1998年 Citroen Xm

1月に中古新規で車検を受けて、無事合格、晴れてナンバーが付きました。
1998年 Citroen Xm EXCLUSIVE ブルーモーリシャス です。
内外装は申し分なく、白濁しやすいモールもシルバーに輝いています。屋内駐車で大切にされていた個体であろうことが想像されます。

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昨年12月に登録する予定でしたが、車検の前日に下血を発見。やむなく車検はキャンセルしました。原因箇所はブレーキバルブで、右前輪の後ろにLHMが漏れていました。部品の到着を待って修理することになりました。

ここは、LHMがよく漏れる場所でゴムのキャップに穴が開いていました。ブレーキバルブの取り外しは、右ハンドルで良かったと思えるところ。左ハンドルは地獄です。
社外品が付いていたことで、2回目の交換と窺えます。今回は、運よく純正部品が入手出来ました。一緒にOリングとシールパイプも交換します。

これで、車両の購入から約1年かかりましたが、ようやく登録できるまでになりました。


以下、これまでに修理・改善した個所を記しておきます。
・リアサスペンション スフィア交換
・ATシフトレバー修理
・ドットマトリックス修理
・シフトポジション インジケーター修理
・LHMサクションホース交換
・セルカッチン対策
・フロントサスペンションブラケット突き抜け対策
・燃料ポンプ修理
・パーキングブレーキワイヤー抜け修理
・ヘッドライトLEDバルブ交換
・エキゾーストパイプ排気漏れ修理
・ブロアファン交換

1/14に熊本陸運支局で車検を受けて、無事に一発で合格、中古車新規登録できました。

今回の、Xm購入から路上復帰は、同好の士の協力、部品や情報の提供によって成し遂げられました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

1998年 Citroen Xm」への6件のフィードバック

  1. ついに復活ですね。
    一年がかりでやられた整備の項目に、目を白黒させるばかりです。
    ご自身がちょっとしたショップのようなもので、こんな強みをお持ちとはただただ羨ましいばかりです。

    それにしてもXmのカッコよさにあらためて唸りました。
    生産車というより、ほとんどショーカーのようで、シックで先進的でフランス的で、やはりすごいです。
    首相時代の細川さんが乗られていたXmも、ちょうどこの色だったのを思い出しました。
    むさくるしい黒塗りセンチュリーの群れの中で異彩を放っていましたが、彼はその前は熊本県知事でしたね。

  2. 発売当時、買ってはいけないと言われたクルマでしたね。電気系統の故障頻発で、シトロエン社が記者会見で詫びたと聞いています。
    ボクも永年、興味がありつつも敬遠してきましたが、最後のチャンスと思って、熊本地震の後に1号機(ベールベガ)を購入しました。
    約30年前のクルマですが、今なおそのデザインが色褪せることはありませんね。メカ的にも面白くて、弄りがいのあるクルマです。

  3. 路上復活おめでとうございます。
    思えば高校生の時の同級生で金物屋を営んでいる友人の母親が緑のXMを新車で購入したので観に行った事がありました。当時は知識もありませんでしたが、国産車には無い独特の雰囲気を感じたものでした。
    機会が有れば是非とも乗せて欲しいものです。

    • 当時から別格のスタイルでしたね。デザインで選ぶなら前期型、信頼性で選ぶなら後期型でしょうか。

      阿蘇西原にみんなで泊まれるガレージを準備中です。DIYでやるので時間がかかりますが、是非、乗り比べに来てください。

  4. 復活車検合格おめでとうございます。
    矢張りXmはカッコイイですね~。

    ブレーキバルブ・ゴムキャップの破損で、LHM漏れだったのですね。
    私もXanの時、同様のLHM漏れが有りました。
    何時も窓を開けて走っていた事も有り、ahoな私はニオイは少々感じていたのですが気付くのが遅れ大惨事になりました。(笑)
    頭を傾げ乍ら何度かLHMを補充していた間も、Xanでは地面に漏れず密かに運転席床下に充満していったのでした。
    1ヶ月ほどして気が付いた時は、床じゅうたんの3センチ程ある分厚いスポンジにタップリとLHMが沁み込んでおり、文字通り液体に浮いた状態で走っていた様です。(笑)

    又、ブレーキバルブは重要装置なのでニューパーツを入手交換し安堵したのですが、運転席や床じゅうたんを取り外し二日がかりでクリーニング/乾燥作業をするハメに・・・。

    暫く経って ふと 例のシューカチカチ(メインアキューム圧充填音)が15秒程の間隔なのに気付きチェックしたところ、メインアキューム62kでOK、プレッシャーレギュレーターを中古予備と交換も変化無し、結局最近Newブレーキバルブ交換して以降・・・と思え、古いブレーキバルブに新しい方のゴムキャップのみ移し、戻し交換したところ、間隔が一分半位に長くなり復帰しました。
    これで一件落着ですが、Newブレーキバルブがハズレだった様で、こちらを予備として後で何とかしなくちゃ・・・。(涙)
    ————————–
    以下の ご作業に興味が御座いまして、宜しければ簡単にご教示いただけたら有難いのですが!
    *セルカッチン対策・・・・・Xanと同様の、メインキー経由から 付加リレー経由へ、なのでしょうか?
    *フロントサスペンションブラケット突き抜け対策・・・当時Xanも対策用(僅かで止まる?)と思しきNewアッパーマウントを一度入手し交換しましたが、Xmのみ リコール扱いだった様な記憶が?・・・それに加えて”鉄帯(ブラケット)等”の保護装置付加処置なのでしょうか?

  5. Xantiaは室内に漏れますからね。クリーニングは大変だったでしょうね。
    幸い、右ハンドルのXmは、LHMが室内に入ってきませんし、ブレーキバルブの脱着も無理な姿勢を強いられません。

    *セルカッチン対策・・・仰せの通り、リレーを追加して、バッテリーから直接セルモーターに電源線を繋いだものです。格段に始動性が向上します。

    *フロントサスペンションブラケット突き抜け対策・・・最近Xm仲間でボンネット突き上げ事故が発生して、急遽こしらえました。元々、Xmには対策後のブラケットが採用されていますが、皆、戦々恐々としています。万が一ゴムがちぎれても、ブラケットが1cm以上浮き上がらないように、頑丈なチェーンで車体に繋ぎました。

    上記、改造個所については、チャンスがあれば画像を投稿させていただきます。

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