うわ

いつごろだったか、シトロエンのトートバックが色がきれいで欲しかったのに出遅れてしまい、数カ所のディーラーに問い合わせしたときは、どこも完売したばかりで一つもなく悔しい思いをしました。
関東のTAMAさんにも「見かけたら買っておいて欲しい」と頼んではみたものの、いろいろあたっていただいたようですがダメでした。

それが、先日ひょっこり郵便受けに入っており、なんと蒲郡FBMに参加されたKさんが現地で売られていたものを買ってわざわざ送ってくださったとのこと。
思いがけないサプライズにうれしい悲鳴を上げました。
大願成就ではありますが、もったいなくて使う勇気がありません。


ついでにもうひとつ。
先日ブックオフに立ち寄ったとき、私はこの手の店では車の本や雑誌を見ることはないのですが、たまたま入荷したばかりなのか、ENGINE誌がまとめてワゴンに載せられて通路に放置されていたのでチラッと目をやると、大半はドイツ車やスポーツカー特集などですが、そこに一冊だけ背表紙に「パリとクルマ」という文字を発見。

パラパラやると、きれいな写真がいろいろあるけれど、2014年の雑誌だからなぁ…と思っていたら、なんと110円!なので買ってしまいました。
ところが、8年前とはいえ、さほど古さを感じさせないどころか、むしろ近ごろの元気のない雑誌よりどのページも生き生きして全体が輝いているのはちょっとしたショックで、それが新鮮で楽しめました(EVのような忌々しいものがないのも気分がよろしい!)。
何事も情熱があれば、自然に魅力が宿るということでしょうか。

(左)閉鎖されたオルネー工場跡にシトロエン博物館があり、非公開ながらその所有台数はおよそ600台とのこと!
(右)シトロエン専門のミニカー店があるなど、やっぱりアチラは根っこが違います。
(下)夏場はこうしてエンジンを冷やしているそうで、いちいちがキマっている本場ならではの光景。

自己紹介

初めまして。埼玉のTAMAさんより紹介を受け入会しましたマンザキ マンタロウと申します。

年齢は23歳、社会人6年目です。

19歳の時に免許を嫌ながらに取得したものの車に興味が無く、むしろ車なんていらないと思っていました。

ですが職場の先輩が「せっかく免許取ったんだから自分の好きな車に乗りなよ。自分の車で遠出しておいしいご飯食べに行ったりとかしたら最高よ」と言われたので車を探してみることに。

車の知識も無いのでとりあえずYouTube等で車の動画とかを見るものの、いまいちピンときません。

ですがある一つの動画によって変わります。それはテレビ神奈川で放送されている「クルマで行こう」でした。 

岡崎五郎さんのイチオシのクルマを選ぶという企画で2台紹介された内の1台がシトロエンC3でした。(もう一つはA110)

動画を進めていくと岡崎さん自身がC3を買って乗っていると言ってました。

「自動車評論家の方がおススメするクルマってどんなものなんだろう」との思いでシトロエンのディーラーへ行ってみました。この時はどこの国のメーカーですら分からない状態でした。

ディーラーに行くとC3が置いてあり可愛くて一目惚れしました。他にC3エアクロス、C4スペースツアラー、C5エアクロスがあったものの全く見向きもしませんでした。

C3を指差してコレを下さいと言ったもののせめて試乗してお決めになって下さいとのことで試乗し購入となりました。

座席も柔らかく乗り心地もいい。試乗した時の記憶は今でも鮮明に残っています。

シトロエン C3 Saint James
2019年9月に納車されました。この年はシトロエン100周年で節目の年に購入でして嬉しかったです。

新車で購入して約3年、11万3千キロとなりましたがこれからどうなっていくのかが楽しみです。

2021年1月には友人からシトロエンC6を購入しました。

V6のガソリンで色はガナッシュ、ラウンジパッケージです。

今はこの2台体制でカーライフを送っています。まだシトロエンについてはよく分からないことだらけですがどうぞ宜しくお願い致します。 

ミスマッチ

TVの衝撃映像番組を見ていると、ん?…どこかで見たことあるような車が。

南米チリの高速道路の本線へ向かうランプウェイ上で、前方の車がとつぜん停車して進路を塞いだと思ったら、サッと左右のドアが開いて数人の男たちが銃を持ってこちらにずんずん迫ってきます。

するとカメラ搭載の車は、すかさず車を猛然と加速させ、そのまま前方の強盗団の車に激突。

その衝撃で前車のガラスは四方に飛び散り、さらにぐんぐん押し出して最後は押される側の車はバランスを失い横向きに転がされ、めでたく強盗団を振り切って本線に逃げ出るという一部始終でした。

激しい衝突の勢いでガラスなどが飛び散ります。
車高の違いからいって こちらは遥かに大きな車だったんでしょうね。

その強盗団の車は?というと、なんとC5エアクロスで、押されるうちにだんだん横を向いてきてややサイドが映ると、あの特徴的なメッキモールの窓枠がハッキリ映ります!

南米チリでも走っているんだ!というのと、そんな危ない連中が乗っているというのにびっくりしました。

あきらかにC5エアクロス! 屋根が見えるほどだからトラックだったのかも。

べつにシトロエンが平和の象徴とはいわないまでも、こういう脅しの場には明らかに迫力不足で、かえってオバカな感じがしました。
そこがカワイイところなんですけどね。

C6 車検完了

Aです。お茶会やFBMの写真が流れてくると良いなーと思うこの頃。なんとか都合つけてお茶会参加すべく作戦中です。

早いもので10月はC6の車検でした。135,196km。部品交換等は無く、オイル、冷却水、ブレーキフルード交換だけで完了。その後にワイパーとエアコンフィルタをDIYで交換。但し、パワーステアリングのリターンパイプのカシメが危なそうだとのことでそろそろ部品探しが必要みたい。前車のDS3の時は水漏れ、オイル漏れ・・でたびたび主治医にみてもらっていましたがC6のほうが丈夫みたい!?

話は変わりますが、C6はCXのイメージが大きいですがボディサイズが2周りも大きく実際に車を見るとかなり異なった印象です。CXはいなくなってしまいツーショットは叶いませんでしでしたが、写真だけでも並べてみます。

どちらもロングノーズ&ショートデッキが素敵です。CX シリーズ2が1985年でXMを挟んでC6が2005年です。20年の時が過ぎています。スパッツが無いのが大きな違い?

C6にこれからもヌルヌル走ってもらおうと思います。

関東お茶会

10月の関東支部お茶会は参加者の関係で急遽都内での開催となりました。
参加者の居住リアに合わせて会場の検討を行っていますが、お店を探すのは大変な反面、色々なところに出かけられる楽しみもありますね。

お茶会では、修理代がカバーされる自動車保険の話や、Kさんお悩みのシートヒーター修理が可能な業者がいないかや、レザーシートのメンテナンスのこと、TさんのC5ブレークのシフトノブが崩壊した話(現品をKさんや私も新品が出るなら注文しようかと。後日福岡のSさんより国内外欠品との情報があり、互換品対応。)。

また、ステランティスの契約書を交わした後の一方的な値上げが話題ですが、国産車も納期が遅延していて、1年先に車検が切れるからその時を目指した車選びをしなくてはいけないことなど、少し前では考えられない事態が起こっていることなどが話題になり、ファミレスの閉店の23:30まで話は続きました。

翌朝、一部のメンバーは東京都青梅市のスタバで開催されているSunny French Morningというフランス車を主体とした集まりに参加したのですが、現地にてMさんのC6のセルモーターが破損し、レッカー車で運搬される事態になりました。
修理工場も混雑している昨今でしたので搬送先が見つかるか心配だったのですが、幸い整備持ち込み先も見つかり、修理期間も1週間程度とのことでオーナーはほっとした表情でした。
先日NさんのC6のセルモーターが壊れたところですし、トラブルは伝播しますね。

久々の試乗会

大まかなご報告は「お茶会」ページの方にありますので、そちらを御覧ください。

Hさんは、今年乗り換えられた2代目C4でのご参加でしたが、車内のメーター類は目にも鮮やかなブルーの世界。
遠方なので、一足先に帰路につかれました。

後半は、Tさんのまるで研究者のようなお話を伺っていると、ぜひとも実車に乗せていただかずにはいられなくなり、それでは!ということで店を出ました。
付近の路面のなめらかとは言い難い路地を右に左にと走って、その成果の程を体験させていただきました。エンジンもサスペンションもとてもスムーズで、密度感のようなものがあり、きれいに音律が整えられた楽器のようでさすがと感銘を受けました。

次いでSさんの1型C5にも乗ってみることになり、再びほぼ同じルートに挑戦。これはこれでさりげなくとても良い感じで、いつもしっかり手を入れられている車だけのことはあると感心させられました。
駐車場に戻ると、TさんがC5エアクロスの脇に立って「これも行きましょう!」と言われて、こちらにも乗っていただきました。「マンホールを踏んでください!」とのご要望で、できるだけ凹凸の上を通過。
ハイドロ2台のあとではさすがに気が引けましたが、PHCはその風味だけは引き継いでおり、こうして立て続けに3台乗ってみると、やはり同じ波長というかDNAをもった一族であることを感じることができました。

さまざまに仕掛けを施されたバッテリー周辺やエンジンルーム。
プロのような仕上げの丁寧さにも感心させられます。

やはり試乗会は理屈抜きに楽しいものですね!

関東お茶会-9月

9月の関東お茶会は、横浜で開催となりました。事前集合地のパーキングには、Nさん、茨城でのC6ミーティングの観客として参加されたTさん夫妻、私と、CCQ入会希望のお試し参加で、C3とC6を所有されるMさんが集まりました。
Nさんは当初、代車での参加とのことでしたが、セルモーター修理がギリギリで間に合ってC6での参加となりました。

予定の時間となり、ファミレスへ移動してKさんと合流し、いつものお茶会に。C6の個体による乗り心地の違いやC5Xの話などが展開されました。
驚きましたのは、私たちが入った向かい側のファミレスにXmが入って行ったことで、お店に入店するのを一時中断してXmの観察に。

イベント以外では滅多に見なくなったXmを見られて一同大盛り上がりでした。

*後日Mさんからは入会の希望を頂きました。
お若い方でもありますので、これからが楽しみです。

C5X発表会に参加してきました。

ご報告が少し遅くなってしまいましたが、8/29に東京都現代美術館で行われました、シトロエンオーナー向けのC5X発表会に参加してきましたのでレポートさせて頂きます。

こちらの発表会は8月上旬のシトロエンニュース(メールサービス)にて募集があったもので、50組との制限があった関係で厳しいかと思われたのですが、幸いにも参加することができました。発表会はシトロエン車での参加が求められたこともあり、歴代シトロエンがぞろぞろやってきて、なかなかの景色でした。(私は前後の予定の関係で、無理言って電車で参加としてもらいました)

内容については各種WEBニュースなどにも掲載がありましたので割愛しますが、日本市場はシトロエンにとって重要なので、引き続き積極的に販売を行っていく、との言葉が聞けたのはうれしかったです。

C5Xについては、シトロエンの伝統?でこれまで見てきた写真ではあまりぱっとせず、正直なところあまり興味も湧かなかったのですが、実車を屋外、とりわけ都会の景色の中で見たときに、これはすごいと思わせるデザインでした。

灯火類のデザイン、衝突安全を考慮した厚みのあるボンネットやSUV風味のフェンダーアーチなど、アイキャッチになる部分はいかにも現代の車らしい感じがある一方で、昔からのシトロエンのエッセンス的なものが車体のデザインから見られて、なんとなく肌合いが合う、というか遠い従妹?に会ったような安心感でした。

サイドの写真を見ていただくと分かりやすいのですが、長いホイールベースや窓の下のラインがリアドアの途中から明確にキックして上がっていく感じ、各ピラーを上に伸ばしていくとほぼ一点に交わること、ドアノブがやや低いあたりにあること、チョンとついたフラットなリアスポイラーなど、なんだかXmとの近似性を感じました。

私が以前乗っていたXmとC5Xの公式写真を比べてみました。グリーンハウスから上が似てるように思います。

インテリアでは、カラー&インテリアインテリアのテーマがZEN(日本語の「禅」)とのことで、どちらかというと色を抑えめ且つ、現代の車としてはあっさりとしたデザインで、近年のきらびやかなデザインに辟易としていた身としてはほっとするような印象でした。

ちょっと気になったのは、シトロエンのロゴ各所にあしらったインテリア、との説明の際に「シェブロン」と発言されていました。実際にシートの柄なども「ダブル」シェブロンではないことから、シトロエンのマークはいわゆる「へへ」から「へ」になりつつあるのかも知れません。これまでなじんできたダブルシェブロンとのお別れかもしれませんね。(ただ、撮影してきた写真を見る限り、説明看板には「ダブルシェブロン」の文言があるので、単に説明者の問題だったのかも知れません。)

パワートレインはお馴染みの1.6ターボとそれにハイブリッドを組み合わせた2種類しかありませんでした。本当は1.2ターボとか、ディーゼルが欲しかったところですが、環境規制もあって難しいのでしょう。

まもなくデーラーへの配車も始まるでしょうから、ぜひ現車を見て、試乗してみてください。私も身近なところで見られるようになるのが楽しみです。

展示されていた車両のORGA No.など。ラベルが多言語対応なあたりが現代の車を感じます。また、タイヤが意外と細いですね。