YouTubeチャンネルでC5を取材してもらいました

お久しぶりです。既にご覧になったいらっしゃる様ですが、ユーチューブの「Yamate Studio」というチャンネルで私のC5を取材していただきました。昨年9月よりスタートしてまだ間もないためか、取材車両を募集されていたので応募してみた次第です。これまでシトロエン関係ではC5ツアラー1.6とDS7クロスバックが出ており、シトロエン(DS)としては3台目、ハイドロとしては2台目の掲載となりました。

こちらのサイトを運営されている「りきまるさん」はまだ20代半ばとお若いですが、リハーサルなしのぶっつけ本番でちゃんとインプレできるのは大したものだなーと思っていました。また、自らの車の動画を残せる機会というのは意外とないものなので、こうした機会を作ってもらえたことに感謝してます。もしよろしかったらご覧ください。

Xmがやってきた! 後編

前日の夜、友人にXmを横須賀港に運んでもらったのですが、なんと3名で見送りをしてくれました。Xmの前をカングーが、後ろをアバンタイムが、まるでフランス大統領の車列のようです。

この間に、Xmのハンドルを握ったY氏が知らせてくれた気になるところは、以下の3点。
①シフトインジケーターが点いていないので、変速時にシフトポジションが判らない。
②リア足玉がパンクしている。リアアド玉は生きている。
③ガソリンが残りわずか、警告灯が点灯している。
走行に支障があるような不具合は無く、ほっと一安心しました。

近くのGSでガソリンを入れて小倉東インターチェンジへ。市街地を走っていると段差でリアがポンポン跳ねます。レポートにあった通り、リア足玉がパンクしていました。幸いなことに、アド玉は生きているようで、ノーサス状態よりは少しマシですが、もう、笑うしかありません。また、シフトインジケーターが点いていないので、ポジションが判らず、3のまま走っていたり、Nに入って空ぶかししたり、おっかなびっくり。


深夜の高速道路を走っていると、大型トラックがすごい勢いで追い越していきます。休憩のためにパーキングエリアに入っても仮眠しているであろう大型トラックでいっぱいで、普通車のスペースや通路にまで溢れていました。こちらは初見のクルマですから無理をせず、走行車線を制限速度内で淡々と、淡々と走り続けました。

自宅のガレージに着いたのは、午前1時前。
明日、臨時ナンバーを返還して、この楽しい冒険を無事に終えることが出来ます。お手伝いいただいた皆様には深い感謝の念でいっぱいです。(了)

Xmがやってきた! 中編

 2/28の夜に横須賀を出港したフェリーが新門司に到着するのは、2/29の21時です。30分前に到着できるように移動の計画を立てました。公共交通機関を乗り継いで新門司まで行って、Xmを受け取って帰ってきます。移動中の話し相手に妻を連れて行くことにしました。

 出発は朝10時、高速バスで博多に向かいます。バスの終点でちょうど昼時になるので、フレンチの名店ビストロミツを予約しておきました。今回の無駄遣いを快諾?してくれた妻にお礼です。

 お腹も一杯になったところで、博多からJRで門司へ、それからバスで新門司港へ向かいます。

 ここまで来て素通りは出来ないとイデリーノさんにご挨拶。イデオートサービスは、いつも素敵なクルマでいっぱいのお店です。奥では、CXやHYも整備中でした。万が一、トラブルが起こった場合、Xmを預かってもらうつもりです。

 ここでCCQメンバーの大弓くんと合流。軽く中華で腹ごしらえをして、彼のSAAB 9-3で新新門司フェリーターミナルまで送ってもらいました。

 ターミナルに着いて車両受け取りの手続きをして待つこと30分、フェリーが入港して荷下ろしが始まりました。
 しばらくしてヘルメットを渡され、乗船して自分で車を降ろします。ここでXmとの初対面ですが、感傷に浸っている余裕は無く、指示に従って下船していきます。

大弓くんのSAAB9-3と記念撮影の図

ようやく地上に舞い降りた青い宇宙船。
さあ、これから熊本まで200km、深夜のドライブに出発します。(つづく)

Xmがやってきた! エピソード・ゼロ

今をさかのぼること2カ月前、緑Xmの窓が落ちました。Xmあるある、スライダーが割れたのでしょう。Xantiaで散々やった作業なので、手順はよくわかっています。速攻でレギュレーターを取り出してみたら、案の定、スライダーが割れていました。

実はこのスライダー、Xantiaの物と違って、現在、入手不可能らしいです。どんなにネットで探しても出てきませんでした。(情報お持ちの方がいらっしゃいましたらご教授ください。)そんな時、横浜のリュミエールさんが数年前にこのスライダーを交換した記事を見つけて、ダメもとで部品を譲ってもらえないか尋ねてみました。答えはやはり現在は入手不可とのことで、スライダーの購入をあきらめました。

割れたスライダーはPOMで接着が難しい材質です。それでも修理しないわけにはいかないので、破片をクイックウエルドでくっつけて外側を板金で覆って割れないようにしました。これで、落っこちた窓は問題なく開閉できるようになり、修理は完了していました。

数日後、リュミエールさんから電話があり、「中古のレギュレーター一式が手に入りますがいかがですか?近々、一台解体しますので」と。

思わず、「クルマ丸ごと買います!」と言ってしまったワタシです(;^_^A

Xmがやってきた! 前編

ご無沙汰しております。atsucx25です。このたび、縁あってXmを増車しました(;^_^A
ある部品を探していたところ、美しい車両と出会いレスキューしてしまいました。今乗っている緑Xmと色違い、同じ年式仕様です。

出処は横浜で、車検が切れて抹消済みの車両です。熊本までの輸送をどうするか悩んだ挙句、素人が臨時ナンバーで約1,200kmを輸送するという冒険を企てました。

東京在住の友人にXmを受け取ってもらって、横須賀からフェリーに乗せて北九州まで無人航送します。フェリーの到着に合わせて新門司港まで引き取りに行き、熊本まで乗って帰るという作戦です。

事前にこちらで臨時ナンバーを取得して東京の友人に送りますが、使用できる期間は5日間です。トラブル無く襷を繋がないとタイムオーバーです。不測の事態に備えて、路上でも修理できるように工具や部品も一緒に送って車両に積み込んでもらいました。

冒険は2/28にスタート。友人がXmを受け取り横須賀へ向かいます。この友人は、元Xm・現C6乗りで、途中クルマの状態を的確にレポートしてくれて、北九州~熊本間の走行に備えて情報をインプットしていきます。予定通り、横須賀港でフェリーに乗せてこの日のミッションは無事終了。翌日の夜に新門司フェリーターミナルに到着です。(つづく)

エンジン、ブレーキ系整備(整備士が驚いた内容とは)

ご無沙汰しております。東京のマンザキです。2024年も宜しくお願い致します。

C3iiiのエンジン、ブレーキ系の整備を行いました。

シトロエンC3iii  2019年式  puretech1.2 turbo 169500km

2024.1.27

整備内容は

前後ブレーキローター交換

前後ブレーキパッド交換

前ブレーキキャリパーOH

後ブレーキキャリパーアッセンブリー交換

ブレーキフルード交換

に加えて

イグニッションコイル交換

スパークプラグ交換

です。

今回は全て純正品で揃えました。

というのもパッド等は社外の低ダストを考えました。ですが周りで使っていた方のパッドが剥がれ落ちたり、何よりここぞという時に制動力が効かなかったりということもあり、「衝突まであと1mmで止まれていたら」と後悔しないためでもあります。命に変えたらホイール汚れた方がいいです。

C3iiiには非搭載ですが、C4ピカソから搭載された追従式クルーズコントロール。社外ブレーキパッドに交換すると、追従時に前の車が減速した際にコンピューターは「純正パッド装着時の制動で制御」されるため前の車が減速時に車間が狭まり、最終的には緊急ブレーキが作動するため交換する際にはそのあたりも考えながらの方が良いと思います。

交換作業を行なっていきますが、ちなみにこの工場は自宅から約500キロ離れた所にあります。

旅行ついでに整備という感じですね。

リアのキャリパーを外している間に自分はホイールを清掃します。普段から洗車していることもあり汚れは少なかったです。

洗浄後、リアのキャリパーとローターを外した整備工場の人が大変驚いていました。

自分も驚きました。なんとブレーキパッド全く減ってませんでした。約8mm残っています。

2022年2月にディーラーでの点検を行なった際(85000km)にリヤブレーキパッド残量約8mmとの記載がありました。となるとリヤのブレーキはほぼ使われていないということになります。

となるとフロントだけかなり減っているのではないかと推測されます。

整備工場の方も

「点検時にパッド交換してるんじゃない?」

と疑問を持っていましたが、もちろん交換した履歴や形跡もありません。点検パック等にブレーキローター、パッド交換は含まれていません。

リア左右のブレーキパッド。方減り等はありませんでしたが、左リアのハブベアリングにガタがきていたようです。

次はフロントに移ります。

フロントのブレーキパッドですが、これも約8mm残っています。2022年の点検時約10mmだったので17万キロ走行で約2mmしか減っていませんでした。

C3にはEペダル等はもちろんありません。

もちろんハンドブレーキで止まったりもしていません。

フロントローターを見てみると、しっかり減っているように見えます。

普通は

パッド2回→ローター1回の交換サイクルが

自分のパターンだと

パッド1回→ローター2回の交換サイクルになりそうです。

パッドが減っていないのになぜローターが消耗しているのかが不思議でならず、SNSで詳しい方に聞いてみると心当たりがあることに気付きました。

「踏力少なく長い時間で制動掛けるとパッドよりローターが減るようです。特にヨーロッパ車はローターが軟らかいため」とのことでした。

確かに他の人よりもブレーキを弱く長く使う傾向にあるなと感じました。

リアのキャリパーはシール類だけの設定がないので全交換になりますが、フロントキャリパーはシール類の設定があるのでOHできます。しっかりと磨いていきます。

大変綺麗になりました。

シール類を取り付けていきます。

ブレーキ系の作業は終了致しました。

やはり今回残量は残っていたものの、所々錆びていたり、何より次回への参考になればと思い交換することによって安心を得ることができました。

やはり長くても10万キロごとに見てもらうことが重要だと思いました。

2024.1.8

料金所からの加速時にエンジンチェックランプ点灯(赤・点滅)

加速できず出口付近で停車。ファン全開。

1気筒死んだような振動。

エンジン停止から20分後再始動。

エンジンチェックランプ(オレンジ色)

その後は特に異常なく帰宅。(100キロ巡航、約4時間)

洗車機に入れている途中にエンジンチェックランプ消灯。(理由不明)

とのことでOBDに接続しエラー履歴を検索すると

「ミスファイア検知、イグニッションコイル異常」とのことでした。

イグニッションコイルとスパークプラグは同時交換です。プラグはまだ使えるのでスペアに回します。

交換後200km走行、翌日も200km走行テストして東京に帰りました。

イグニッションコイルも本来は10万キロ交換です。やはりある程度の予防整備は大切だと感じました。

次の整備はおそらく例のタイミングベルトになると思います。皆様ご存知の通りリコールされているものです。ですが大体の方は交換されず点検とコンピュータ書換えで終わるようですが、自分の場合は走行距離による劣化が考えられるため点検だけでは終わらないと思います。(要交渉)

関東お茶会

福岡では複数の参加者が発熱するなどしたため、中止となりました。
関東ではあいにくの雨模様だったようですが、無事に開催されたようで、写真を送っていただきましたのでご紹介します。

ducaさんお貸し出しによるスフェア圧力想定器とのこと

巨匠逝く

2023年も残すところ二週間ほどになりましたが、悲しい連絡がありました。

CCQ設立にあたり、最大最強の協力者であった巨匠ことTさんが、16日お亡くなりになったそうです。
享年89歳。

近年はすっかりご無沙汰してしまい、たまにお電話するぐらいでしたが、昔と少しも変わらぬ話しぶりであっただけに驚きました。
一度お訪ねしようと思いながら、ついにそれを果たせぬままになってしまったことは、なにより心残りです。

巨匠のご助力なくしてはCCQ設立もおぼつかなかったと思いますし、ひとかたならぬお世話になりました。
この原稿を準備するにあたり、アルバムやらなにやら、思い出すことがとめどなく溢れて心に迫りました。
謹んでご冥福をお祈りします。

(写真上)隠すように2CVの絵入りトレーナーを着ておられ、リクエストに応えて上着を半脱ぎに。すべてにおいて熱い情熱と強いこだわり、さらにはユーモアの心をお持ちでした。
(中)巨匠の代名詞でもあった初期型のGSクラブ-1015ccは新車から49年間ワンオーナー。写真の感じで白っぽく見えますが、ボディカラーは淡いクリーム色。ほかにDS23、CX、2CVなどシトロエンだけでも正確には把握しきれないほどで、ここ数年は日常の足として現行のC3を愛用されていたようです。主を失ったシトロエン達はどうしているのか…。
(下)ミーティング先で渓流釣りを楽しまれる巨匠。ジャンルを超えて何でもサラリとこなしてしまう自然体の達人でした。

11月関東お茶会@道の駅南魚沼レポート

昨年4月からスタートしたCCQ関東お茶会ですが、これまで参加メンバーの多い東京、神奈川、埼玉の3県で開催してきました。東日本エリアのCCQメンバーとしては掲示板にも書き込みされている新潟県在住のcongさんがおられ、これまで掲示板の情報などでお世話になってきたので是非一度お会いしてお茶会などができないかと関東お茶会の席でしばしば話題になってきていました。

そこで冬になって雪の心配が出てくる前に新潟県にある「道の駅南魚沼」でのお茶会を計画し、11月4日に実現に至りました。

参加者はZさん、Nさん、Kさん、T夫妻、M親子と私夫婦の関東メンバーに加え、新潟のC夫妻の総勢11名が集まりました。

混雑していた関越自動車道も関越トンネルが近づくとだいぶ空いて来て、C5でまとまって走るくらいの余裕がありました。(SAでの写真はTさんご提供)

関東メンバーは秋の行楽シーズンということもあり、関越自動車道の渋滞を避けるべく前泊や早朝発等創意工夫を凝らして現地集合しました。M親子に至っては前日に宮城県気仙沼で用事があったとかで朝一に気仙沼を出発して遥々やって来られました。

私たち関東メンバーが道の駅に到着した際は、C夫妻が駐車場で待っていてくださり、混雑した駐車場ながらスムーズに駐車することができました。

ZさんはC6の修理がお茶会に無事間に合い、なんと午前3時にご自宅をレンタカーで出発され新潟市の工場へ向かい、車を引き取ってからお茶会に参加されました。生憎私は試乗するチャンスがなかったのですが、足回りの重要な部品を交換されたので素晴らしい乗り心地が復活されたのではないかと思っています。

Cさんは愛車が整備中とのことでわざわざ代車をシトロエンにして貰ったそうでC4IIでのご参加となりました。

手前に2010年代組。奥に2000年代組。中央がCさんのC4ii(代車)。
KさんのC5が試乗から戻ってきました。

お昼ご飯は美味しい南魚沼産のお米のおにぎりなどで(写真はTさんご提供) 。お米もたくさん売ってました。

C5のサイドショット。シトロエンですね。

C3iii、C4ii、C5iiiの並び。こちらもちゃんとシトロエン

これまで掲示板などでやり取りしていたこともあり、Cさんとの間では初対面とは思えないほどディープな話が展開され、道の駅の休憩所が閉じられる17:30直前までお話は続きました。

更に驚きだったのは、休憩所で話をしていると、Mさんから駐車場に紺色のC5IIセダンが止まっているけど、CCQのメンバーにいましたっけ?との驚きの発言がありました。当然ながらCCQ関東メンバーにC5IIで紺色のセダンなんていません。

私たちのC5を並べて駐車場で待つこと数分、C5が並んでいてびっくり顔のオーナーさんが戻ってきたのでお話を伺うと、関東地方在住で今日は新潟方面に観光に来られたとのことでした。シトロエン自体そもそも出会うことが少なく、C5IIはアロンフランセ(旧FBM)でも私たちくらいしかいないくらいのマイナーな車になってしまいました。しかし、よりにもよってお茶会をやっている会場に現れるとは本当に奇跡のようなことが起こったな、、と思っています。

残念ながらお名前などは伺わなかったのですがCCQサイトもご案内しましたので、コメントなどくださるといいな、と思っています。

まさかのC5IIの4台並びが実現しました。

C5オーナー氏が装着されていたホイール(写真はTさんご提供)。C5のディーラーオプション?らしいのですが初めて拝見しました。何でも保険修理した際に勝手に交換されてしまったそうで、、

お開きになる少し前に紺色のC5は出発されて行ったのですが、テールランプのスモールが一つ点灯していないのに気が付いてお教えしたところ、オーナー氏はテールランプユニットをばんっと叩いて無事復活。私もKさんもやる手なので、あーやっぱり(笑)という感じでした。

Cさんには当日の駐車場案内だけでなく会場選定などでもお世話になり、本当にありがとうございました。南魚沼でのお茶会は好評に終わりましたので、来年以降も定期的な開催を探る予定です。

追:

Cさんとの交流や、紺色のC5IIの方との遭遇など、先日の飛騨高山で開催されたインポーター主催のシトロエンのイベントのお礼メールに書かれていたシトロエンの“エン”は人の“縁”である、との言葉を思い出しました。(20年位前のCCJの会報でCさんが書かれていた“シトロ縁”の言葉を20年の時を経て公式が使いだしたことにも感慨深いです)