蓼食う虫-5

[ATと燃費について]C3とゴルフ7のエンジンは、3気筒/4気筒という違いはあるものの、ともにガソリンの1.2Lターボ。しかしボディはC3がひと回り小さいにもかかわらず、燃費ではあきらかにゴルフに及びません。その理由は、エンジン効率のようなことはわからないけれど、素人目にもこれだろうと思うのがミッションです。

ゴルフはDSGというダブルクラッチの7速で、60〜70km/hでも5速〜7速をたえず使い分けながら低回転を保って走るのに対し、C3はアイシンの6速ATというのはいいけれど、問題はそのシフトプログラム。
エンジンパワーは充分余裕があるにもかかわらず、5速には概ね70km/h以上、6速に至っては90km/h以上でないと入らないため、市街地などの常用速度域では事実上の4速ATといってよく、常に2000rpm前後で回っている印象です。

C3は低速でのATのマナーがややギクシャクするというのが定説のようですが、私はその点はそんなに感じませんが、昔のどこかのんびりしたZFのATのようで、エコのため「働いて、働いて、働いて」というような気配はありません。
感覚的に60km/h前後で5速に入って欲しいところを、エンジンをムダに回して平然と4速で走り続けるナマケモノで、アイドリングストップなぞ付けるよりこっちじゃない?といいたいし、少なくとも日本の道路事情には合致しているとは言い難い。

動き出しに1〜2速、あとの大半は3速か4速となり、それを反映して燃費は市街地ではせいぜい10〜11km/L前後、しかもガソリンタンクは42Lほどだから、どうしても足が短くなることは否めません。

マニュアル操作をすれば、多少マシなのかもしれませんが、個人的に「ATは何もしないからこそのAT」と思ってきたから、専らDレンジだけで走っていました。
…と、ここまで書いて、とはいえ一度もマニュアル操作を試みないというのもレポートとしてあまりに怠慢ではないかと反省し、これを試してみることに。

すると50km/h+ぐらいでも5速はもちろん、その気になれば6速にも入ることがわかり、そのほうがエンジンも回転が抑えられ、スルスル軽やかに転がるようでクルマ全体の印象も良くなるのがわかりました。
AT車のマニュアル操作は慣れていないから、つい忘れて発進で5000rpmぐらい回してしまうような場面も何度かありましたが、慣れるにしたがい、まあそれなりに走れるようになりました。

操作というのは頭ではなく、体が覚えなくてはダメですね。何速で走るかを状況により任意に決めるのは、ほどよい集中を要して「意外と楽しい」ことがわかったから、まあこれでもいいけれど、本来はDが低回転を保って燃料を節約して走ることに努め、マニュアル操作で積極的に回して走るというような設定であるべきではなかったか?と思います。

その結果、燃費はなんと1割以上も向上し、約13km/Lほどになったのは嬉しいというより呆れました。こういうマヌケなところが、あいからわずシトロエンなのかもしれません。

ATのマニュアル操作については、いまどきはパドルシフトが付いていることが多いけれど、私はその感触がまったく楽しくなかったこともマニュアルシフトをしない一因でした。
しかしC3にはこれがないから必然的にシフトレバーでの操作になるわけですが、これを上下させるのは存外MTの運転に通じるリズムがあり、個人的にはこのほうが好ましいことがわかりました。

パドルはハンドルから手を離すことなく、左右の指先でパチパチやるだけですが、この操作感がゲーム的でどうもしっくりせず、やはりギアチェンジはギアの場所でレバーを動かすほうが、私のような昔気質のドライバーには運転の生理に敵っているようです。

というわけで、純粋な街中ではDレンジ、少し巡航できる場面ではマニュアル操作を行っていますが、けっして負け惜しみではなく、ATのワンパターンな運転より、少しこういう変化や判断を必要とするのは案外楽しい(場合もある)という新発見になりました。
ATでわざわざマニュアル操作するなど「酔狂ではないか」と思ってきたのは、どうやら間違いだったようです。

[給油口]C3の給油口は左側。
あまり意識したことはなかったのですが、私の経験範囲ではかなり珍しいことです。

ゴルフもC5エアクロスも2CVもC6もすべて右側、昔の車のことは忘れてしまっていたからアルバムで確認すると、XmもXantiaもBXもCXもやはり右。
だからスタンドに行くと無意識に給油機の左へ車を寄せるのが身についており、何度か「あっ」と気づいて反対側へ移動するなどしていたのですが、最近ようやく意識するようになりました。
調べてみると、C3は初代から最新の4代目まですべて左、プジョーも208や308も左で、なにか理由がありそうですが、私にはちょっと思いつきませんでした。

そうか!こういう時こそと思いついてAIに聞いてみたけれど、マフラーの位置とか、燃料タンクの位置とか、歩行者との距離をとるとか、日産は利便性から右であるとか、要するにバラバラ、これという首尾一貫したアンサーは見つかりませんでした。トヨタは左に統一しているそうですが、新旧ドイツ車は圧倒的に右で、とにかくナゾですね。

[給油口で思い出したこと]

↑写真は使わないシーツをただ捨てるのはもったいないから、おしぼりぐらいのサイズに切ったもの。一度に何十枚もとれるから、オイルの点検や細部の掃除など、気軽に使えるから便利ですよ。
ガレージ内では、ティッシュや使い捨てペーパーではちょっと違う、、でもウェスを汚すほどでもない、、ということが意外に多いから思った以上に役に立ちます。
そのひとつ、タオル地と違って嵩張らないので、給油ハッチの片隅に押し込んでおくと、給油後ノズルを引きあげる際の液ダレ防止などにも便利です。ペーパーが置いてあるスタンドもあるけれど、コストコにはないから今では必需品です。

それではまた。

自己紹介、ajitamaです。

はじめまして。この度CCQに入会させていただいたajitamaでございます。よろしくお願いいたします。

代官山の旧山手通りにて

こちらのブルーのC6に乗っております。昨年の6月に納車しまして自分にとって初の愛車です。テールランプ周りの造形がお気に入りです。

私自身の自己紹介としましては車趣味以外には、バイオリンを弾いていたりします。自転車も好きでしてピストバイクとロードバイクに乗っております。タイヤがついているものは基本好きなのでバイクや電動キックボードなんかも所有して乗っております。最近はカメラ趣味を始めようと企んでおります。カメラ買ったら車の写真も撮りたいですね。

ヤフオクでC6のホイールを購入したご縁でzewsさんにCCQにお誘いいただいて入会させていただきました。

zewsさんのC6との一枚

ホイールの受け渡しの後には初めてお会いしたにも関わらずファミレスでたくさんお話しさせていただき楽しい時間を過ごさせていただきました。ブラックのC6も良いですね。zewsさんは素晴らしいオーディオシステムをインストールされていて憧れてしまいました。

お互いのC6にも乗り合って色々と教えていただきありがとうございました。CCQ関東支部のお茶会にも参加させていただきたいと思っているので皆様よろしくお願いします。

いつもあまり車の写真撮らないのですが数少ない写真を紹介させてください。

タイムスTNS四番町にて

こちらは本日のC6です。市ヶ谷で仕事関係の試験を受けるために駆り出しました。紹介用にと撮ってみましたが中々良いですね。麹町番町の超高級住宅街ともC6はよく似合っていました。

清澄のババグーリ前にて
定番の外苑の銀杏並木にて。納車の日の写真です。
着地状態。滅多に車高落としませんがこれもカッコいい。

自由気ままにシトロエンライフを楽しんでおります。仲良くしていただければ嬉しいです。

改めましてこれからよろしくお願いいたします ajitama

蓼食う虫

本年もよろしくお願いいたします。

昨年は、亡くなられた巨匠Tさんの愛車である2CVを2月に譲り受け、GSはそれより少し前に熊本のディープな方の許へと嫁いでいったことはすでに皆さんご承知のとおりです。

それから9ヶ月後の11月のはじめ、残るC3を手放されることになったとのこと、よかったらどうですか?というご連絡をいただきました。
しかし、ゴルフはまだ乗るつもりで6月に車検をとったばかりだから一度はお断りしたのですが、ほどなくして福岡に所用のついでということで乗って来宅され、見ればやはり可愛くて、つい悩ましい気分に、、。
それから数日後、これも「シトロな縁」かと思うに至り、とうとう譲っていただくことになりました。

レザーシートのように見えるのは、C3用のシートカバーで、外せばファブリックのシートがあるはず。

まさか巨匠の愛車を2台も引き継ぐことになるとは予想もしなかったことで、自分でもこの成り行きには驚いています。
巨匠は存生中、ながらくメカニックさんの工場奥深くで眠っていたDS23をCCQ初期メンバーの方へ譲られ、そのころ売買情報として掲載したことを覚えておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、晩年期の4台は一台も業者の手にわたることなく、すべて内輪で引き継いだことになります(残念ながらDSは新たな人の手に渡ったようですが)。

C3については、リアルタイムでその経緯を書こうかと思わなくはなかったのですが、あまりに痴呆的で恥ずかしく、こちらのお茶会メンバーにだけお知らせするにとどまっていました。ちなみにゴルフは乗り始めて9年目を迎えていたことも、乗り換えを決断する誘引になりました。

というわけで、佐賀へ車を取りに行ったのが11月下旬のこと。

高速バスに乗り、天神ランプから都市高速へ。博多ポートタワーは私が子供の頃からある古い塔ですが、設計は昭和の「塔博士」として有名な内藤多仲、氏は東京タワー、通天閣、名古屋テレビ塔、さっぽろテレビ塔、別府タワーなども手がけています。

佐賀市から福岡市までは距離にして60〜70km、高速、一般国道、三瀬峠ルートというドライブコース、さらにもうひとつ別の山間ルートがあるものの、このC3は走行4万キロ強でタイヤは新車時から無交換、あらためて見てみると、地割れのような深いヒビが予想以上に広がっており、見るなり高速ルートは選択肢から消えましたが、一般道はいかにもかったるそうに思っていると「三瀬峠がオススメです」と言われてこのルートで帰ることに。

で、出発してほどなく幹線道路を走っていると「、、もしかして、これはマズいのでは?、、」という暗雲が垂れこめはじめました。私の身体は、とりあえずゴルフ7の手触りとかフィールが染み付いており、むろんC3が同等とは思っていなかったけれど、その幼稚な挙動や、エンジン音その他の低級音など、あれやこれやが全身に容赦なく襲ってきて、正直あせりました。

でも、すでにゴルフは手放してしまっており、今日からこのC3が相棒になったわけだから、もう遅いのです!
さらに憂鬱に追い打ちをかけたのが、3連休中日の夕刻ということもあったようで、佐賀と福岡を結ぶこの山間コースは前半から絶望的な大渋滞で、山道ゆえ迂回路はないし、引き返すとなるとまた相当な大廻りになるし、このタイヤでは高速は走れないと思うと、このままヒシと耐え忍ぶしかありませんでした。

恐怖すら覚えるヒビ割れで、ここまでのものは初めて見たような、、、

その後、最後の最後まで渋滞が解消することのないまま福岡市内に至り、我が家に到着したのは、ナビセット時の到着予定よりも1時間以上遅れて、なんとか自宅にたどり着いてエンジンを切ったときはもうフラフラ、とりあえずベッドに倒れ込みました。ひどい渋滞に疲れたというのもあるけれど、この乗り換えは失敗だったかも、、、という思いが胸の奥に沈殿して、さらに疲労を倍増させていたと思います。

それでもなんでも、このクルマとの付き合いが始まるのだから、なによりまずタイヤ交換というのが切実だったのですが、すでに車庫証明などは下りていたから名義変更が先になり、番号は、巨匠が誕生月日で10-10とされていたらしいので、ほかにこれという番号も思いつかないから、巨匠への敬意を込めて同じ10-10としました。

名義変更完了で福岡ナンバーに。それに要する各窓口の往復と書類書きの煩雑さは大変なもので、わざと不便にしているのでは?と疑ってしまうほど。後ろはいつもドキドキさせられる車検場。

すでにタイヤ選びが始まっていたのはいうまでもなく、近年はバッテリーと同様、タイヤもアジア製が当然みたいになっているから、価格を睨みながらそこそこのものを探しだすことに注力します。、、、続きは次回に。


というわけで、これから折々その経緯を書いていきたいと思いますので、よろしくお付き合い願います。
ちなみに、2CVではタイトルを漱石からとって「それから」としていましたが、今回のC3では、人の好みはそれぞれという意味も含めて谷崎潤一郎の「蓼食う虫」としました。

というのも、C3はクルマとしてとくだんほめられるようなところはあまり見当たらないけれど、とにかく可愛いくて、心情的にも愛おしさのようなものを刺激してくるところあり、大概のことは「ま、いいか、、仕方ないね、、」と思わせられるからで、乗り進むうちはじめの悪印象がいくらかは持ち直してきています。

ガレージに3台のシトロエンというのもイカれているのはむろんですが、そこにハイドロが一台もないとは、まさに蓼食う虫というべきだろうと思いますが、ま…そういうことなんです。

それではまた!

追加写真、サイドウォールもごらんの通り、かわいいビバンダムもなにもかも、ホラー映画のよう、、、

充電器

何の話からだったか、kunnyさんにバッテリーの充電を薦められ、充電器を貸していただくことになり、いわれるままに充電してみました。

今どきの車はアイドリングストップ付きが多く、AGMという従来型より多少タフなバッテリーがついていて充電の方法も違うようですが、お借りした充電器はそんな時勢を反映して新旧数種の自動車用バッテリーに対応しており、電流も選択式で0.8A〜8Aまで4段階あって、「2Aぐらいでゆっくり充電するのが良い」とのこと。

一晩かけて充電が完了すると、はじめ容量60%と表示されていたのが「FUL」になり、電圧も13以上になるのは非常に気分がよろしく、2CVまでフル充電が完了すると、なんだかいいようのない満たされた気分になるのが不思議でした。
価格もそうお高いものではないから(数千円〜1万円以内)、これはぜひ!という気になり、同じものをネットから購入しました。

それを聞くなりSさんは、そんなことをするより、安い韓国製バッテリー(信頼性は確認済み)を定期的に交換したほうがよほど賢明であると言われ、たしかにそれはそうなんだけれど、バッテリー交換といっても交換作業があり、今の車はハイテク満載だからそれに応じた手順もある、さらには交換後の処分まで考えると結構な手間はかかるし、あの腰をやられそうな重さだけでも気軽とは言えないから、差し当たり充電で事足りるものならそれも有り難く、それなりに意味はありそうな気がして注文へ。

翌日には玄関に置き配されているスピードに驚きつつ、すぐに必要というわけでもなく、充電は済んだばかりだから当分は使わないだろうし、逆に頻繁に使うようならバッテリーが要交換であろうから、そこはSさんの言われるとおりなのです。しかしkunnyさんの考えにも一理があって、頻繁に乗らない車は補助的に充電したほうが安心とのこと、2CVのような不定期車を抱えている身には、その点でもやはり持っておいたほうがまあ安心だろうというところ。

その後しばらくして、kunnyさんから送られてきた国沢光宏氏の動画によると、今どきのバッテリーは「2〜3年で交換するものではない」という考え方もあるようで(使い方にもよるとしても)、さらに充電は延命復活効果もあること、新車から3年の車検で交換するのは時期尚早ということなどが解説されています。

自分が充電器を買ったからといって、すぐこういう説に靡くのではないけれど、でもまあ一定の説得力はありました。「国沢ちゃんねる バッテリー」と検索すると出てきます。

ちなみに、お借りしたkunnyさんの充電器は、本体からクリップまでのコードが短いと使いづらいというので、コードの継ぎ足し加工がされていましたが、概して規格品はなんでもが余裕がないから、この際それもマネしておこうと線の太さなども教えていただき1.25mmのコードをホームセンターから買ってきました。

で、単純に銅線を撚り合わせて絶縁テープを巻けばいいだろう…ぐらいに思っていたら、kunnyさんは「それはマズい!」との仰せで、どうせ私のことだからハンダ付けの道具など持っていないだろうからと道具一式を揃えて来宅され、その作業までやっていただきました。50cmぐらいで良いと聞いていたのを、失敗もあろうかと大事を取って80cmにしたら、べつに大事を取る必要もなかったようで、結果かなり余裕の長さとなりました。

(写真上)せっかくなので試しに充電。前回は12時間以上かかったのが、その後数週間しか経っていないためか2時間半で終了、スタート時は12.8だったのが終了時には13.6に。

9月福岡お茶会報告

9月も後半ですが、福岡地方は相変わらず雷雨を伴う蒸し暑い日々が続いています。

今月お茶会は関東支部よりC6のzewsさんが参加され、20時前より閉店(午前2時)近くまで大いに飲食歓談が続きました。

C6/C5をはじめとするパーツなどお定まりの話から、ducaさんによる電気を中心とするテクニカル談など、話題は多岐にのぼりました…が、多少は初参加のお客さんへの敬意を表してか、話題はいつもよりクルマ中心で、さほど逸脱した笑いの方へは向きませんでしたが、これはまあ至って常識的な反応でしょうね。

昨今は、ネットなどの急速な発達もあり、人と人が直にお会いして交流する習慣が希薄になりつつあり、なにより関東と九州では絶対的な距離もありますが、やはり顔をあわせて直にお話できることは、何にも代えがたい価値があり、おかげで非常に楽しい時間を過ごすことができました。

これを書く段になって、はたと気づいたのは歓談中の写真がないこと、さらに帰りぎわに再び降りだした雨のせいで、集まった車の写真も撮れなかったことが非常に悔やまれるところです。

時期的にもまだ2CVを出せる状態ではないため、お茶会前にガレージにて少し見ていただくなどして、私はお会いしてから都合10時間近くご一緒に過ごさせていただきましたが、あっという間に時間が過ぎて行きました。

また機会があればぜひお出でください。

どうしたんだ hey,hey,baby

とある雨の日の夕方、Xmが職場で不動になりました。仕事を終えて帰ろうとしたら、エンジンが掛かりません。どうも燃料が来ていないようです。暗くなってきたので、かみさんに電話をして迎えに来てもらいました。

以前に同様の症状があった時に、燃料ポンプをプラハンで叩いたら動きだしたので、今回も叩いてみましたが、動く気配がありません。とうとう、燃料ポンプが壊れたかと思って交換する前に、バッテリーに直接つないでみたら、動くではありませんか!燃料ポンプが犯人ではありませんでした。

燃料ポンプなら交換して終わりのはずでしたが、他に思いつく部品を交換してみます。

次に疑ったのは、燃料ポンプリレーです。新品部品(サードパーティー製)と交換しましたが動きません。これも違いました。

MAPセンサーも換えてみましたが変化はありません。

ECUも入れ替えてみましたが、変化はありません。

迷宮入りの予感が・・・

どうしたんだ hey,hey,baby
機嫌直してくれよ
いつものようにキメて フッ飛ばそうぜ

6月福岡お茶会報告

久しぶりに問い合わせの連絡があり、新しい方が参加されました。
車はなんとSM 1971年型の2.7L 5MT
初参加の御方への歓迎と敬意が働いたのか、普段のような馬鹿話に逸脱することなく、閉店近くまでクルマ談義に終始しました。
一夜明ければ時おり激しい雨模様となり、今回は上手い具合にお天気もにも恵まれました。
くだくだしい説明は無用ですので、主に写真だけ掲載します。

中央のナンバーはオランダで走っていた時のものとか。
ただただ見とれるしかない美しさの極まるサイドビュー。
サイドにはウインカーはおろか、助手席側にはドアミラーさえも無い、純然たるヨーロッパ仕様。
まったくヤレのないシートやハンドルなど、これだけのコンディションはきわめて希少と思われます。
6灯式のヘッドライトは外側からロービーム、ハイビーム、最も中央寄りはドライビングランプの由。
ボディラインに連なる美しいプレキシグラスの隅には「CIBIE」の文字が。

車検書類

今週ユーザー車検に行ってきましたが、従来との違いなど。

A5の小さな車検証は見づらくなって、良くなったように感じませんでしたが、変化を実感できることが初めてありました。

それは書類に関してで、まずユーザー車検で必要な書類は以下のとおり。
「車検証」「自賠責証書」のほか、当日陸運支局へ提出するものは、以下の4種類になります。

(1)自動車重量税納付書
(2)継続検査申請書
(3)点検整備記録簿
(4)自動車検査票

上記の書類は陸運支局で揃うから当日でもいいのですが、これから緊張の車検を控えているというのに、住所氏名から登録番号、車体番号など間違ってはいけないことをあちこち記入する必要があり、それを避けるためにいつも予め書類を準備しておいて、自宅で記入しておくようにしています。

実は少し前に車検に行かれたCCQのKさんから、書類に関して一部新しくなっていると聞いていたのですが、慣れないことは不安なので今回まで従来の方法で臨みました。

で、検査が無事に終わって、新しい車検証を手にしたところでようやく余裕ができ、その機械を見てみることに。
QRコードを読み取るようで、次回の練習を兼ねて、たった今受け取ったばかりの車検証のQRコードに読取機をかざすと、書類選択の画面になって、なんと上記のうち(1)(2)(4)がザザーッと出てきました。
しかもそこには車検証にある住所、氏名、登録番号、車体番号、原動機の型式などが印字されているのには目を丸くしました。

(3)以外は、通常であれば提出して手許に残らない書類ですが、検査終了後にQRコードから出したため、持ち帰ることができました。

(3)の点検整備記録簿は従来通りだから100%ではないものの、面倒な書類書きの大部分が免除されるのは大いに有り難く、次回から期待できそうです。

話は前後しますが、ライン検査前の目視検査では、メーター内のシートベルトやPブレーキなどの警告灯が正しく作動するかどうかを、検査官は顔が真横に来るほど入念に確認する他、フロント・ドアガラスの色、リアのシートベルトが左右きちんと揃っているかどうかまで神経質にチェックしていました。

コース内では、終盤の下回りの検査の際、これまでは大地震でも起ったのかと思うほどやたら前輪が上下左右に揺すぶられて、車が壊れるのではないか!というほど激しかったのが、今回は電光表示に「ハンドルを左右に動かしてください」というものに変わっていました。
控えめにやったら「もっと大きく!もっと!」といわれて、エンジンを切った状態でこれをやらされるのはイヤですが、それでも以前よりはマシになりました。

はじめは検査官の体力消耗軽減のためかと思ったけれど、もしかしたら「あれのせいで車がおかしくなった、責任取れ!」というようなトラブルがあったのかもしれず、実際そう言われても不思議ではないほど手荒な検査だったので、これは改善と見るべきですね。

平日の第4ラウンドは最も混み合わないところを狙ったつもりでしたが、予想に反して大変な混みようで、強い日差しの中、コース前に並んだまま40分以上待たされて疲れました。
月の最後の週だったことも関係しているようで、やはり月末近くは避けたほうが良さそうです。

ご報告

5月お茶会には、期せずして2台の初登場が揃いました。
一台はすでにご案内している2CVですが、もう一台はKさんが先月C4から買い換えられたC3エアクロスです。

走行15000kmに満たない、ピカピカの極上車でした。
詳しくはわかりませんが限定車だそうで、普通のモデルとは細部があちこち異なる仕様のようです。

というわけで、久々に試乗会となりましたが、2CVは後ろに大人を載せても、すこし加速が鈍るくらいで大過なくそれなりに走れることがわかり、「パワーはないけど力持ち?」であることがわかりました。
多分に社交辞令もあろうかとは思いますが、乗り心地の良さとシートの座り心地の良さをほめていただきました。

次いでC3エアクロスにも乗せていただきましたが、外観から想像するより室内は広く快適で、安心してどこまでも行けそうな雰囲気です。
乗り心地は良好、居住空間には縦方向の余裕があるし洒落ていて、大きなC5エアクロスでなく、これでよかったかなぁ…という印象。

C3エアクロスはいうまでもなくBセグメントのC3をSUV風に仕立てた車だから、本来コンパクトカーの部類ですが、とてもそうは思えないほど堂々たる存在感があり、しかも独特なほんわりした可愛らしさがありました。

ビジュアルに関して個人的な主観を述べるのはどうかと思いますが、C3/C3エアクロスは、マイナーチェンジで顔つきが変わりましたが、私はいずれもMC前のおっとりしたやさしい顔立ちが好みです。
おそらく、C4/C5Xの睨み顔に沿ったものにすべく手を入れられたものと思いますが、せっかく可愛いらしく生まれてきたC3/C3エアクロスに、わざわざ厳しい表情をさせてしまった観があり、どこか不自然な印象を覚えます。
人それぞれの感じ方ですが…。

それから-3

このところ少しずつ走ってみるようになり、最近の様子など。

エンジン調整、マフラー交換、ヒーターダクト類の締め付けなどを経て、とりあえず問題なく走ることができるまでに。
エンジンストールについては、先月のことでしたがT氏のご子息が所用で福岡にお出での際、「ちょっと見てみましょう」ということで我が家に立ち寄られました。

始動性はよく、ほとんど一発で掛かるのに、走行すると信号停止などでストンと止まってしまうのでアイドリングの調整かと思ったら、そちらには一切手を触れず、キャブ調整だけササッと手際よくされました。

慣れた感じでキャブ調整をされました。巨匠からよほど鍛えられた様子が伝わります。

これが適確だったようで、以来まったく止まる気配はなくなり、やはり長年扱い慣れた人はさすがです。

その後、マフラー交換という「大作業」を終えてようやく走り出したところですが、爽快な部分と困った部分、一長一短といったところでしょうか。

爽快なのは、ともかく理屈抜きに走って楽しいことで、運転そのものの喜びを満喫できます。
長いことMTから遠ざかり、安楽快適なAT車が当たり前になったことと引き換えに、運転そのもののダイレクトな楽しさの相当な部分を感覚として少しずつ忘れてしまっていたことに、あらためて気付かされました。

誰かの言葉によれば「車の運転はこの世で最も楽しい行為のひとつ」だそうで、それは充分に自覚しているつもりでしたが、実際は2CVにパチパチとほっぺたを叩かれて目が覚めた気がします。
のみならず、AT車は要するに楽でヒマなので、つい重箱の隅をつつくようにアラ探しみたいなことばかりやっている自分にも気づきました。

1本スポークのステアリングは、たしか真下に向いているはずですが、DS風に左斜めにされているあたりは巨匠のこだわりではないか?と思ったり。

シートはGSと同じく本皮に張り替えられています。ほどよい滑りがあって乗り降りがスムーズです。横幅は狭いものの縦方向は余裕があり、一方ステアリングはかなり寝ています。

乗り心地の良さはやはり特筆すべきものがあります。
通常2CVに乗るということは、表面的には盛大なエンジン音やギアのノイズ、車体のいたるところから発せられる雑音の渦中に身を置き、駆動力のON/OFFにも大きく影響を受けるので、どうしてもそのあたりが目立ちますが、たまにうねりなどがあるとふわ〜んと路面をいなしていくのは、ハイドロと同様でなかなかのものです。

ゆるい下り坂などで、ニュートラルやクラッチを切って空走させると、シトロエン特有の浮遊感が顔を出してくるのは、う〜たまらん!という気になります。
この特定の条件だけでいうなら、我が家の車の中で、最も乗り心地のやわらかなクルマです。

ducaさんのご協力で苦心惨憺の末に交換できたマフラーが静かに光っているような…。

もちろん良いことばかりではなく、現代の気密性の高い洗練された車内空間に慣れていると、なにかと音はうるさいし、快適装備は皆無、エンジンから発せられる排ガスその他の匂いが鼻につくなど、ラクではない点があることも事実。

また、受け渡し直前に動かなくなったという燃料計は、乗っていれば何かの拍子に直るのでは?という淡い期待も虚しく、頑として動く気配はなく、これも今後の課題として残ったまま。

久々のイエローバルブ

また当たり前ですが、センターロックなどとは無縁だから、ひとつひとつすべてが手動、車を離れるとなるといちいち手間を要します。
それは仕方がないし、2CVがリモコンでパシャッとロックできるようでは、却って興ざめですが…。

片やC5-acではエンジンを切ると同時にATはPになり、パーキングブレーキまでかかってしまうという親切ぶりだから、その差には激しいものがあります。
それでも、MTがこんなに痛快なものだったかと思うと、ラクなことと楽しいことは、まったくの別モノだということが歴然です。

最新のシトロエンのロゴマークの元になっている古いマークがブレーキとクラッチのペダルに。間にあるのはステアリングシャフト。

AT車のパドルシフトなどは、一向に楽しさがわからないからDレンジ以外まったく使わないのですが、やはり全身を使ってドライブに参加するMTは理屈抜きに面白く、どこかゲーム感覚でもあり少しも苦にならないのは不思議です。

すでにAT車にお乗りの方が大半を占める中、ひとりこんな気焔を吐くのもどうかとは思いつつ、まあ正直なところなのでお許しください。

なんとか動き出した2CV、…まずはこんなところです。

40年近くボディ左側を壁に寄せて保管されていたためか、塗装は左右で状態が異なっており、このようにマスキングをして夜な夜なせっせと磨きましたが、やはりポリッシャーがないと手作業では限界を感じます。左のほうがはるかにきれいです。

4月はお茶会に乗って行こうと思っていましたが、あいにくの雨模様で断念しました。

むかしあるクラブ員の方が、見知らぬ人から「これV6ですか?」と尋ねられて大笑いしたというエンブレム。