彼女はご機嫌ななめ 2

「プレッシャーレギュレーター」も以前からじわじわ漏れていたので、この際取り外してオーバーホールすることにしました。ハイドロ車はいつもどこかが漏れているイメージがありますが、LHMオイルも高くなった昨今、完璧を目指しましよう。

ハイドロ車はBXから始めて、CX→Xantia→Xm→GSと乗っていますが、いずれもこの部品が付いていて、中身はほぼ同じ。こちらはGSの「プレッシャーレギュレーター」で、この時代のものは緑色に塗られています。

「プレッシャーレギュレーター」には「スフィア」が取り付けられていて、一定以上の圧力になると、オイル通路が切り替えられて、LHMタンクに戻す仕組みになっています。(citroenet.org.ukより引用)

オイル漏れの改善には、「プレッシャーレギュレーター」を分解してOリングを交換する必要があります。この作業の最大の難関がおしりのCクリップ外しでしょう。本来ならプレス機を使いたい作業ですが、持っていないので工夫と根性で外します。
Cクリップが無事に外れたら、内部を清掃し、Oリングを3か所交換して元に戻すだけです。

付いていた「メインアキューム」もチェック。圧力を測ったら10bar程しかありませんでした。リチャージしても良かったのですが、65barの対策玉があったのでそれを取り付けてみました。

このところ、毎朝の始動時にSTOPランプが消えるまで随分時間がかかっていましたが、待ち時間が短縮され快適になりました。

彼女はご機嫌ななめ

昨年末からGSばかり構っていたら、Xm嬢が職場の駐車場に緑色の大きなシミをつくってしまいました。駐車位置からすると後輪の中央辺りで漏れているようです。ハイトコレクターのL字ホースが折れたのかもしれません。

いつもの秘密基地で車体後部にウマを掛けての作業です。

『エンジンをかけた状態で、車高レバーを最低位置に下げる(そのまま1分ほど待つ)』とサスペンション系の圧が抜けます。さらに安全に作業するためには、この状態でプレッシャーレギュレーターのリリースバルブを緩めることでしょう。それで、サスペンション系、メイン系両方の圧が完全に抜けます。(C-maniac Blogより抜粋)

車体後部に吊り下げてあるスペアタイヤとケースを外します。それから、エンド・マフラーとセンター・マフラーを外して、遮熱板を外すとリア・ハイトコレクターにアクセスできます。

な・な・なんと、ハイトコレクターのカバーが破れてLHMが大量に漏れているではありあせんか!取り外してオーバーホールが必須ですねー(涙)
ちなみに、リターンのL字ホースは大丈夫そうでした。

バラバラにして、ダイヤフラム、カバーを全て交換します。
あとは元通りに組めば出来上がりです。

と、これで終わろうかと思ったのですが、こっちも漏れていますよね、プレッシャーレギュレーターww

つづく

旧車の保険

連投失礼いたします。
先日、車検に合格してナンバーが付きました。車両を引き継いでからやがて1年になりますが、何はともあれ、ホッとしています。車検までの顛末をこちらに書かせていただいていましたので、ヤキモキされていた方もいらっしゃったと思います。応援ありがとうございました。
さて、乗り出してみると保険をどうするのかが次の問題です。ネットで調べたところ、50年前の大古車は一般的な自動車保険には入れそうにありません。「旧車 保険」で検索すると、Chubb損害保険株式会社のクラシックカー保険というのがありました。以下に、HPから抜粋したものを転載します。

クラシックカーの価値を知る自動車保険

製造年から25年以上経過したお車に対して市場価格を考慮した金額で車両保険を提供することが可能です。通常車両保険に加入することが難しいお車について、チャブ保険のクラシックカー保険ならお車の市場価格、コンディション、保管状況等を考慮し、豊富なノウハウに基づいたコンサルティングにより、車両金額の協定をさせていただきます。これにより、万が一の事故の際も十分な補償を受けることが可能となります。

HPから、案内にしたがって保険料の見積もりを依頼してみます。必要な情報を記入して、車検証や車の写真、保管場所の写真等を送ると、車両保険金額を算出してくれるそうです。以下、保険会社に送った写真の一部を掲載します。

GSの車検整備 ヘッドライト編

GSの車検で心配の一つにヘッドライトの検査があります。自家用車は全てユーザー車検で済ませていますが、最近はヘッドライト検査が厳しくなって、なかなか一発合格とはいきません。一回目で落とされて、テスター屋で調整をして二回目で合格するのが当たり前になっています。今回は、50年前のクルマですから、いつも以上に入念に準備をして臨みたいと思います。

まずは、ヘッドライトを殻割してレンズの内側を中性洗剤で洗います。リフレクターも綺麗にしたくなりますが、絶対に触ってはいけません。メッキが傷んで取り返しのつかないことになります。レンズを乾かしたらバスボンドでしっかり貼り合わせます。

ハロゲンバルブに黄色い豆電球がくっつけてありました。当時流行したイエローバルブ風の改造でしょうか。バルブ本体はH4eという形状で、今ではあまり見かけません。

H4eバルブは選択肢が少ないので、台座をつかってH4の高効率ハロゲンバルブに変換しました。これでも光量不足の場合はLEDバルブも搭載可能になりました。

YouTubeで見た方法で光軸を調整してみます。レーザーポインターで照射位置を決めて照射板の枠内にエルボー点が入るように調整します。

5m先で800ルクスありました。換算すると20,000カンデラになりますので、明るさは合格圏内です。あとは、素人の光軸調整でどこまで追い込めるでしょうか。

と、ここまでロービーム検査を念頭に準備をしてきましたが、・・・

”旧車のロービーム検査は、1998年(平成10年)8月31日以前に製造された車であれば、これまで通りハイビームでの検査が継続されます。2024年8月からロービーム検査が本格化したのは、1998年9月1日以降の車が対象です。したがって、旧車はハイビームでの検査となるため、ロービーム検査への完全移行の影響を受けません。”

との記述を見つけて困惑しております(;^_^A 

スフィアのリチャージ

曲折がありましたが、高圧ガスの第二種製造届を受理していただきました。
熊本県の担当課の職員さんに懇切丁寧に対応していただき、現地まで足を運んでいただいて、無事に届出が完了いたしました。
今後も、法令を遵守して安全に使用していきたたいと思います。

念願のスフィアのリチャージが出来るようになりました。
近年、スフィアの値上がりが著しく、将来の安定的な供給にも不安がありますが、これで一安心です。上手に使えば、3・4回はリチャージ出来る見込みです。

ウチでは、GSが5個、Xmが8個×2台、合計で21個のスフィアを使っています。トータルでかなりの節約になりますね。
捨てずにとっておいた使用済みのスフィアにも、新しい命を吹き込んであげたいと思います。

雨上がりの夜空に

「燃料ポンプがダメなんだろう」という思い込みで修理を始めて、思いつくものをいくつか換えてみても状態は変化せず、手詰まり感が漂っていましたが・・・

LEXIAに繋いでみたら、インジェクションにエラーが記録されていました。
「 Permanent Fault  Engine speed sensor coherence 」
エンジン スピード センサーの信号が届いていないようです。

大陸から取り寄せたスピードセンサー、届くが早くてありがたいですね。

スロットルボディを外しても見えるのはコネクターのみ、交換は少々大変そうです。どこまで外せばいいのだろうと、気が遠くなる思いです。

念のため、コネクターを清掃して繋いで、セルを回してみたら・・・、「ブォーン」をエンジンが雄たけびを上げました!

結局、スピードセンサーは交換せずに治ってしまいました。コネクターの接触不良が原因だったようです。今のところ、LEXIAにも新しいエラーは記録されていません。

お前についてるラジオ 感度最高!
すぐにイイ音させて どこまでも飛んでく
どうしたんだ,hey,hey,baby
バッテリーはビンビンだぜ
いつものようにキメてフッ飛ばそうぜ

どうしたんだ hey,hey,baby

とある雨の日の夕方、Xmが職場で不動になりました。仕事を終えて帰ろうとしたら、エンジンが掛かりません。どうも燃料が来ていないようです。暗くなってきたので、かみさんに電話をして迎えに来てもらいました。

以前に同様の症状があった時に、燃料ポンプをプラハンで叩いたら動きだしたので、今回も叩いてみましたが、動く気配がありません。とうとう、燃料ポンプが壊れたかと思って交換する前に、バッテリーに直接つないでみたら、動くではありませんか!燃料ポンプが犯人ではありませんでした。

燃料ポンプなら交換して終わりのはずでしたが、他に思いつく部品を交換してみます。

次に疑ったのは、燃料ポンプリレーです。新品部品(サードパーティー製)と交換しましたが動きません。これも違いました。

MAPセンサーも換えてみましたが変化はありません。

ECUも入れ替えてみましたが、変化はありません。

迷宮入りの予感が・・・

どうしたんだ hey,hey,baby
機嫌直してくれよ
いつものようにキメて フッ飛ばそうぜ

GSのロアアーム・ブッシュ

無事に拙宅の車庫に収まったGSですが、登録に向けては課題がいくつか出てきました。
最初の問題は、右側のフロント・サスペンションからの異音とガタつきがひどく、車庫から動かすことができません。

原因特定のために分解してみると、ロアアーム・ブッシュが完全に崩壊していました。
ここはGSの弱点の一つだそうですが、引き取り時に、近年交換してあるとのことで安心していました。左側は異音もガタつきも無く、同時に交換してあるでしょうから不思議です。

ドライブシャフトを外して観察してみると、ケースが僅かに変形しています。中でジョイントが外れて暴れたのでしょうか。だとすると、ロアアームが通常よりも無理な動きを強いられ、ブッシュが崩壊したことも理解できなくはないです。

貼り合わせのインナージョイント・ケース、鉄板が薄くて華奢な造りです。こちらも要交換ですね。

修理すべきところが判ったので、部品をさがしてみましたが・・・、在庫切れでした。
前期型のロアアーム・ブッシュは世界的に欠品のようです。1個105ユーロ、4個必要なので420ユーロ、なかなかの値段ですね。

このまま、部品が出てくるのを待っていても仕方が無いので、思いついたことを試してみたいと思います。サイズぴったりのゴムホースを圧入したところ、ガタつきも異音もありません。これで、走行テストしてみます。

GSを引き継ぎました

1月31日にGSを引き取りに行ってきました。臨時ナンバーを借りて佐賀~熊本まで、約100kmを自走します。積載車での輸送も考えましたが、納車整備をしていただいた巨匠のご子息(整備士)のご意見を聞いて、自走可能と判断。登録を終えたXmの高速テストを兼ねて、友人と二人で引き取りに行きました。

古参の会員の皆様にはお馴染みの巨匠のGSです。2か月間、ご子息に整備をしていただきこの日を迎えました。お昼過ぎにご自宅に到着、レクチャーを受けエンジンを始動。ムクムクと車高が上がり、エンジンもすこぶる快調に回っています。これなら乗って帰れるだろうと一安心です。近所のお寿司屋さんで一緒に昼食を取って出発に備えます。

住み慣れた街をゆっくり走るGSの後ろ姿。すごく、街並みに馴染んでいました。

熊本まで一般道を約100km、無理をせず休憩を挟みながら、順調に走ってきました。

ところが、自宅に近づくにつれて足回りから異音が。ハンドルを切るたびにガクガク、ゴリゴリ、尋常じゃない音と振動です。これはヤバいと思いつつ、やっとの思いで、自宅の駐車場にたどり着きました。

右側のドライブシャフトかサスペンションに異常がありそうです。
これから、GSとの格闘の日々が始まります。