初期のミーティングではいろいろと趣向を凝らしていたことも思い出しました。
hideさんの仕切りだったように思いますが、佐賀〜長崎を股にかけたゲームラリーをやって、参加者全員がシトロエンを走らせながらのゲームで、一体どこに行くかもわからぬまま一日あそびました。

毎年12月は唐津・鏡山の頂上にあるバーベキュー店の座敷を使い、早押しによるクイズ大会をやるのが恒例で、これもずいぶん長く続きました。
都合のいいことに、早押しゲームのための電池式の簡単な機械も売っていましたので、コンマ何秒でも早く押した人の手元が音とともに光る仕掛けで、これが大いに役立ちました。
この頃はメンバー数も多く、数ブロックにわかれての勝ち抜き戦で、出題数もかなりのものでした。問題づくりと出題にあたってくれていたMIKITOさんはかなり大変だっただろうと思いますが、彼のカチッとした口調は出題者としてはうってつけでした。

一般問題からシトロエン問題まで、一般常識からマニアックなものまで多岐にわたる問題で、なかなか本格的なもので、私はあれで早押しクイズというものを体験できたようなものです。
ふんだんに準備された賞品も決して子供だましではなく、それらは参加者全員に行き渡り、手ぶらで帰る人はひとりもいませんでした。
私もいちどだけ優勝したことがありますが、そのとき賞品としてゲットしたガレージの踏み台は今でも重宝しています。

このゲーム大会にhideさんは一度だけSMに乗ってこられたことがありました。その後ながらくどこか秘密の工場に入ってしまい、いらい我々の目の前から遠ざかることになりますが、このときはなんと山頂から麓まで、ご厚意で私が運転させていただくという光栄に与り、忘れがたい貴重な体験となりました。