Bleu français

初の「広島ハイドロ会」、師走ランチミーティング。

期せずしてフレンチブルーの揃い踏み也り❢

以前、町中でお見かけして C5 で追走し(笑)、知り合ったこの紺色の DS21 1970年式の N さんは元歯科医だそうで、長野ナンバーの訳は別荘のある軽井沢での登録だからだとか(凄)

ということで、クルマ仲間の C6 2.7L HDI の S さんと一緒に、宮島の鳥居や弥山が一望できるお屋敷訪問。

そして奇遇なことに、S さんが何台目かの Xan に乗っていた頃、N 歯科医院に通院していたそうで、期せずしての十数年ぶりの再会をお二人とも喜んでらっしゃいました。

紺・バルモラル・濃紺の「仏式青」揃い踏み

当時、シトロエン話に花が咲いて毎回診療が滞るもんだから、スタッフだった奥様から「早く治療開始してくださいね」と注意を受けてたという笑い話も(笑)

ハイドロニューマチック、初期と最終型

シトロエン談議に時間も忘れ話し込み、流石におなかが空いてきたので、DS21 に乗せてもらって、三人一緒に近くのスープパスタ屋さんへ。

車中動画→ https://youtu.be/rP_6tasDMbU 

ナビはバックカメラ連動、ダッシュボードには方向指示器戻し忘れ防止用にちっこいLEDが貼ってありました。

アウトニーズでのレンタカー体験以来久々の DS、それも初の後席体験は実に至福でした。(蕩けました呆)

絵になります❢

おいしゅうございました❢

DSワゴン、一度現車を見てみたいもの
巨艦と小舟(笑)
お約束のアングル(笑)
2.7L HDI は、さぞかしトルクフルなことでしょうねぇ

因みに、この奥のガレージには、ビンテージのベントレー・ロールスロイス・ベンツの揃い踏みで魂消ました。次回は、N さんもかつて乗っていたという、S さんのランチア・フルビアと友人 M さんのフラミニアとで伊ランチャ大会に、というお話になり散会。

N さん、S さん、ありがとうございました❢

それでは、皆さん良いお年を❢

#DS21 2.2L 1970 #XantiaSX 1.8L 16V 5MT #C6 2.7L HDI

Xantia SX 1.8L 5MT

ご無沙汰しております。

最終型ハイドラクティブⅢ+のC5V6 3Lから、最終型ハイドロニューマチック Xantia SX 1.8L16V 5MT 1999年式 へ先祖返りのご報告。

2022年春、オランダで開催された Citro Clasica で見つかった24,000km走行の個体 ( https://bit.ly/3Mvhws6 ・ https://bit.ly/3Lt4KZV )です。2Lでないのは残念ですが、何よりMTが決め手でした。ちょっとした勾配もべた踏みな仕様のATに恐れ慄いて購入を断念した悔いが、約30年ぶり(笑)に解けるはず。

船便で到着後、国内新車登録の排ガス検査にかなりてこずったり、経年劣化のイモビライザーユニット修繕や、既知の必ず壊れる箇所の予防整備や弱点の改善&テスト走行を繰り返し、1年半程かかりました。

エンジンルームの様子 → https://youtu.be/J6StNl8m6Ck

いつも新旧シトロエン他で満員御礼の工場。


名残惜しいですが、委託販売で置いて帰ります(スマン、許せ❢涙)

納車ツーリングの記録 → https://bit.ly/3T91vy3・https://bit.ly/3R18S8g

約30年前、小林章太郎氏絶賛ということで横浜のユーノスで試乗し、座った途端に蕩けた時は皮シートでしたが、今回はもちもちのモケットシートにニヤケます。

そして電子制御満載のハイドラクティブから素のハイドロニューマチックの感触の違いに戸惑いながらの帰路、中国道をかっとんでいたら途中から爆音仕様に。。。

で、2日後にはとんぼ返りでドナドナされていくSX(泣)

なんでも、センターパイプ部にクラックが入っていたらしい。

折角なので、気を取り直し、代車 C5 2L を楽しむこととします。

以下、内外装とも、かな~り放ったらかし感のある代車C5 2L 670kmツーリングの私的感想。(委託販売で手元にない私のC5V6 3Lと比較して)

(旅の記録→ https://bit.ly/47l0kQd ・https://bit.ly/3Gb93IZ )

【エンジン】

鼻先に重いエンジンを積んでないので、素直なハンドリングは好印象。

この個体は、スポーツモードが反応しない状態で、音もガラガラいうしで、本来の実力を発揮できてない模様。それにしても高速巡行では5速目が欲しい。

出だしのもたつきはスロットルコントローラーで解消した3LV6のスムーズかつ力強さが恋しい(笑)

【シート】

予想通り、代車のハーフレザー布シートの圧勝❢

要らぬマッサージ機能のせいか、薄く硬いレザーシートは乗り味をスポイルしている。

【ハイドラクティブⅢ+】

2年前に足回りフル初期化した私のと比べると、手をかけられてない感じ満載の代車は、「どんぶらこ」感で言えば、「どんぶら」はするが最後の「こ」の絶妙な収束が足りないので、ただフワフワするばかり。整備の大切さを痛感、実力の50%ほどの乗り味ですなこの娘は。

ということで、今ここ(爆)

はてなブログ → https://kouheibasi.hatenablog.com/

みんカラ → https://minkara.carview.co.jp/userid/2565506/car/

お茶会から

久々に再会するC6ですが、やはりこの車だけがもつ格別な世界が広がっています。最近はKさんもなかなかC6で来られないので、みょうに新鮮でした。

横幅はないけれど遥かうしろへ鋭角に切れ込むヘッドライト。リアには背後の店舗の格子状の柵が写り込んで、それが不思議に悪くない景色になっていました。

ミスマッチ

TVの衝撃映像番組を見ていると、ん?…どこかで見たことあるような車が。

南米チリの高速道路の本線へ向かうランプウェイ上で、前方の車がとつぜん停車して進路を塞いだと思ったら、サッと左右のドアが開いて数人の男たちが銃を持ってこちらにずんずん迫ってきます。

するとカメラ搭載の車は、すかさず車を猛然と加速させ、そのまま前方の強盗団の車に激突。

その衝撃で前車のガラスは四方に飛び散り、さらにぐんぐん押し出して最後は押される側の車はバランスを失い横向きに転がされ、めでたく強盗団を振り切って本線に逃げ出るという一部始終でした。

激しい衝突の勢いでガラスなどが飛び散ります。
車高の違いからいって こちらは遥かに大きな車だったんでしょうね。

その強盗団の車は?というと、なんとC5エアクロスで、押されるうちにだんだん横を向いてきてややサイドが映ると、あの特徴的なメッキモールの窓枠がハッキリ映ります!

南米チリでも走っているんだ!というのと、そんな危ない連中が乗っているというのにびっくりしました。

あきらかにC5エアクロス! 屋根が見えるほどだからトラックだったのかも。

べつにシトロエンが平和の象徴とはいわないまでも、こういう脅しの場には明らかに迫力不足で、かえってオバカな感じがしました。
そこがカワイイところなんですけどね。

C4X

せっかくの投稿の直後にすみません。

なんとなくYouTubeを見ていたら、つい先日(6月29日)シトロエンはC4Xなる新型車を発表したそうです。
とっさに「中国市場専用車か?」と思ったらそうでもないようで、今後は、こういうデザインがカッコイイのか?
私の目が古くておかしいのか、もうわからなくなりました。
みなさんどう感じられるかと思い、動画より写真を拝借・紹介します。

追記;日を追うごとにC4X関連の動画などがネット上に増えてきていますが、なぜかメーカーによるしっかりしたプロモーション動画といえそうなものは見当たらず、僅かな走行シーンと上の暗く味気ない運動場みたいなところでの映像しかないのが不思議です。

YouTubeにはデザイナーによる速攻解説なんてものまでありますが、C4とC5Xの間を埋めるモデルというのはわかるとしても、C4のギュッと圧縮されたフロントからBピラーまでに対して、後半だけエレガントにしました…みたいな完成度の低さがあり、サイドビューはフロントからリアタイアまでC4と同じ寸法にもかかわらず、その後端は22cmも伸ばされて、長年シトロエンのフォルムを見慣れた目には、あのリアの長いオーバーハングはチグハグな印象が残ります。

これでC4/C4X/C5Xはほぼ20cm刻みの布陣となり、サイズ的にプジョー408を捉えても、あちらのほうが圧倒的にカッコイイし現代人好み、下手をすればC5XやDS4まで喰われそうで、フランス車も内部抗争が激化しているような気もします。

モナコの刑事

Amazonprimeのせいで、すっかり海外ドラマにハマっています。

いま見ているひとつは『リヴィエラ〜隠された真実〜』というイギリス制作のドラマで、舞台はモナコ。

世界のセレブが集まる美しいコート・ダ・ジュールで繰り広げられる、美術品を抜け道にしたマネーロンダリングが絡むサスペンスドラマで、出てくる車は高級車のオンパレードですが、その事件を追う気骨ある刑事の車が、なんとC5のディーゼルです。

ロールスロイスやランボルギーニが出ても無感動に見ているのに、C5が出てくると思わず「アッ!」と声が出て両肩は浮き上がり、顔を画面に寄せて何度も戻しては繰り返し見てしまいます。

2017〜2020年の作品で、ロシアのウクライナ侵攻前ですが、暗躍するのはロシアのオリガルヒであり、美術品を保管し無税で売買するのは、NHKでも特集されたフリー・ポートという謎の美術品倉庫だったりと、いま世界を賑わせている要素が盛り沢山です。

モナコという場所柄といい、ぞんざいな使い方といい、カッコイイのなんの。

液足

書店にカーグラを買いに行ったら(まだウジウジ買ってます)、カーセンサーのEDGE誌の表紙がDSで、おやと思ったら、「フランス車はアシである」というコピーが目につき、中に輪ゴムで留められた別冊の表紙もDSで、どうやらフランス車特集のようでした。

パラパラやってみると、やはり別冊巻頭がそれでルノー、プジョー、シトロエンの順でいろいろ書かれているようでしたが、どうせ大したものじゃないだろうし分厚い本体は中古車情報だからゴミに出すだけと思ってみるものの、どうにもその衝動は抑えがたく、とうとう買ってしまいました。

はたしてその内容は、意外にも本当にフランス車が好きなライターが書いているらしいことが伝わってくるもので、内容も案外(といっては失礼ですが)正確で間違いなどはとくに見当たらずまずまずのものでした。

人様の著作物なので、せめて文章はぼかしました

初めて目にする面白い喩えもあって、プジョーのしなやかな乗り味を「猫足」ではなく「掴足(つかみあし)」といい、ハイドロに象徴されるシトロエンの乗り味を「液足(えきあし)」と表するなど、なかなか言い得て妙だなぁ…などと思ったり。
現代のシトロエンはハイドロを用いずに、どこまでこの「液足」を作り出せるかをテーマにしていると考えればわかりやすい気がします。

また、この中の記述で知ったのは、C5からブレーキがハイドロから切り離されたのは「欧州の規制でブレーキ回路は予備を含む2系統化が義務付けられたことが大きいため」とあり、その結果コスト高を理由に2017年を最後にハイドロは終焉を迎えるとありました。

私が思うに、コスト問題はブレーキを別にしたからというより、コスト削減が至上命題となった時代の波の中で、ハイドロにはコスト削減の余地がなかったからでは?ということと、これが「他車にない故障要因、整備の習熟と煩雑性、熾烈を極める国際競争の中で信頼性を失墜させかねない要因となると判断されたためでは?」と思います。

逆にいえば、今ほどコストを意識しなくてよければ、現代の技術をもってすれば最高・最上の、まさに夢のようなハイドロも作れただろうに…とも思ったり。

プジョーのページでも修理の達人のインタビューで、部品は欠品していて無いものもあり、05番台06番台の維持はイージーゲームではないとあり、いずこも大変なようですが、それでも以前よりは、確実にフランス車の人気も上がってきているように感じるこの頃です。

Citro Classica

三年前まで開催されてた Citro Mobile に代わり、今年から Citro Classica が 4/30・5/1にオランダで開催されたそうです。

買い付けとオランダ提携工場でのレストア進捗確認の為、訪問の様子をAutoNeedsがレポートしています。

CitroClassica シトロクラシカ 1日目

参加者の動画もいくいつかUPされてますね。

Citro Classica 30 april 2022

CITRO-CLASSICA 2022 AIRPORT TWENTE DEEL 1

DEEL 2

DEEL 3

DEEL 4

DEEL 5

<ご報告>

昨夏、全初期化までして乗り始めたばかりのC5X7。

なんの不満(硬い革シートとデカさ以外/笑)もないのですが、前から欲しかったMTのSXに出会ってしまったので、思い切って乗り換えることにしました。

Xantia SX 1.8L 16v 5MT 1999年 24,000km ワンオーナー

優良車両紹介 シトロクラシカ

Xantia (X2) 1.8 i 16V

備忘録として、今までのCCQへ投稿と同じ内容の個人ブログを貼っておきます。

930+961+C5