Xantia SX 1.8L 5MT

ご無沙汰しております。

最終型ハイドラクティブⅢ+のC5V6 3Lから、最終型ハイドロニューマチック Xantia SX 1.8L16V 5MT 1999年式 へ先祖返りのご報告。

2022年春、オランダで開催された Citro Clasica で見つかった24,000km走行の個体 ( https://bit.ly/3Mvhws6 ・ https://bit.ly/3Lt4KZV )です。2Lでないのは残念ですが、何よりMTが決め手でした。ちょっとした勾配もべた踏みな仕様のATに恐れ慄いて購入を断念した悔いが、約30年ぶり(笑)に解けるはず。

船便で到着後、国内新車登録の排ガス検査にかなりてこずったり、経年劣化のイモビライザーユニット修繕や、既知の必ず壊れる箇所の予防整備や弱点の改善&テスト走行を繰り返し、1年半程かかりました。

エンジンルームの様子 → https://youtu.be/J6StNl8m6Ck

いつも新旧シトロエン他で満員御礼の工場。


名残惜しいですが、委託販売で置いて帰ります(スマン、許せ❢涙)

納車ツーリングの記録 → https://bit.ly/3T91vy3・https://bit.ly/3R18S8g

約30年前、小林章太郎氏絶賛ということで横浜のユーノスで試乗し、座った途端に蕩けた時は皮シートでしたが、今回はもちもちのモケットシートにニヤケます。

そして電子制御満載のハイドラクティブから素のハイドロニューマチックの感触の違いに戸惑いながらの帰路、中国道をかっとんでいたら途中から爆音仕様に。。。

で、2日後にはとんぼ返りでドナドナされていくSX(泣)

なんでも、センターパイプ部にクラックが入っていたらしい。

折角なので、気を取り直し、代車 C5 2L を楽しむこととします。

以下、内外装とも、かな~り放ったらかし感のある代車C5 2L 670kmツーリングの私的感想。(委託販売で手元にない私のC5V6 3Lと比較して)

(旅の記録→ https://bit.ly/47l0kQd ・https://bit.ly/3Gb93IZ )

【エンジン】

鼻先に重いエンジンを積んでないので、素直なハンドリングは好印象。

この個体は、スポーツモードが反応しない状態で、音もガラガラいうしで、本来の実力を発揮できてない模様。それにしても高速巡行では5速目が欲しい。

出だしのもたつきはスロットルコントローラーで解消した3LV6のスムーズかつ力強さが恋しい(笑)

【シート】

予想通り、代車のハーフレザー布シートの圧勝❢

要らぬマッサージ機能のせいか、薄く硬いレザーシートは乗り味をスポイルしている。

【ハイドラクティブⅢ+】

2年前に足回りフル初期化した私のと比べると、手をかけられてない感じ満載の代車は、「どんぶらこ」感で言えば、「どんぶら」はするが最後の「こ」の絶妙な収束が足りないので、ただフワフワするばかり。整備の大切さを痛感、実力の50%ほどの乗り味ですなこの娘は。

ということで、今ここ(爆)

はてなブログ → https://kouheibasi.hatenablog.com/

みんカラ → https://minkara.carview.co.jp/userid/2565506/car/

カテゴリー: くるまもろもろ   タグ: , ,   作成者: Xan+930+961   この投稿のパーマリンク

Xan+930+961 について

1993年に試乗したエグザンティアの乗り味が忘れられずで、ついに最後のハイドロ車C5X7(3LV6)を全初期化し乗り始めました。 ↓ その初恋のXantia 1.8i 16V SX 5MT仕様に出逢ってしまったので、最終形のハイドラクティブⅢ+からほぼ最終形のハイドロニューマティックに乗り換えることにしました。 2014年、郷里広島に戻った定年再雇用パートタイマー。 車:Porche 911 3.2L 1989年式 バイク:Norton Commando 961 2016年式 の空冷エンジンを里山の快走路で楽しんでいます。 みんカラ → https://minkara.carview.co.jp/userid/2565506/car/ はてな → https://kouheibasi.hatenablog.com/archive/category/Citoren

Xantia SX 1.8L 5MT」への6件のフィードバック

  1. Xantia SX 1.8i 16V 5MTさん
    やっと走り出されたようで何よりですね~。
    只僅かな初期的隠れ案件が出て一旦停止のご様子ですが、当初に潰せて 且つショップで既知の経験的予防整備を全般的に施されたとの由で、この先大安心だろうと存じます。
    30年ぶりの悔いも解ける事でしょうネ。
    又、6輪もとい10輪スタイルでのNorton Commando 961 も同型のお仲間も居られる様で宜しいですね~。

    私事で恐縮ですが、当方も以前より限りなくmtに拘り 1997年11月頃 堺市の〇マン〇ーズさんのお陰で英国仕様2L16v5mtを入手しました。
    全く最初のシトロエンで、ハイドロの知識経験皆無だったのですが、インポーターも遠距離の為、 心細くも可能な範囲は基本 DIYでした。
    この間、悲々喜こもごも首までどっぷりと ハイドロヌマ温泉に浸かって、結局 31万km/14年楽しませて頂きました。

    結果事象としましては、当初よりポルシェスタートを旨としていた為か、クラッチの滑りやジャダーも殆ど問題無く未だまだ十分イケそうで、エンジンの消耗部品交換以外、殆どクラッチ/MTは手が掛かりませんでした。

    今も 40年目ドゥカティ900共々6輪スタイルという事もあり、Xanから3台目の現C5X7も仕方が無いので何時もmtモードで走っています。(爆笑)

    • ありがとうございます。

      2LMTを31万km走破されたんですね、素晴らしいです❢

      急に寒くなりましたが、空冷エンジンでの里山散歩にはベストシーズンですね。

      Xanの既知の弱点に関しては、自分の勉強のつもりで専門店や好事家のブログを掻き集めてエクセルに纏め、釈迦に説法ではありますがメカの方と共有しました。

      そして、排気系修繕と納車整備の足廻りのリフレッシュ直後でまだ硬い乗り味の向上を狙って、500cc玉への置換・アンチシンクバルブのオーバーホールを行い、来週末に戻ってくるのを楽しみにしております。

      • 確かにベストシーズンですね~、961cc270度クランクのコーナーからの立ち上り加速は別物でしょうネ~。
        空冷ドカもそうですが、Nortonも酷暑シーズンは夏の股火鉢みたいでしょうか?(笑)
        話しは飛びますが、モトGPのアプリリアは暑い地域のレースではライダーがリタイヤしたくなる程下から熱気が上がってくるらしいですね。

        若し宜しければ纏められたエクセルを別途にて拝見させて頂けましたら、今更ですが大変勉強になり有難いのですが!
        恐らくそちらで出尽くしているとは存じますが、僭越乍ら若し僅かでもお役に立てる余地が有れば幸いと思いまして・・・。

        • 補完してくださるなら、ありがたいです。

          msy.wtnb @ gmail.com (@前後に空白をいれてます)に連絡いただければ、お送りします。(稚拙な纏めでお恥ずかしい限りですが、RS‐UNO・AUTO CAPRICO のショップや好事家ブログのリンクを埋め込んであります。)

          それにしても、暑い11月も急に冷え込んできて短い秋でしたね。今なら信号待ちでのバイクの空冷エンジンの熱気が心地よいです(笑)

          広報車落ちを試乗し、がっがっがっな感触にハマった961ですが、一番良く「がしゃがしゃ音」を再現しているは、佐川健太郎の ttps://www.youtube.com/watch?v=44tqHy5QZzE のレビュー動画。(道の駅とかで他のバイク乗りから「エンジン壊れてる?」と声を掛けられます笑)
          因みに、知人の900SSも見惚れるばかり美しいですが、私の唯一のデスモドロミック体験はマイルドなスクランブラー800だけです。

  2. ご無沙汰しております。
    ついにXantiaの登場ですね、おめでとうございます。
    一年半とは、長い嫁入り支度でしたね。
    「初期化」と称されるほど手の入ったC5に換えて、MTのXantiaを選択されたこだわりには敬服するばかりです。

    GSと並んだXantiaのボンネットに、逆さのダブルシェブロンが写り込んで、グリルのそれと衝突しそうなのも面白いですね。
    工場の写真では、奥に並ぶDSとC5のサイズの違いに時代を感じました。

    • ありがとうございます❢

      そりゃ、もちろん悩みましたよー(笑)
      ただでさえ国内では少数派のMTかつ状態の良さそうな個体に出会える事は、今後そうそうないと思い決断しました。(関東勤務時代の約20年間、クルマ無しだったのだからと毎回自分に言い訳する単なる阿呆です)

      仰るように、工場のダブルシェブロンの電飾看板のボンネットへの逆さ映り込みは撮った後に気付きました。期せずして面白い写真になりました(笑)

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