GSの車検で心配の一つにヘッドライトの検査があります。自家用車は全てユーザー車検で済ませていますが、最近はヘッドライト検査が厳しくなって、なかなか一発合格とはいきません。一回目で落とされて、テスター屋で調整をして二回目で合格するのが当たり前になっています。今回は、50年前のクルマですから、いつも以上に入念に準備をして臨みたいと思います。
まずは、ヘッドライトを殻割してレンズの内側を中性洗剤で洗います。リフレクターも綺麗にしたくなりますが、絶対に触ってはいけません。メッキが傷んで取り返しのつかないことになります。レンズを乾かしたらバスボンドでしっかり貼り合わせます。
ハロゲンバルブに黄色い豆電球がくっつけてありました。当時流行したイエローバルブ風の改造でしょうか。バルブ本体はH4eという形状で、今ではあまり見かけません。
H4eバルブは選択肢が少ないので、台座をつかってH4の高効率ハロゲンバルブに変換しました。これでも光量不足の場合はLEDバルブも搭載可能になりました。
YouTubeで見た方法で光軸を調整してみます。レーザーポインターで照射位置を決めて照射板の枠内にエルボー点が入るように調整します。
5ｍ先で800ルクスありました。換算すると20,000カンデラになりますので、明るさは合格圏内です。あとは、素人の光軸調整でどこまで追い込めるでしょうか。
と、ここまでロービーム検査を念頭に準備をしてきましたが、・・・
”旧車のロービーム検査は、1998年（平成10年）8月31日以前に製造された車であれば、これまで通りハイビームでの検査が継続されます。2024年8月からロービーム検査が本格化したのは、1998年9月1日以降の車が対象です。したがって、旧車はハイビームでの検査となるため、ロービーム検査への完全移行の影響を受けません。”
との記述を見つけて困惑しております(;^_^A
着々と仕上がっていますね！
ヘッドライトの反射板を絶対触ってはいけないとは知りませんでした。
壁で光軸調整ができるようになっているとはすごい！
充填用バルブが付いているとおぼしきスフィアが輝いていますね。
のんびりやってたら、ウチに来てからもうすぐ1年になります。今年中に登録できるといいなあ。
熊本の予備車検場は会員（業者）以外は利用できないので、出来る限りの準備をしていきたいと思います。
ご無沙汰しております。少しづつ路上復帰に向けて進みつつあり喜ばしいかぎりです。
こちらのC6も先月車検でライトが片方ハイビームが点灯せず配線の引き直しにて復旧した経緯がありました。社用車で新しい国産のクルマを乗る事が多いのですが、標準でライトのレベライザーやオートヘッドライトが付いていたりと、旧いクルマしか知らない身としては戸惑う事もしばしば。。
どうぞ無事に路上に出られる事を祈念しております。
C6のハイビーム断線あるある問題ですね。ボクの友達も最近修理していました。C6もすでに20年、部品の入手が難しくなってきましたね。頑張ってください。
福岡のお茶会にお越しになっていたようですね。次の機会があればお会いしたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
熊本の車検事情はユーザーには厳しいですね。
こちらの関東ではテスター屋が使えなければ古いクルマのユーザー車検は諦める方が多くなると思います。
関東では何の準備もしていない方も来られる様子を見ることがありますからこちらもそうならなければよいのですが。
本来ならば所有者が車検を済ますことになっているはずですが。
グッドラック中嶋さん、はじめまして。
昨年、1998年のXmを中古新規で登録しましたが、あまり苦労せずに済みました。今回は、1973年式で10年ほどガレージで寝ていたGSです。一通り整備してから車検に行きますが、さてどうでしょう？