続・歴史資料

7月のお茶会でCCQのミーティング案内とメールサービスを綴った分厚いファイルを持参しました。皆さん驚かれ、当時を思い出したのですが、まだ続きがあるよとの一声に自分自身がびっくり。続きもファイリングしたはず・・・。

夏休みに片付けていたら出てきました。残りの部分が。

右:1997年1月~2008年12月 左:2009年1月~2017年No. 246号

ついつい読みふけってしまいます。2017年に自ら投稿していたりと少々小っ恥ずかしいですが。5年前のことですが記憶とはあやふやなものですね。

すべてを重ねてみました。ブルーの付箋から上が2009年~です。

1997年から2017年までを重ねてみると、厚みが100mmmも!。EDGEの厚みと比べようもない厚みとなりました。ブルーの付箋の上が2009年~の分です。

紙の記憶はページをめくる感触・音やA4サイズの視野の入り方が好きです。デジタルも手軽でいいのですがアッサリしすぎなのかな。

懐かしさとともにあらためてCCQの歴史をずっしり感じた一日でした。

8月福岡お茶会

深夜営業のファミレスが年々減少する中、今月からまたも新しい会場になりました。
車も置けて閉店時間に追い立てられる心配はないけれど、コロナ対策の白い衝立が取り外せず、どうにも鬱陶しいのが玉にキズ。

(左)SaさんのXantiaとSiさんのC5 (右)事故車じゃなくエンジンルームの放熱のため

(左)長い入院から復帰したWさんのC5ツアラー (右)会場に向かう前のKさんのC4

(左)横浜から遠路はるばるお越しくださったTさんのC5ブレーク

先月に続いてTシャツコレクション。(左)10年ほど前にユニクロとのコラボで販売されや物だとか(右)OさんのイラストによるXantia

うーむ…

シトロエン/DS販売会社からと思われる広告メールがどきどき届きます。
そこに「シトロエンオーナーインタビュー」というのがあって、今回はXMに惚れ込んで乗っておられる方が紹介されていました。

とくに色が素敵で、日本に輸入されなかった淡いブラウン系に拘って塗り替えられており、一段とエレガントな雰囲気のきれいなXMでした。今日びは性別に言及していいのかどうかわかりませんが女性の方で、街で走行するXMの姿を偶然見かけて、一目惚れだったとか。

「エンジンをかけたときに、ゆっくり車高が上がって、猫がけだるく起きてきたみたいな感じ…」フムフム。
ここまではいいけれど、そのあとに誤認があり、そこが見過ごされたままになっているのは、かえすがえすも残念でした。
「坂道だと私を平らにしてくれようと後ろだけ上がってきたりするんです。」と文字でも動画でもXMの特徴として語られており、私はステキなものに、ささいな揚げ足取りをする無粋な趣味はありませんが、ここのところはハイドロの基本として非常に大事なことだと思うのです。

いまさらですが、ハイドロは車重にかかわりなく車高(姿勢)を変化させないようハイトコントロールが機能しますが、それはあくまで路面に対して一定の高さを保持するということであり、坂道でボデイを水平にするということではありませんよね。

当然そのような動きがあるはずもなく、つまり坂の途中に建つ家のような姿勢を取ることはないわけです。これが個人のブログとかであればむろんスルーしますが、PSAグループの絡む公式な発行物として、この記述はいかがなものかと思うわけです。

ネットからXMの絵を拝借して図を作ってみました。言葉通りに解釈すれば、こういう事になりそうですが、それはあり得ませんよね。

歴史資料

7月のお茶会でのこと。
大分のAさんがやけに大きな布バッグをお持ちでしたが、食事などが一段落ついた頃、やおらそれを取り出されると、まるで裁判記録か?と思うほどの分厚いファイルでした。

このように撮り方を失敗してしまい、あとからAさんが写真も送ってくださいました。

むかしCCQで行なっていたミーティングの案内と、各人が思い思いに書いた記事や文章の類をまとめたものをメールサービスとして毎月送付していたもので、Aさんはこれを入会時から丁寧に保管しておられたらしく一同びっくりでした。

あまりの厚みに、てっきりすべてかと思っていたら、そこにあるのは1997年1月〜2008年12までで、まだ2009年から2017年まで8年ちかくあるはずで、うひゃあと気が遠くなりそうでした。

どっしり重いカーセンサーのEDGEとくらべてもこれほどの量
こちらはCGですが、まだ今ほど薄くない時代、置かれているのはC6が日本上陸した時の(2007年1月号)で、表紙はヴェールヴェガのC6となっており、Aさんのさりげない配慮がニクいです。

ちなみにお茶会スタートとホームページの新設により、メーリングリストは2017年4月をもって廃止となりました。

サイズはA4、とても全部を見おおせる量ではなく、やむなくパラパラと見るだけでしたが、なつかしい方の名前や折々の様子がそこここにあり、しばし思い出にふけることができ、まぎれもないCCQの歴史資料でした。

「塵も積もれば…」「継続は力」とはこういうことかと感じるいっぽう、現代は様々な記憶媒体が発達していますが、こうして確かな形で実体として残るのは「やっぱり紙だなあ」とも思いました。
もちろん場所は取るし重いけれど、人の気持ちが自然に和むのはUSBナンタラや液晶画面ではなく、結局こういうものですね。

2017年4月に発行した、メールサービスの最終号(冒頭部分)。
通算246号のようですが、創設と同時ではなく4年後ぐらいからのスタートでした。

7月お茶会写真

車がたくさんあって乗りおおせるのに大変なようですが、久しぶりにXantiaで登場されたSaさん。いつ見ても白のXantiaというのは独特なオシャレな魅力があります。
年初のA/Tの故障いらい長期入院を余儀なくされたSiさんのC5でしたが、5ヶ月の入院を経てやっと戻ってきたようで、以前よりピカピカでした。
Saさんのお知り合いのBX乗りの方が考案されたというTシャツ。Xを中心に、AX、BX、CX、ZX、Saxo、XM、Xantia、Xsaraと8つのモデルが描かれるという、TVのQさまで「これは何を表しているでしょう?」と問題になりそうなグッドデザインで感心しました。
コロナなの成り行き次第ですが、また来月も開催できますように。



▼以下は、同日の関東お茶会の様子です。

C4X

せっかくの投稿の直後にすみません。

なんとなくYouTubeを見ていたら、つい先日(6月29日)シトロエンはC4Xなる新型車を発表したそうです。
とっさに「中国市場専用車か?」と思ったらそうでもないようで、今後は、こういうデザインがカッコイイのか?
私の目が古くておかしいのか、もうわからなくなりました。
みなさんどう感じられるかと思い、動画より写真を拝借・紹介します。

追記;日を追うごとにC4X関連の動画などがネット上に増えてきていますが、なぜかメーカーによるしっかりしたプロモーション動画といえそうなものは見当たらず、僅かな走行シーンと上の暗く味気ない運動場みたいなところでの映像しかないのが不思議です。

YouTubeにはデザイナーによる速攻解説なんてものまでありますが、C4とC5Xの間を埋めるモデルというのはわかるとしても、C4のギュッと圧縮されたフロントからBピラーまでに対して、後半だけエレガントにしました…みたいな完成度の低さがあり、サイドビューはフロントからリアタイアまでC4と同じ寸法にもかかわらず、その後端は22cmも伸ばされて、長年シトロエンのフォルムを見慣れた目には、あのリアの長いオーバーハングはチグハグな印象が残ります。

これでC4/C4X/C5Xはほぼ20cm刻みの布陣となり、サイズ的にプジョー408を捉えても、あちらのほうが圧倒的にカッコイイし現代人好み、下手をすればC5XやDS4まで喰われそうで、フランス車も内部抗争が激化しているような気もします。

モナコの刑事

Amazonprimeのせいで、すっかり海外ドラマにハマっています。

いま見ているひとつは『リヴィエラ〜隠された真実〜』というイギリス制作のドラマで、舞台はモナコ。

世界のセレブが集まる美しいコート・ダ・ジュールで繰り広げられる、美術品を抜け道にしたマネーロンダリングが絡むサスペンスドラマで、出てくる車は高級車のオンパレードですが、その事件を追う気骨ある刑事の車が、なんとC5のディーゼルです。

ロールスロイスやランボルギーニが出ても無感動に見ているのに、C5が出てくると思わず「アッ!」と声が出て両肩は浮き上がり、顔を画面に寄せて何度も戻しては繰り返し見てしまいます。

2017〜2020年の作品で、ロシアのウクライナ侵攻前ですが、暗躍するのはロシアのオリガルヒであり、美術品を保管し無税で売買するのは、NHKでも特集されたフリー・ポートという謎の美術品倉庫だったりと、いま世界を賑わせている要素が盛り沢山です。

モナコという場所柄といい、ぞんざいな使い方といい、カッコイイのなんの。

バックナンバー

今春、ウイルス被害によってほぼ失われたと諦めていた過去の記事でしたが、かなりのところまで復活できたようで、そちらをバックナンバーに張り替えました。
写真など、どうしても取り返せないものも若干あるようですが、それでも、かなりの部分が戻ったように思います。

今後、このバックナンバーは「見るだけ」で、ログインしても書き込みはできないようになっているそうですので、その点はご了解ください。

2017年から5年にわたって、皆さんに投稿/コメントしていただいたものの集積が、ネットの闇から再び取り戻すことができてうれしいです。
4月以来の憂鬱の種でしたが、とりあえず一区切りできました。

※ただし、絶対ではないそうですから、今後どうなるか危険も孕んでいそうですが。