしょう。
「ただ直すだけなら整備とはいわない」とか「お客さんの気づかないことも気づいて追求するのがプロ」とか「今の人はネットで勉強しているから自分らはその上にいなくてはいけない」というような発言もすごい気構えですね。
後継者は弟さんのご長男がおられましたよ。