新潟のcongです。ここ新潟も春が来たようで、雪はすっかりと消えました。さて、フランス車乗りでありながら、今までパーツはもっぱら英国やオランダからの輸入に頼っていました。一番の理由は日本人にはハードルが低い英語で対応してくれるということもありますが、彼らが商魂たくましく、海外配送も厭わない点が大きいと思います。しかし、フランス車です。フランス本国には豊富な中古部品などのパーツがあるだろうと思われます。たぶんお宝の山でしょう。これらを購入できたら楽しいだろうなぁと考えたことがこのトライアルの動機です。色々と調べて、フランスの中古部品についてはOpistoがとても面白いと感じました。アドレスはhttps://www.opisto.fr/です。

このサイトは所謂フランスの解体業者のネットワークです。2人のフランスの若者が立ち上げたサイトです。色々な解体業者が自社の解体車や中古部品を登録していて、それを検索・購入できるとても便利なサイトです。しかも、クレジットカードでお買い物ができます。Wiseなどの海外送金サービスが不要なのも助かります。日本でもこんなサイトを業界で作ってもらえば助かるのになぁと感じます。利用方法については先ずはアカウントを作成します。右上の人型のMon compte(マイアカウント)をクリックしてCreez votre compte(アカウントの作成)のparticulier(個人)をクリックします。そしてE-mail、Mot de passe(パスワード)、Confirmation du mot de passe(パスワード再入力)、Prenom(ファーストネーム)、Nom(ファミリーネーム)後は承認事項を3つチェックしてCreer mon compte(マイアカウント作成)をクリックしてアカウント登録終了です。そして、パーツを検索してみます(ちなみに商品検索だけで購入なさらないのならアカウントの作成は不要です)。

ここではシトロエンC6の中古パーツを検索してみました。左上のpieces(部品)をクリックしてpieces auto d’occasion(中古自動車部品)をクリックしてから、Recherche par marque(メーカーで探す)をクリックしてChoisissez une marque(メーカーを選べ)→Citroen、Choisissez une modele(モデルを選べ)→C6を選択します。そうすると300ページ以上ものリストが現れます。ところが、サイトの中央上のLivraison en…(…への配送[配送先の選択])でJaponを選ぶとパーツリストは見事にゼロになります。やはり、日本への部品配送OKの業者はフランスではほとんどありません。今まではここであきらめていました。eBayでもありますよね。Does not ship to Japanという商品が…。しかし、近年、こういった問題を解決する国際転送サービスが現れています。どんなサービスかというと商品を一旦業者が配送可能な国の倉庫で受け取ります。そして、その受け取った商品をサービス利用者の国まで転送してくれるサービスです。これなら、日本に配送不可な商品でも購入可能です。私が選んだ業者はBuyandshipです。アドレスはhttps://www.buyandship.co.jp/です。こちらは日本語のサイトなので使用方法はあえて説明しません。

たぶん、海外の業者でもっと安価な業者があるかもしれませんが、日本語対応が可能な日本の会社を選んでみました(本社は香港ですが、こういた目の付け所やビジネスマインドは中国人はさすがですね)。受け取り倉庫は英国とイタリアがありますが、私はイタリアを選びました。先のOpistoの配送先でイタリアを選んだ場合、業者はほとんど減りません。フランスの業者はヨーロッパ圏内は配達OKのようです。実際にこの方法で希少パーツを購入した方のレビューがみんカラで見られます。アドレスはhttps://minkara.carview.co.jp/userid/768299/car/2685616/5074205/note.aspxです。ただし、国際転送業者は違うようです。激高です。私が選んだBuyandshipは転送料金+日本までの配送料金で英国やイタリアから3lb(ポンド)[1.36kg]まで2,800円で、それ以上は1lb[0.45kg]増すごとに700円追加となりますが、私は比較的リーズナブルだと思っています。今は購入した商品の日本到着を待っているところです。私は目当てのパーツをリーズナブルな価格で購入できて満足しています。ただし、フランス語のサイトはひょっとしたらハードルが高いかもしれません。そんなときは翻訳サイトを活用しましょう。私はGoogle翻訳をお勧めしません。結構、誤訳が多いです。ディープラーニング翻訳をお勧めします。アドレスはこちらです。https://www.deepl.com/です。余談になりますが、その他にも色々なお役立ち記事を自分のHPにアップしています。「ハイドロマニア」で検索、ご高覧ください。