歴史資料

7月のお茶会でのこと。
大分のAさんがやけに大きな布バッグをお持ちでしたが、食事などが一段落ついた頃、やおらそれを取り出されると、まるで裁判記録か?と思うほどの分厚いファイルでした。

このように撮り方を失敗してしまい、あとからAさんが写真も送ってくださいました。

むかしCCQで行なっていたミーティングの案内と、各人が思い思いに書いた記事や文章の類をまとめたものをメールサービスとして毎月送付していたもので、Aさんはこれを入会時から丁寧に保管しておられたらしく一同びっくりでした。

あまりの厚みに、てっきりすべてかと思っていたら、そこにあるのは1997年1月〜2008年12までで、まだ2009年から2017年まで8年ちかくあるはずで、うひゃあと気が遠くなりそうでした。

どっしり重いカーセンサーのEDGEとくらべてもこれほどの量
こちらはCGですが、まだ今ほど薄くない時代、置かれているのはC6が日本上陸した時の(2007年1月号)で、表紙はヴェールヴェガのC6となっており、Aさんのさりげない配慮がニクいです。

ちなみにお茶会スタートとホームページの新設により、メーリングリストは2017年4月をもって廃止となりました。

サイズはA4、とても全部を見おおせる量ではなく、やむなくパラパラと見るだけでしたが、なつかしい方の名前や折々の様子がそこここにあり、しばし思い出にふけることができ、まぎれもないCCQの歴史資料でした。

「塵も積もれば…」「継続は力」とはこういうことかと感じるいっぽう、現代は様々な記憶媒体が発達していますが、こうして確かな形で実体として残るのは「やっぱり紙だなあ」とも思いました。
もちろん場所は取るし重いけれど、人の気持ちが自然に和むのはUSBナンタラや液晶画面ではなく、結局こういうものですね。

2017年4月に発行した、メールサービスの最終号(冒頭部分)。
通算246号のようですが、創設と同時ではなく4年後ぐらいからのスタートでした。