(写真の追加を行いました)
5月25日(日)に福井県あわら市の金津創作の森美術館で開催されました第24回フレンチトーストピクニック(FTP) に参加してきましたのでご報告します。

金曜日夕方に埼玉を出発し、土曜日は現地までの移動と北陸観光して会場近くの石川県粟津に宿泊。日曜日朝からFTP会場に向かいました。土曜日午後からは生憎激しい雨となったのですが日曜日は時折雨が降る程度まで回復し、計画通りに開催されました。

↑入り口では2CVがお出迎え
主なイベントとしてはコマ地図によるラリー(参加車両約80台、走行時間1時間半弱)とテーマ車の展示と解説(今回はフランス車に限らず、映画に出てきた車)、今村幸次郎画伯のイラスト展示及び販売などであり、FBMほどの規模ではありませんが関東や西日本からの参加者及び一般参加者が多数のイベントでした。特に申し合わせてもいないのに、関西のフランス車オーナーとばったり出会ったりするのが面白いですね。


↑雨でも皆さんいらっしゃってます。昨年見かけた車も多かったので、毎年参加されている方も多いんでしょうね。
あいにくの天気となったこともあり、多少参加車両は少なめだったのかもしれませんが、それだけに悪天候をものともせず来場している方々だったので見ごたえがありました。生憎写真を取り損なったのですが、Xantiaのディーゼルマニュアルなども参加されていて唸らされました。
私はコロナ明けの2023年、2024年に続き3回目の参加となりましたが、過去2回を見ていてとても面白そうだったので、今回はラリーに初参加しました。
ラリーの参加条件はラテン車及び1974年以前に生産された車ということであり、できるだけ車種を広げようという目的か、同一車種の重複応募があった場合には落選する可能性あり、となっていました。2CVなどは台数が多いことで落選することもあるようですが、私の車は幸い?大丈夫でした。


↑スタートの様子です。(撮影者:X(旧ツイッター)あきさん)、右側はチェックポイントでの歓迎。
ラリーはコマ地図に基づいてあわら市内のドライブルートを回り、道の駅等のチェックポイントを通ってそこでスタンプを貰い、クイズなどに回答するものでした。福井はFTPに参加するまで行ったことのなかった場所であり、これまで行ったことのない場所ばかりですてきな並木道の道路があったり、湖があったりで、あわら市っていいところだなーと思うようなルートでした。また、地元の観光協会等のバックアップがあるのか、事前に市民に対して広報がされているらしく、チェックポイントではもちろん、沿線にはあいにくの天気にもかかわらず、応援の人たちが出てくださっていました。雨まじりで寒い陽気にもかかわらずのそこそこの人出だったので、例年のような好天に恵まれれば相当にぎやかだったのだろうな、と思わせるものでした。
ラリーの結果は28位(非公開の基準タイムから4分38秒遅れ)であり、初めてにしてはまずまずでした。一位はパンデンプラ・プリンセス(同3秒遅れ、二位はXantia(同4秒遅れ)、三位はBX(同18秒遅れ)であり、どうやったらそのタイムが出るのかと呆れました。

↑ピクニックラリーの上位3車の展示。ちょっと古い車が上位入賞なのはいいですね。
イベントの参加車両は地元福井や石川、富山だけでなく、関西方面からの参加者が多いのが印象的で、毎年参加している人も多そうでした。CCQからはMさん親子(2CV)がラリーにも、T夫妻(C5ブレーク)が会場にいらっしゃってました。

↑CCQメンバーのMさんの2CV。とってもきれいでした。月曜日は仕事とのことで、FTP終了後には東京までとんぼ返りとか。
建物の中では、今村幸次郎画伯のシトロエンやロボットをモチーフにしたイラスト原画の展示や、ポスターなどの展示が行われており、原画を拝見すると、やっぱり原画の持つ力はすごいな、、と思わせるものでした。


アロンフランセ(フレンチブルーミーティング)等がどちらかというとフランス車を所有している人や関心のある人だけが楽しむイベントの傾向が強い中で、FTPは入場無料であることもあってか地元の人も見に来るようなイベントになっていました。アットホームな雰囲気がとても良くて来年も参加したいと思っています。