ダウンサイジング

シトロエンではないのですが、共通することなのでゴルフ7のユーザー車検からのお話。

前回と違うのは、陸運支局の事務所内にタッチパネルの自動受付機が導入されており、車検証にあるQRコードをかざすと予約の確認と受付ができ、同時に必要な用紙が出てくるシステムになっていました。
それに記入し、窓口に出して問題がなければコースでの検査へいざ出陣。

車検に備えて整備やオイル交換などはひと通り済ませていたこともあり、幸い一発合格できましたが、あいかわらずシートベルト着用の警告灯の作動やガラスの色には神経を尖らせている様子。また後席のシートベルトが揃っているか、いやに入念にチェックされました。

さて、最後に交付された車検証を手にしたとき、そのあまりの小ささにびっくりしました。
以前のA4サイズにくらべると衝撃的な小型化で、束ねられた他の書類の中で、はじめはどれが車検証なのかわからなかった程です。そのぶん字も小さく、ただでさえ間違えそうな車体番号など、こりゃあ見づらくて苦労しそうだなぁ…というのが率直な印象です。

(左)従来の車検証 (右)新しい車検証

ちなみに車検証にあるQRコードをスマホで読み込んだら車体番号や登録番号が出てきたので、それならいっそ免許証やマイナンバーのようにカードサイズでもよかったのでは?と思いました。

車種によると思いますが、この日支払った総額は、自賠責/光軸調整/重量税その他を合わせて36,750円と、やはり自分で行くとお安く済むのは助かります。

CX登場

3月のお茶会はCX登場という思いがけないサプライズでした。

往年の妥協なきビッグシトロエンで、サイズは肥大する現代の車に比べたら中型車ぐらいに過ぎませんが、かつてのフラッグシップだけあって圧倒的な存在感。同色に再塗装されているという塗装も非常に素晴らしく、白いボディと薄いブルーのファブリック内装とのコントラストはまさにフランスのセンス。

外観同様かつて宇宙船的ともいわれた、これぞCXとも云うべきボビンメーター周辺は、40年前に夢見た未来を想起させるようでむしろロマンティックな印象。写真では確認しづらいですが、上部にはキューブ状の警告灯が左右一列にびっしり並びます。

地上に舞い降りた白鳥──1985年式 25 Pallas IEは御年38歳。
前年までは24のIE、85年は25(2500cc)になるものの途中からパラスがGTiとなり、さらに翌年からはシリーズ2へと変化していくので、その点でも貴重といえる一台。
右上の謎の「福岡」の文字が消してしまいたいほどミスマッチ!

何の変哲もないエンブレムですが、そこにえもいわれぬ品格が感じられます。

かつてCXを2台乗り継いだKさんによるアドバイスが延々と続き、Hさんもメモを取るなどずいぶん参考になったようでした。

ついに路上を走りだした宇宙船。
イエローバルブの光が前方を照らして異次元感はますますアップ。シートに腰を下ろすと一般的な家具のソファーよりもやわらかいフワフワシートにまず驚かされ、車体が動き出した瞬間から浮遊感に包まれます。
エンジン始動後の車体の上がりもサーッと潔く、その動きにはハイドロニューマティックであることのプライドのようなものを感じます。

2月関東お茶会

関東お茶会はいっちょう東松山店にて開催となり、参加者はKさん、NAさん、NOさん、K夫妻、Yの6名でした。NAさんの2cvはフレームの修理や昨年のキャブレター付近からの出火などもあり、2cvでの参加がなかなかできませんでしたが、CCQお茶会としてはようやくのお披露目となりました。

少し早く到着したメンバーで同乗試乗させて頂きましたが、NAさんの手塩にかけたセッティングでふわふわの乗り心地を堪能しました。とりわけNOさんは2CV初体験とのことで、いたく感激されていました。Kさんからは、以前最終型(ポルトガル製)の2CVをコレクターから譲ってもらうチャンスがあって、いろいろ運転させてもらったけどピンと来なくて買わなかった、とのお話がありました。NAさんのはポルトガル製で、やはり乗り心地に難があったそうで、手を入れないとフランス製のようにはならないようでした。

今は中古車相場が上がってしまってなかなか難しいですが、いずれ欲しいな、と思ったりしてます。

幸い、燃えた範囲がキャブレター周辺だけだったので車体に影響がなかったとのことで、不幸中の幸いでした。エアクリーナーケース側面の窪みが燃えた名残とのこと。

またNAさんがヤフオクで購入されたという中国トヨタの純正?エンジンオイルを持って来られました。

中身をキャップに注いでもらったのですが、無臭で無色透明。新世代のオイルは透明なのかと思ってしまいますね。

見かけは如何にも中国といったゴールドのパッケージが目を惹きますが、中身は何と水!4本購入してどれも封印は壊れていないのに全て水が入っていて、明らかなニセモノを掴まされてしまったそうです。出品元はリサイクルショップだったとのことで文句を言ったものの泣き寝入りに終わったそうです。消耗品の購入とはいえ、リスクがありますねえ。

その他、Tさんのコンフォート玉購入話やディーラーのことなどが話題に上がり、23時の閉店まで話が展開しました。いっちょうはお手頃価格なのに個室なので、遠慮くなく長居できてしまうのが良いところですね。

関東お茶会

10月の関東支部お茶会は参加者の関係で急遽都内での開催となりました。
参加者の居住リアに合わせて会場の検討を行っていますが、お店を探すのは大変な反面、色々なところに出かけられる楽しみもありますね。

お茶会では、修理代がカバーされる自動車保険の話や、Kさんお悩みのシートヒーター修理が可能な業者がいないかや、レザーシートのメンテナンスのこと、TさんのC5ブレークのシフトノブが崩壊した話(現品をKさんや私も新品が出るなら注文しようかと。後日福岡のSさんより国内外欠品との情報があり、互換品対応。)。

また、ステランティスの契約書を交わした後の一方的な値上げが話題ですが、国産車も納期が遅延していて、1年先に車検が切れるからその時を目指した車選びをしなくてはいけないことなど、少し前では考えられない事態が起こっていることなどが話題になり、ファミレスの閉店の23:30まで話は続きました。

翌朝、一部のメンバーは東京都青梅市のスタバで開催されているSunny French Morningというフランス車を主体とした集まりに参加したのですが、現地にてMさんのC6のセルモーターが破損し、レッカー車で運搬される事態になりました。
修理工場も混雑している昨今でしたので搬送先が見つかるか心配だったのですが、幸い整備持ち込み先も見つかり、修理期間も1週間程度とのことでオーナーはほっとした表情でした。
先日NさんのC6のセルモーターが壊れたところですし、トラブルは伝播しますね。

久々の試乗会

大まかなご報告は「お茶会」ページの方にありますので、そちらを御覧ください。

Hさんは、今年乗り換えられた2代目C4でのご参加でしたが、車内のメーター類は目にも鮮やかなブルーの世界。
遠方なので、一足先に帰路につかれました。

後半は、Tさんのまるで研究者のようなお話を伺っていると、ぜひとも実車に乗せていただかずにはいられなくなり、それでは!ということで店を出ました。
付近の路面のなめらかとは言い難い路地を右に左にと走って、その成果の程を体験させていただきました。エンジンもサスペンションもとてもスムーズで、密度感のようなものがあり、きれいに音律が整えられた楽器のようでさすがと感銘を受けました。

次いでSさんの1型C5にも乗ってみることになり、再びほぼ同じルートに挑戦。これはこれでさりげなくとても良い感じで、いつもしっかり手を入れられている車だけのことはあると感心させられました。
駐車場に戻ると、TさんがC5エアクロスの脇に立って「これも行きましょう!」と言われて、こちらにも乗っていただきました。「マンホールを踏んでください!」とのご要望で、できるだけ凹凸の上を通過。
ハイドロ2台のあとではさすがに気が引けましたが、PHCはその風味だけは引き継いでおり、こうして立て続けに3台乗ってみると、やはり同じ波長というかDNAをもった一族であることを感じることができました。

さまざまに仕掛けを施されたバッテリー周辺やエンジンルーム。
プロのような仕上げの丁寧さにも感心させられます。

やはり試乗会は理屈抜きに楽しいものですね!

関東お茶会-9月

9月の関東お茶会は、横浜で開催となりました。事前集合地のパーキングには、Nさん、茨城でのC6ミーティングの観客として参加されたTさん夫妻、私と、CCQ入会希望のお試し参加で、C3とC6を所有されるMさんが集まりました。
Nさんは当初、代車での参加とのことでしたが、セルモーター修理がギリギリで間に合ってC6での参加となりました。

予定の時間となり、ファミレスへ移動してKさんと合流し、いつものお茶会に。C6の個体による乗り心地の違いやC5Xの話などが展開されました。
驚きましたのは、私たちが入った向かい側のファミレスにXmが入って行ったことで、お店に入店するのを一時中断してXmの観察に。

イベント以外では滅多に見なくなったXmを見られて一同大盛り上がりでした。

*後日Mさんからは入会の希望を頂きました。
お若い方でもありますので、これからが楽しみです。

7月お茶会写真

車がたくさんあって乗りおおせるのに大変なようですが、久しぶりにXantiaで登場されたSaさん。いつ見ても白のXantiaというのは独特なオシャレな魅力があります。
年初のA/Tの故障いらい長期入院を余儀なくされたSiさんのC5でしたが、5ヶ月の入院を経てやっと戻ってきたようで、以前よりピカピカでした。
Saさんのお知り合いのBX乗りの方が考案されたというTシャツ。Xを中心に、AX、BX、CX、ZX、Saxo、XM、Xantia、Xsaraと8つのモデルが描かれるという、TVのQさまで「これは何を表しているでしょう?」と問題になりそうなグッドデザインで感心しました。
コロナなの成り行き次第ですが、また来月も開催できますように。



▼以下は、同日の関東お茶会の様子です。