関東お茶会

福岡では複数の参加者が発熱するなどしたため、中止となりました。
関東ではあいにくの雨模様だったようですが、無事に開催されたようで、写真を送っていただきましたのでご紹介します。

ducaさんお貸し出しによるスフェア圧力想定器とのこと

地震お見舞い御礼

CCQの皆様には、2024年1月1日に当地を襲った令和6年能登半島地震に際して ご厚情あふれる励ましのメールをいただき、心よりお礼申し上げます。
ご心配をされているとおり、今回の地震では新潟県も震度5強から震度6弱の激しい揺れにみまわれ、我が家でも立っていられないくらいの激しい揺れを感じました。
我が家は、幸い家の者に怪我はありませんでしが、家の中はテレビが倒れ、棚上の物が床に散乱している状態でした。 一旦外に避難し、余震も心配なくなったので家に戻ってきましたが、無残なその様子に愕然とさせられています。皆が無事であったただけでも良しとしとようと思うばかりです。
皆様どうかご心配なさらないでください。
このような状況でしたので、ご報告とお見舞いのお礼が遅くなりました。 どうかお許しください。
略儀ながらメール・Web書中をもちましてお礼まで申し上げます。

当地、柏崎も水道濾水のための断水・道路陥没や亀裂による通行止めなどの被害が発生しており、我が家も断水状態でしたが、今朝1月2日に復旧しました。ニュースを見ると新潟市も被害が大きかったらしく、懇意にしているシトロエン新潟さんも被害がなかったのか心配なところです。

我が家は原子力発電所の半径3km以内ですが、発電所は概ね無事だったようです
上越市の様子です。右側から海水が川を遡上しています
川を遡上した海水が車にかかっています
新潟市西区寺尾の郵便局駐車場では液状化現象で車が道路に水没しました
新潟県は古代は海面下だったのでまさに砂上の楼閣です。地震ですぐに地面が液状化します

引用:日テレNEWS、ANNnewsCH

2024年

あけましておめでとうございます。
昨年はたいへんお世話になりました。

この目まぐるしい変化の時代、いつまでシトロエンをこれまでのように楽しめるのか想像もつきませんが、皆様のお知恵を借りながら、一日でも長くシトロエンライフを続けていきたいものですね。

CCQは本年4月をもって32周年を迎えます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

◆昨年末には巨匠がお亡くなりになるという衝撃が走りましたが、最近では巨匠のことをご存じないかとも多くおいでのことと思い、[CCQ小史]→[コラム]に[巨匠の思い出]として掲載しましたので、毎度の駄文でお恥ずかしい限りですが、よろしければぜひ御覧ください。
巨匠の人となりをわずかでもお伝えできれば幸いです。

◆CXオーナーのHさんによれば、今年はCXデビュー50週年とのこと。ああ、そうか!と思いさっそくCGの棚へ。

左は1974年10号、シトロエンのニューモデルとしてポール・フレールによる5ページに及ぶCXの紹介記事。右は翌1975年に日本上陸したCXが表紙となった8月号で奥にはDS。ちなみにこの号ではデビュー間もないポルシェ930ターボや、シトロエンのハイドロニューマティックサスペンションを採用したスーパーメルセデスの450SEL6.9の海外インプレッション、はたまた初代ゴルフの長期テスト開始など注目すべき記事が並んでおり、まだ免許もないのにやたらときめいていたあの頃が思い起こされました。

Bleu français

初の「広島ハイドロ会」、師走ランチミーティング。

期せずしてフレンチブルーの揃い踏み也り❢

以前、町中でお見かけして C5 で追走し(笑)、知り合ったこの紺色の DS21 1970年式の N さんは元歯科医だそうで、長野ナンバーの訳は別荘のある軽井沢での登録だからだとか(凄)

ということで、クルマ仲間の C6 2.7L HDI の S さんと一緒に、宮島の鳥居や弥山が一望できるお屋敷訪問。

そして奇遇なことに、S さんが何台目かの Xan に乗っていた頃、N 歯科医院に通院していたそうで、期せずしての十数年ぶりの再会をお二人とも喜んでらっしゃいました。

紺・バルモラル・濃紺の「仏式青」揃い踏み

当時、シトロエン話に花が咲いて毎回診療が滞るもんだから、スタッフだった奥様から「早く治療開始してくださいね」と注意を受けてたという笑い話も(笑)

ハイドロニューマチック、初期と最終型

シトロエン談議に時間も忘れ話し込み、流石におなかが空いてきたので、DS21 に乗せてもらって、三人一緒に近くのスープパスタ屋さんへ。

車中動画→ https://youtu.be/rP_6tasDMbU 

ナビはバックカメラ連動、ダッシュボードには方向指示器戻し忘れ防止用にちっこいLEDが貼ってありました。

アウトニーズでのレンタカー体験以来久々の DS、それも初の後席体験は実に至福でした。(蕩けました呆)

絵になります❢

おいしゅうございました❢

DSワゴン、一度現車を見てみたいもの
巨艦と小舟(笑)
お約束のアングル(笑)
2.7L HDI は、さぞかしトルクフルなことでしょうねぇ

因みに、この奥のガレージには、ビンテージのベントレー・ロールスロイス・ベンツの揃い踏みで魂消ました。次回は、N さんもかつて乗っていたという、S さんのランチア・フルビアと友人 M さんのフラミニアとで伊ランチャ大会に、というお話になり散会。

N さん、S さん、ありがとうございました❢

それでは、皆さん良いお年を❢

#DS21 2.2L 1970 #XantiaSX 1.8L 16V 5MT #C6 2.7L HDI

巨匠逝く

2023年も残すところ二週間ほどになりましたが、悲しい連絡がありました。

CCQ設立にあたり、最大最強の協力者であった巨匠ことTさんが、16日お亡くなりになったそうです。
享年89歳。

近年はすっかりご無沙汰してしまい、たまにお電話するぐらいでしたが、昔と少しも変わらぬ話しぶりであっただけに驚きました。
一度お訪ねしようと思いながら、ついにそれを果たせぬままになってしまったことは、なにより心残りです。

巨匠のご助力なくしてはCCQ設立もおぼつかなかったと思いますし、ひとかたならぬお世話になりました。
この原稿を準備するにあたり、アルバムやらなにやら、思い出すことがとめどなく溢れて心に迫りました。
謹んでご冥福をお祈りします。

(写真上)隠すように2CVの絵入りトレーナーを着ておられ、リクエストに応えて上着を半脱ぎに。すべてにおいて熱い情熱と強いこだわり、さらにはユーモアの心をお持ちでした。
(中)巨匠の代名詞でもあった初期型のGSクラブ-1015ccは新車から49年間ワンオーナー。写真の感じで白っぽく見えますが、ボディカラーは淡いクリーム色。ほかにDS23、CX、2CVなどシトロエンだけでも正確には把握しきれないほどで、ここ数年は日常の足として現行のC3を愛用されていたようです。主を失ったシトロエン達はどうしているのか…。
(下)ミーティング先で渓流釣りを楽しまれる巨匠。ジャンルを超えて何でもサラリとこなしてしまう自然体の達人でした。

予期せぬオドロキ

Amazonプライムに『アルフォンス〜君の男〜』というパリが舞台のドラマがあります。
その内容をここに書くのは、ややシトロエンから逸脱するようで憚られるのですが、後で繋がるのでお許しください。

主人公のアルフォンスは既婚者で、うだつのあがらないセールスマン。
念願だった家を買い、長いローンを抱えた矢先に会社をクビになり、妻にも言えず路頭に迷いますが、めぼしい職歴も能力もない40代半ばの男には、思うような仕事もありません。

彼は、幼いころ母親が家を出て行ったため父親から育てられましたが、女たらしという以外なんの取り柄もない父親は「男娼」として生計を立て、それで息子を大学まで行かせたツワモノで、その顧客はもう若くはないセレブの女性達。

破天荒な生き方をしてきた父親は、苦境に立つ息子を自分の「仕事」へ引き入れ、身なりから姿勢、声の出し方、詩の暗誦まで指導して自分の顧客の元へ送り込みます。
はじめはしぶしぶだったものの、やがて親譲りの才能が花開き、気がつけば顧客から顧客へと忙しく飛び回るようになり、すっかり魅力的な男になっていくのが笑えます。

その顧客の一人が政府高官の女性で、シトロエンは政官御用達という一面もあるのかC5Xが登場!
ついには、アルフォンスがC5Xを運転してパリ市内を走り、急げと云われて飛ばしたら警察に捕まるシーンがあったりと、ドラマ自体も面白いのですが、こんなオマケがつくとは思いもしませんでした。

もうひとつ、『アナザー』という2016年のフランス映画で、こちらは難解で見通すだけで疲れましたが、ワル社長の車がなんとSMでびっくりしました。さりげなくルノー16やBMWの02が出てくるあたり、時代設定が1970年代のようでした。

SMの登場シーンは短く、全編を通じて出てくるのは古いアメ車のサンダーバードなのですが、その素晴らしいコンディションとうっとりするようなボディカラーの美しさだけでも見た甲斐がありました。

追記;ちょっと調べていたら、このドラマに出てくるアルフォンスの奥さん役はシャルロット・ゲンズブールで、彼女はその名のとおりセルジュ・ゲンズブール(20世紀後半にパリで活躍したアーティスト、とりわけスキャンダラスな歌で話題となった「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」の作者)の娘さんで、その母親はあのジェーン・バーキンでした。どうりで面立ちにどこかで見たような気がしたのですが、大いに納得でした。現在ジェーン・バーキンの名は歌手や女優としてというより、あの有名ブランドのハンドバッグの由来としてのほうが知られているのかもしれませんね。
ちなみにセルジュ・ゲンズブールは現在のウクライナ出身、ジェーン・バーキンはイギリス、もっと見渡せば画家のシャガールはロシア、作曲家のショパンはポーランド、さらには日本の藤田嗣治など、いずれも他国からパリに移り住んで根を張り世界的存在へと登りつめた大物で、こういう人達は数知れません。パリという街にはそんな特別な土壌や力があることを思うと、ここで生まれたシトロエンが大衆車にもかかわらず他車とは一線を画していることも、当然のような気もします。

Xantia SX 1.8L 5MT

ご無沙汰しております。

最終型ハイドラクティブⅢ+のC5V6 3Lから、最終型ハイドロニューマチック Xantia SX 1.8L16V 5MT 1999年式 へ先祖返りのご報告。

2022年春、オランダで開催された Citro Clasica で見つかった24,000km走行の個体 ( https://bit.ly/3Mvhws6 ・ https://bit.ly/3Lt4KZV )です。2Lでないのは残念ですが、何よりMTが決め手でした。ちょっとした勾配もべた踏みな仕様のATに恐れ慄いて購入を断念した悔いが、約30年ぶり(笑)に解けるはず。

船便で到着後、国内新車登録の排ガス検査にかなりてこずったり、経年劣化のイモビライザーユニット修繕や、既知の必ず壊れる箇所の予防整備や弱点の改善&テスト走行を繰り返し、1年半程かかりました。

エンジンルームの様子 → https://youtu.be/J6StNl8m6Ck

いつも新旧シトロエン他で満員御礼の工場。


名残惜しいですが、委託販売で置いて帰ります(スマン、許せ❢涙)

納車ツーリングの記録 → https://bit.ly/3T91vy3・https://bit.ly/3R18S8g

約30年前、小林章太郎氏絶賛ということで横浜のユーノスで試乗し、座った途端に蕩けた時は皮シートでしたが、今回はもちもちのモケットシートにニヤケます。

そして電子制御満載のハイドラクティブから素のハイドロニューマチックの感触の違いに戸惑いながらの帰路、中国道をかっとんでいたら途中から爆音仕様に。。。

で、2日後にはとんぼ返りでドナドナされていくSX(泣)

なんでも、センターパイプ部にクラックが入っていたらしい。

折角なので、気を取り直し、代車 C5 2L を楽しむこととします。

以下、内外装とも、かな~り放ったらかし感のある代車C5 2L 670kmツーリングの私的感想。(委託販売で手元にない私のC5V6 3Lと比較して)

(旅の記録→ https://bit.ly/47l0kQd ・https://bit.ly/3Gb93IZ )

【エンジン】

鼻先に重いエンジンを積んでないので、素直なハンドリングは好印象。

この個体は、スポーツモードが反応しない状態で、音もガラガラいうしで、本来の実力を発揮できてない模様。それにしても高速巡行では5速目が欲しい。

出だしのもたつきはスロットルコントローラーで解消した3LV6のスムーズかつ力強さが恋しい(笑)

【シート】

予想通り、代車のハーフレザー布シートの圧勝❢

要らぬマッサージ機能のせいか、薄く硬いレザーシートは乗り味をスポイルしている。

【ハイドラクティブⅢ+】

2年前に足回りフル初期化した私のと比べると、手をかけられてない感じ満載の代車は、「どんぶらこ」感で言えば、「どんぶら」はするが最後の「こ」の絶妙な収束が足りないので、ただフワフワするばかり。整備の大切さを痛感、実力の50%ほどの乗り味ですなこの娘は。

ということで、今ここ(爆)

はてなブログ → https://kouheibasi.hatenablog.com/

みんカラ → https://minkara.carview.co.jp/userid/2565506/car/